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カテゴリ:映画
ナルニア暦1000年――《その国》は春を奪われ、100年の冬に凍えていた…。
『ナルニア国物語/第一章:ライオンと魔女』公式サイト 制作年度/国;'05/米 ジャンル;ファンタジー 上映時間;140分 配給;BV 監督;アンドリュー・アダムソン 出演;ウィリアム・モーズリー/アナ・ポップルウェル/ティルダ・スウィントン 観賞劇場:4/12(水)丸の内ピカデリー1 ◆STORY◆ 偉大なる王アスランが作った神秘の国ナルニア。この国は冷酷な白い魔女によって、永遠に春の来ない冬の世界に閉ざされていた。白い魔女への恐怖と心まで凍てつくような寒さの中で、ナルニア国の住人たちはひたすらに祈っていた。偉大なる王アスランの帰還と、4人の真の王が現れるのを…。 *********************************** 文部科学省認定作品/2006年度アカデミー賞メイクアップ賞他ノミネート いっや~、私はこの作品かなり面白かったです。 結構、酷評うけていましたがいいんです。この作品。好き 子供向きだとか、いきなり戦って強いはずがない、CGばかりなどと突っ込んでては この世界観に入り込めません。 古い衣装ダンスの中に"もう一つの世界"があると考えただけでワクワクしませんか。 のび太の机の引出しにはタイムマシーンがありますし、押入れの中も怪しいもんです。 「モンスターズ・インク」もクローゼットの中から出てきていましたね。 観ながらどうしても「ロード・オブ・ザ・リング」と比較してしまいましたが、どちらも英国のおとぎ話。 「ロード~」の先に公開されていたら、「あの映像不可能とまで言われた~」というコピーがついたんだろうなあと思いました。とても素晴らしいナルニアの世界でした。 動物もいっぱいでてきますので、動物好きにはたまらないかな^^ ビーバーなんて最後、"鎧"きてますしね。。。チーターとかは着てないのに・・・ まぁそんなことはおいといて、大人でも充分楽しめると思います。 <俳優>************************ 私が注目したキャラは、”白い魔女”。もう、なんといってもティルダ・スウィントンは、はまり役です! この作品が作られるにあたり、「彼女しか考えられなかった」と監督はいってますが、 彼女の方も2つ返事でOKしたとか。美しくそして強い。 最後の戦いに白くまのソリにのって登場するときなんか観てるこっちが迫力負けしそうでした。 魔女の衣装も見どころですね。 7つの衣装を作ったらしいですが、4人がきてから魔力が少しずつ衰えていくにつれて衣装も変化してます。でも、凛とした美しさは彼女が持ってるものなのでしょう。変わりません。最後の戦いのときなど、どれが髪でどっからが衣装のファーなのか区別しにくくライオンのようですよ。 ちなみにこの、ティルダ・スウィントン。「コンスタンティン」の天使ガブリエル役です。これも印象的でした。 4人兄弟にも少しふれますと、長男ピーターと長女スーザンの顔が本当の兄姉みたいにそっくり。末娘ルーシーは、2000人から選ばれただけあって可愛いだけじゃない、その大人顔負けの演技には知性が加わっています。白い魔女からお菓子で釣られる次男エドマンドも、いたずらな目が印象的です。これから、どういう作品に出て行き、この続編とかもでるのか楽しみですね。ハリーポッターのように今後、4人が成長していくのだろうか・・という違った心配もありますが。特にルーシー。小さいだけに。 *********************************** <総評> 映画を観た後に「あ~っ、面白かった(^∀^)」と言える作品は貴重です。 「見た甲斐があった」「これならお金をだしても惜しくはない」と言わせる映画もまたしかり。 本作品は、まさにこれにあたった作品でした。私には。 もちろん感じ方はそれぞれですが、ファンタジーっていいなって感じです(^-^) 自分がまだ子供で、いろんな空想をしていた頃こういう衣装ダンスがあったらどうしますか? きっと、ルーシーのように目を輝かせることだと思います。そういう気持ちをずっともてたらいいですね。 あと、7章まであるんだからどういう終わり方をするのか大変興味深かったです。 「ロード~」の1なんて、パツン!!って終わって愕然としたのを覚えていますので・・・ でも、終わり方も良かったなと思いました。 なんだか、誉めてばかりですがたまにはいいかな^^ うん。観て良かった。 楽天ブログランキング←クリックしてください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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