1月2日は、お稽古始め・・今日から、毎日、外国の本を読む事にしました。
著者紹介・鳥山喜一(1887~1959)東大史学科卒。元富山大学長
1 黄土の恵み 黄河は、青海省の山奥の湖に発し、4000KMも流れ、渤海湾に注ぐ、中国第2位、世界第8位の大河です。黄土は、地質年代に、中央アジアから吹き送られた、ごく細かい砂が積もって出来た地層です。黄土が水に溶けて、黄濁しているので、黄河と呼ばれました。
黄河流域の新石器時代の遺跡からの人骨が、漢民族に似ているので、黄河流域には、およそ4千年も前から、漢民族が住んでいたのではないかと、推定されています。刈れらは、竪穴に住み、狩猟と農業・牧畜を営んでいました。
黄土地帯は、周りに森林もなく、肥沃な土地なので、早くから、農耕文化が発達しました。河南省・ギョウショウに、灰陶、特に、レキという3本の袋脚の土器(脚の中に、水を入れて、煮炊きをしていた)がありました。レキは、中国のあちこちで、見かけられ、レキのある場所には、漢文化が及んでいました。
山東省・ゾウシガイから発掘された彩陶は、土器の表面に、赤・黒・白などの彩色のある土器で、西方文化が、すでにこの流域に及んでいた事を示しています。(>>続く)
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