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カテゴリ:ダイエット
生物学では、遺伝子に情報として記録されていて、生まれたときから持っている体の形態や性質を遺伝形質、努力や習慣によって変わった要素のことを獲得形質と呼んで区別しています。
体型や体脂肪率には生まれつきの体質と運動や食生活などの習慣の両方が関わってきますが、今回は統計的なデータから、はたしてどちらの影響が大きいのか?という事について考えてみることにしましょう。 まずは遺伝子についてです。 日本人は人種で分類するとアジア大陸に多い「モンゴロイド」という人種に属します。 モンゴロイドは主に寒いところで暮らしてきたので、耐熱を奪われないように脂肪を蓄えやすい体質に進化して来ました。 そのため3人に1人は肥満遺伝子を持っていると言われており、体質的には太りやすいのです。 欧米人はどうでしょうか? 正確な数値については分かりませんが、コーカソイドと呼ばれる人種が多い欧米人は狩猟民族であったためモンゴロイドに比べると沢山の栄養を必要とする体質だそうです。 つまり、同じ食事をしていれば欧米人の方が日本人より太りにくい(という人が多い)と言えるでしょう。 遺伝子の性質が分かったところで、最後に肥満人口の割合を比較してみましょう。 日本でも肥満は社会問題の一つになっていますが、世界的に見れば大した事はありません。 仮にBMIで30以上の数値を肥満とした場合、肥満人口のの割合は男性で1%、女性で3%程度です。 (もちろんBMI30以下なら肥満ではないというのはものすごく甘い設定だとは思いますが、世界規模で肥満の比較をするとなると、に見るとこれくらいの所で線を引く必要があります。) これに対して遺伝的にそれほど太りやすくないはずのアメリカ人は肥満人口の割合が男女ともおよそ30%にも上ります。 一人一人の太り方に関しても、日本人など足元にも及びません(笑) アメリカ人に肥満が多いのは主に食生活にその原因があると言われていて、最近では学校などの施設でカロリーの高い飲み物の販売が規制されたりもしています。 この統計的な事実から見る限りでは、生まれつき持っている遺伝子よりも食生活などの要因の方がはるかに影響が大きいのではないかと思います。 逆に言えば「体質的に太りやすい」ということは、太っている事に対しての言い訳にはならないということになってしまうのかもしれませんね^^;。 **本日の相互リンクサイト様 高校野球記録帳&高校野球画像 高校野球の過去の記録と画像を掲載しています。芸術的な写真が多いので野球ファンの方は是非どうぞ^^ *juan*のつぶやき♪ 管理人さんの経験したあらゆるダイエットの失敗談と、リバウンドしないよう毎日の食事、運動を紹介されています。 →人気blogランキングへはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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