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カテゴリ:映画
『メゾン・ド・ヒミコ』公式サイト
マメ情報 ジャンル;ヒューマン 制作年度/国;'05/日本 配給;アスミック・エース 監督;犬童一心 出演;オダギリジョー、柴咲コウ 観賞劇場:9/22(木)KBCシネマ1.2 ◆STORY◆ ゲイのための老人ホームで繰り広げられる、ゲイの父、その娘、恋人の奇妙な三角関係。 ******************* とにかく、オダギリジョーがかっこいい!スタイルいい!文句なし好きになります。 あと、ゲイの方々の味が良く出ていて俳優の方々も最高です! ただ、全体的にストーリーをみると。。。 なんと言えばいいのか。 ・ ・ ・ 一粒のキャンディを舐めていて、 オレンジ味→アップル味→パイン味(なかなかいいじゃないかあ!おっ?まだあるぞ) →抹茶味→青汁味(苦!!)と言ったところでしょうか。 メゾン・ド・ヒミコというゲイの暮らす老人ホームの風景は綺麗です。 海が目の前に広がり、バスが走り、静かな情景がありありと伝わります。 気持ちのいい曲が流れ、卑弥呼(ゲイ父)の着ている衣装は色鮮やかで美しい。 十分に、アート感は伝わります。 しかし、何がどう味が変わっていったのか。 7割程で、ダンスホールで踊るシーンがあるのですが、あそこくらいでまとめて終らせてほしかった。 とにかく、それからが抹茶味になって行ったのです・・・ 三角関係にとどめておけばよいものを、もてない沙織(柴崎)の性の追求が長い。 それなりに意味があるのはわかるのですが欲張らずにカットできるところは、 カットしてパインで終らせてましょう。 ******************* あと、小学生にも話が入りすぎかなぁ。 岸本(オダギリ)が追い返したのに、1人だけ後日「手伝います」と言ってホームの雑用を申し出る。 帰り際に、岸本を見つめる。意味深に、ジーッと←――---(o _o) なに?なんなのこの子は?今までゲイ達をからかってたのを反省して改心したっていうの? それとも、ゲイの道に片足突っ込んだって言いたいの? こういうのは、省いてもっと短く濃くして頂きたい(+_+) それぞれの人物像などには、こだわりが感じられました。 卑弥呼役の田中泯さんはもちろん、その他のゲイ役の方々。本当良かったです。 特に、私が好きだった方は女装に憧れていた山崎さん役の青山吉良さん。 ダンスホールでのシーンは私も泣きそうでした。 柴崎コウに触れていませんでしたね。何かで「今回はブス役にしてみた」と話しているのを 聞いていたので「あ~、はい、そうですね」という具合にしか感じませんでした。 岸本とベッドに座ってる時も、ドキドキ感は伝わってきません。 演技が手に取るように伝わるからです。 彼女に比べると、オダギリジョーの演技は自然で本当良かったです。ひいき目ではなく。 ******************* <総評>60点 パイン味(ダンスシーン)までは★4つ。青汁味(最後)まで行くと★2.5です。 photo book サウンドトラック 単行本 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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