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Hassysanta

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January 20, 2007
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カテゴリ:あれこれ気になる

シマノ・02アルテグラ5000の故障




「アレレーーーーーーーッ?」

ハンドルが回らない!
ドッどうしてくれるんだ、シマノさん!←アタフタ

ラインローラーのすき間にラインが入り込んでしまった。
そこで無理やりハンドルを回したものだから、PEラインにキズがついてしまった。
魚はバレるしそのうえ根掛かりだ!←ガックリ

ローラー分解

写真のようにラインローラー(シマノ名称ではアームローラーという)にはベアリングが1個しか入っていない。
                                                                                                      

ローラー移動

また、ラインの量によってローラーが移動し、摩擦しながら回ることになる。
部品のあそびや、ベアリングそのものにもガタ(全ての機械はあそびがなければ動かない)があり1個のベアリングだけでは軸に対してローラーの偏りや揺れなしには支えることができない。

その揺れや偏りでローラーがアームカムなどに触れ摩擦する。
座金やジュラコンのスぺーサーで揺れを止めている構造だが、つまりたえず摩擦することでそれらの部品が摩耗するのだ。

ローラーの溝はおよそ直径10.7mm、1回のリトリーブで100メートルラインを巻き取るとしてローラーは約3000回転。
釣行1回で100回投げれば、なんと30万回転! もするわけだ。

もちろんベアリングはOKだろう。
しかし摩擦する部分がもたないわけだ!

2台のアルテグラのうち、1台はジュラコンスぺーサーが磨り減って無くなっていた。
そしてラインローラーが左右斜めにすき間ができてガタガタ、そこにラインが食い込んでしまったのだ。
そのうえ、アルミ製のアームローラー座金も錆びていたためか回転も不良だったのだろう。

              

ベアリングの使い方

ラインのテンションを受けると ラインローラーがさまざまな方向に踊り傾くことになる。
この点では ダイワリールもほぼ同じ構造だ。
ベアリングは「ARB(防錆ベアリング)採用」などとハデに宣伝しているが、 これじゃねー!

ラインローラーに1個のベアリングでは問題がある。
2個もしくはダブルボールや、円筒、または針状コロ状のローラーベアリングでなければならない。


ブレ止めにスぺーサーなどは間に合わせ的で、みるみる摩耗する。
座金やスぺーサーを真鍮で自作したが、やはり摩耗には変わりがないので定期的に点検し、製作、交換している。
じつに面倒だ。←歯がゆいナー


ツインパワーなどでは2ベアリングもあったようだが、ダイワ製品では、ジュラコンカラーのみで、なんとベアリングなし、などさまざま。


★リールに使われているベアリングの数は上級(高額)機種ほど多い!
グレードを代表する違いであるかのごとくカタログなどにベアリング数が記載されている。
アルテグラは4個のボールベアリング使用だがステラではなんと十数個のベアリングが使われていて、ハンドルにも入っているという。
さぞやなめらかに回転することだろうが、私に言わせれば「ムダ」
それに、私のようにメンテをしない人にとっては、ゴミや塩の浸入が心配だ。シールタイプかオープンか知らないが。
ベアリングは古くなって固まったオイルやゴミなど異物に弱く、また塩の結晶が内部に入り込むと「塩ガミ」でかえってベアリングは回転不良をおこす。
アルテグラでも最低限必要なところにはベアリングを使っているので回転に不満を感じたことがない。←負け惜しみではないゾ!


ベアリング数は高性能をめざすことより“上級機種”として堂々と 高価で売るための一手段のように思えてならないのだ‥‥‥

とにかく、ラインローラーに2個入れてほしい。←ベアリング代ARBでも1個千円ほど高くなるだけだ!

後日、ライン(アーム)ローラー、2ベアリング仕様に改造できるか検討してみるつもりだが、その折りには是非ご紹介したいと思う。



ラインガイド

★そういえば、ミッチェル300や日本製のリールなど、昔のリールでは回転もしない固定式、ローラーなしというのが殆どだった。そのため クロームメッキやタングステンカーバイドという硬い金属を使用して、ラインを方向転換させていた。
(ミッチェルパーツリストではラインガイドという名称のようだ)(写真↑)

ラインはただただ摩擦され続ける、つまり細い金属棒でしごかれていたわけだ。
さらに、昨今のようにPEラインもなく、ナイロンモノフィラ、スプールへの巻きグセ以上にラインにカールをかける、という最悪の状態のように思われる。
が、それでも長年、誰もが使ってきたわけだが、今思うほど気にしていなかったのは何故だろうか。

ビンテージで人気の ミッチェル408などもさんざん使ったが、当時「ウインドノット」と言って風のせいにしていたような気がするが、無風でもけっこう束になって飛んでいったりロッドガイドに詰まった記憶がある。
実はかなりカールしていたのではないかと今になって思うが、一方では細いラインにこだわっていたためか、比較的カールしにくかった面もあったのかもしれない。



★最近買った現行製品アルテグラは“段差のないベールアーム”と共にローラー構造が変更されているようだ。
ちょっと見たところ、なんとなく怪しい位置にローラーベアリングが入っているようだ!

それに(逆転)ストッパーがボディー下に移動したことと、しかも小さいので非常に操作しにくい。

しばらく使ってみてどうなることやら‥‥‥←不審感いっぱい




さまざまな故障や気になる点を振り返ってみてつくづく思う
「日本の釣り具メーカーの物作りの姿勢ってこの程度なんだろうか!」




(~ヘ~;)ウーン



ところで、ブログ管理画面がリニューワル(悪)して使いにくいナー!  「ソー思いません?」

なんとなくブログも面倒になってきました‥‥‥







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最終更新日  February 5, 2007 10:38:01 PM
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