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カテゴリ:お勧めBOOK
『エルデスト 宿命の赤き翼』
エルデスト(上) エルデスト(下) ◇内容◇ エルフの国にたどりついたエラゴンとサフィラを待っていたのは、数百年を生きた<嘆きの賢者>と知られざる黄金のドラゴンとのきびしい修行の日々だった。一方、エラゴンの故郷では、従兄ローランと村人たちが、帝国に殺された家族の復讐を心に誓っていた。亡き将軍の娘ナスアダに率いられたヴァーデン軍に、屈強で情け深いドワーフの王とその臣下たち、さらにローランとともに決起した村人も加わり、帝国への反旗がひるがえろうとしている…… *************************************** この本は、12/16(土)公開の『エラゴン 意志を継ぐ者~ドランゴンライダー~』の続編です。 映画の原作を読もうと思ったら、間違えて 『エラゴン(1)』を飛び越して『エルデスト(2)』を先に読んでしまったんです・・・ 最初、4Pほど前回のあらすじがかかれていたので「なんて端折ってるのかしら」なんて思っていたら、私が間違えていた・・。それにもめげずに読了しました ◇内容◇(1) ドラゴンと心をかわすライダー族、エルフ、人間、ドワーフが共存する平和な世界だった。しかし、邪悪なライダー、ガルバトリックスと<13人の裏切り者>が、ライダー族とドラゴンを滅ぼし、アラゲイジアは暗黒の帝国となった――少年エラゴンは、スパイン山中で青い卵を拾った。孵った青く輝くドラゴンは、サフィラと名づけられる。サフィラはいう――おまえは選ばれたのだよ。掌に銀のしるしをきざまれたエラゴンの使命を負った長い旅が始まった…… (2)では、エラゴンが立派なライダーになるために修行して、仲間のために戦う様が書かれています。みんなが認めるライダーになるための修行はとても苦しくつらい。 しかし、それを乗り越えた時、自信、信頼、名誉いろんなものを手にすることができる。 『結果も大事だけど、過程も大事だよ。』と、言っているようです。 エルフやドワーフといい、「ロード・オブ・ザ・リング」の名称と同じなんですよねえ。 これって、とてもわかりやすいんだけど「いいの?」って気もします。 エラゴンの修行と平行に、従兄弟のロワードの逃亡生活もかかれていてリズミカルに読めます。 そして上巻のエラゴンの修行での苦悩が、下巻の戦いの時に一気に花開きます。 まるで、『ロード~』の番外編を読んでいるかのようです。最後の戦いにはドキドキしました *************************************** <総評>★★★★★ 映像で観るのがとても楽しみです。でもジブリ作品としても観たいなって気もします。それはそれで、「ナウシカ」のように見ごたえがあるでしょう。 是非、「エラゴン(1)」を読んでから読んで下さいね(^^*) ファンタジー・アドベンチャーとしての読み物として★★★★★です ちなみに著者は当時17歳。最初は自費出版だったのですが口コミで評判になり、 第2弾では発売一ヶ月で30万部が増刷されたというからすごいですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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