|
テーマ:DVD映画鑑賞(13594)
カテゴリ:映画
1972年『ポセイドン・アドベンチャー』
原題;The Poseidon Adventure 制作データ;1972米/20世紀FOX ジャンル;パニック 上映時間;117分 監督;ロナルド・ニーム 出演;ジーン・ハックマン/アーネスト・ボーグナイン/レッド・バトンズ/キャロル・リンレイ ◆STORY◆ 1400名の乗客を乗せてニューヨークからギリシャに向かう豪華客船ポセイドン号が32メートルの大津波に襲われ転覆爆破し、生き残った船客が超人的な勇気で脱出をこころみる姿を描く。 *********************************** 私は、この映画が大好きで何度も観ました今上映中の『ポセイドン』のレビューを書いていたら分けて書かないと書けない量に気付き、今回1972年版と2006年リメイク版をわけて書きます。 何が面白いかって、まず、逃げる時に必ずリーダーの素質を持つ男性が頭角を現し皆を引っ張る のですが、それが2派に分かれます。 一人が「船首に逃げた方がいい!」というと悪役顔のジーンハックマンが「何言ってるんだ!逆に逃げなきゃダメだ!」となり、それこそ命にかかわる選択をその場に居る人たちは決めるわけです。 どっちについていこうかと・・・この派閥が面白い! あっちに人がつかれると、ちょっと悔しいんですよね。花いちもんめのような感じかなあ。 あとは、それこそCGは負けるもののそれゆえにリアルで、炎の中を落下するところなど見ものです。 あそこの取ってを右に回せば逃げれるが、それをする人は死を覚悟しなければならない場面。。。。 そこで、命をなげうって熱くなっている取っ手に飛び移りドアをあけ、自ら手を離し炎の中に落下 リメイク版は【水攻め】というイメージでしたが、1972年晩は【火攻め】のイメージが強いです。 とにかく、皆が助け合い2派の派閥も助かりたいからでの衝突で、各自正しい!!と思っているのです。 まあ、私ならジーンハックマンにはついて行きませんが。。。 *********************************** <総評>★★★★★ 2006年リメイク版に比べるとCGでは負けるものの(当たり前だが)、 リアルさはとてつもなく伝わってきます。 みんなドロドロになって必死で上へ上へのぼり、少ない希望を抱いて出口に向うさまは圧巻です。 老夫婦が逃げていたのですが、夫人がなくなると旦那も「残るから」という気持ちもわかるような気もしますし。これをみると、頑張ろうって気になります。。。。 リメイク版は綺麗で、逃げる人たちも若々しく力みなぎっていますが、 この1972年版は臨場感溢れていてまさにリアルです。是非ご覧下さい。 そうそう、1972年のリメイクが以前にも出ていてその名も『ポセイドン・アドベンチャー』 なんかね、テロリストも乗っていて、ハリケーンに巻き込まれると同時に、 テロリストの仕掛けた爆弾が爆発するらしいですよ(^m^)大変ですねこれゃ ジーンハックマンがでているやつです~お間違いのないように。。。 明日は、『ポセイドン』の感想を書きます(^_-)☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|