9月13日の日経新聞の記事で、丸紅が植物工場のシステムを販売する事業に乗り出すと書かれていた。
2006年5月に施行された「残留農薬ポジティブリスト制」によって、基準値以上の農薬が検出されるすべての食品の流通販売を原則禁止され、安全・安心な食品の供給が義務化された事により無農薬、低農薬に対する消費者ニーズが高まった事で、採算的に難しい植物工場には追い風になっている。
植物工場は「野菜や苗を中心とした作物を施設内で光、温湿度、CO2、培養液などの環境条件を人工的に制御し、季節に関係なく自動的に連続生産するシステム」と定義されている。
植物の育成ラインを本棚のように縦方向積み重ねた立体的な構成をとることができる。
単位面積当たりの生産性が非常に高い。
害虫の侵入を防げるため、無農薬、低細菌で洗わずに食べることもできる。
蛍光灯やLEDといった熱放射の小さい光源が登場したことにより、わが国のような狭い土地でも、またビルや倉庫でも大量生産ができ、食料安定生産の補助的な役割を果たすことができる。
また、いざというときの食料安全保障になる可能性も秘めており、その期待を高めている。
大手町のこんなビルの地下でも、人材派遣のパソナが稲を栽培している。