|
テーマ:DVD映画鑑賞(13591)
カテゴリ:映画
『運命じゃない人』公式サイト
制作年度/国;'04/日本 ジャンル;ヒューマン 発売元;エイベックス 上映時間;98分 映像特典;劇場予告編/メイキング映像(30分)/初日舞台挨拶、 国際映画祭(30分)/インタビュー集(15分) 監督;内田けんじ 出演;中村靖日/霧島れいか/山中聡/山下規介 ◆STORY◆ 彼女にふられたサラリーマンが、親友である探偵にレストランに呼び出され、婚約を破棄されたばかりの見知らぬ女性と意気投合。その裏では、ヤクザの組長が絡む、もうひとつの事件が進行していた。 *********************************** 第58回カンヌ国際映画祭 フランス作家協会賞など4部門を受賞!! 本作が劇場映画デビューとなる内田けんじ監督。 一晩の出来事で、5人の登場人物が巧妙にシンクロしていくさまは素晴らしい。 「あ~、この車はこいつだったのか」とか「だからこうなったんだ」など、謎解きの快感が面白い! 核になるのは冴えないサラリーマン宮田。 宮田の周りには、宮田の中学からの親友で探偵の男。宮田の元彼女。 元彼女が付き合ってたヤクザの組長。 そして、ストーリーは婚約破棄された女のシーンから始まる。 どうしても、無名の監督や俳優だと「どうせ邦画」という感じがぬけなかった。 婚約破棄された女が宮田の家までいく出だし15分くらいはどうもかったるかったが、 それもジェットコースターの少しずつ上る序盤みたいなものだった。 一人一人クローズアップされ、細かい状況が見えてくる。たった一晩の出来事なのに とっても濃い一晩だ。「24」ならぬ「12」といったところか。 余談だが、「THE有頂天ホテル」も、もう少しこの作品みたいに肩の力が抜けたような 軽い感じがあったらもっと良かったのにと思った。内田監督の今後が楽しみです。 *********************************** <総評>観て損はなし!90点 ちょっと、全体的に画面が暗いのが残念だが、最後もきれ~いに丸く収まる感じは気持ちがいい。 出だしが、少々かったるいがそれも最初だけ! ◇気持ちの流れ◇ Before:本当に賞を取っただけの作品なんだろうか?(疑惑) After:さすが賞を取っただけの作品だなあ~^^(賞賛) 暇な時にでも、ご覧下さい。なかなか日本の新人監督もやりますよぉ~(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|