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カテゴリ:あれこれ気になる
よくもまあ、狭いところにぎっしり建てたものだ。 銀座のとあるビルの屋上から撮影。となりのビルは工事中だが、撮影のため登ったビルも取り壊し、建て直すという。 見たところそれほど老朽化しているようには見えなかったが。 おそらく50年も経っていないだろう。もったいない話だ。 法隆寺など千年になるというのに! しかも、千年でもっとも強度がでると聞いた。 鉄筋コンクリートは千年はおろか、百年で老朽化するらしい。 最近TVで、広島、厳島神社本殿がいかにして(台風時)波浪から守られているかや、法隆寺五重塔などの強度調査研究の番組を見た。 五重塔などは驚いたことに、中心の心柱はそれぞれの階の構造物とはいっさい固定されず、接触もせず、細い中央の空間に一本通っているだけだという。 その結果、地震の際、心柱はまわりの階層とは逆の振幅で揺れを相殺し、地震に耐えるのだという。 この原理は今、高層ビルに活かされるようになったらしい。 日本の昔の知恵も、異文化によって否定されたり、あるいは継承も混乱状態に陥ってきたようだ。 しかし、国それぞれ、建築には気候風土に応じた環境条件がある。うまく異文化も織り交ぜながらも、昔の技術を伝承し、後世に残さなければならない。 それにしてもガラス張りのビルが多いが大丈夫だろうか!怖い怖いー この写真、銀座とは思えないが、まぎれもなく銀座の一部!デスー いずれはここにも安っぽいビルが建つのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 15, 2005 12:11:08 PM
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