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カテゴリ:極めてくだらない話
本日の日誌はKEN☆KUNさんが当ブログのコメント欄に書き込んで下さった「接待ジム」という話を元にしたフィクションです。私の妄想により非常に下らない内容となっておりますのでご注意下さい。
m(__)m 西暦2014年、予防医学の発達により、様々な企業において「社員の健康を維持する事が企業統治の必須条件」とみなされるようになり、社員専用のフィットネスジムなどを設立する企業が急増した。 またこれに伴い、従来はゴルフ場や料亭が一般的であった接待の様相も多様化し、社内に設けられたVIP専用のトレーニングルームや会費の高い高所得者向けのフィットネスクラブに取引先の重要人物を招き、営業社員がお世辞を交えながら運動時間を共有するという接待のスタイルが一般化した。 これがいわゆる「接待ワークアウト」である・・・ 「S君、次の週末の接待ワークアウト。根回しは大丈夫なんだろうね?」 「はい、一応総務部にVIP専用ルームの使用を申請してあります。金曜に事前清掃とリネンの交換も手配しました。」 「そうか、お土産は用意したか?」 「はい、ブランド物の高級タオルとトレーニングベルト、それとバギーパンツにしたのですが宜しかったでしょうか?」 「なるほど、タオルは悪くないが、ベルトやバギーパンツは止めた方がいいな。取引先のT部長は熱心なトレーニーだから当然愛用の物をもってくるだろうし、好みやサイズの問題もある。プロテインやクレアチンなどの消耗品が無難だろう。」 「わかりました。早速手配します!メーカーや味は・・・これも好みの問題がありませんでしょうか?」 「3年前はザバスを愛用されていたようだが、主要なものは全て買い揃えておきなさい。ワークアウト中にさり気なく好みを聞いて、帰りに渡せばいいだろう。」 「な、なるほど、勉強になります」 「ハハハ、緊張しているようだね。S君は接待ワークアウトは初めてかね?」 「はい、一応準備をと思って近所のジムには通い始めたんですが、まだまだ体力不足で・・・体幹筋以外の筋肉の名前も把握しきれていないので、きちんとT部長に満足していただけるかどうかが心配です。」 「いいかい、S君。接待ワークアウトに大事なのは体力じゃない、相手をもてなそうとする気持ちだよ。体力や知識は平均より劣っているくらいで丁度良いんだ。」 「そういうものなんですか。」 「そうさ、君はまだ若いんだからT部長に教えを請うというスタンスで責めなさい。T部長の筋力・バルク・容姿を誉めてさし上げる事だな。」 「ありがとうございます。とても参考になります」 「あくまで接待だからな。自分自身は一生懸命さをアピールしつつ、間違ってもT部長よりも重いウェイトでセットをこなしたりしてはいけない。6月にR証券の接待ワークアウトがあったんだが、営業二部のO君が先方の重役のMAXの2倍の重さで得意げにベンチプレスをやったもんだから、あやうく契約がダメになりそうになってなぁ」 「異動の原因はそれだったんですか・・・そう言えばOさんって元柔道部でしたよね。」 「くれぐれもT部長のご機嫌だけは損ねてくれるなよ。君は当日、ダンベルを握ると同時にわが社の命運も握ることになるんだからな」 「はい!頑張ります!」 「そうそう、ところで当日、スクワットだけはやっちゃいかんぞ。」 「え?なぜです?体幹筋の重要種目だと思うのですが」 「T部長は上半身しか鍛えないんだよ。脚は全く鍛えていなくて細いから、いつもジャージで隠している。上半身だけを誇示するいわゆる”タンクトップ・ビルダー”なのさ」 「はあ・・・」 追伸.KEN☆KUNさん、接待ワークアウトのイメージってこんな感じですか?(笑) ***本日の相互リンクサイト様 (姉妹サイトと相互リンクしていただきました^^) 週末は男のこだわりカレー 医食同源をテーマにカレーレシピ・雑学を紹介しているサイトです。ダイエットに適したカレーって知ってますか? さよなら!セルライト 下半身太りやゾウ脚やデップリ太ももの元凶「セルライト」対策ならこのサイト!ダイエットだけじゃセルライトは無くなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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