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テーマ:映画館で観た映画(8346)
カテゴリ:映画
『あるいは裏切りという名の犬』公式サイト
制作データ;2004仏/アスミックエース ジャンル;サスペンス 上映時間;110分 監督;オリヴィエ・マルシャル 出演; ダニエル・オートゥイユ/ジェラール・ドパルデュー/アンドレ・デュソリエ 劇場:1/17(金)テアトル銀座 ◆STORY◆ パリ警視庁オルフェーブル河岸36番地に、二人の警視がいた。人望があり正義を信じるレオ。もう一人は権力志向の強い野心家のドニ。親友だった二人は、今は次期長官の座を競うライバルとなっていた。市内で多発する現金輸送車強奪事件を巡り、交錯する男たちの思惑。ドニの裏切りで、レオはすべてを奪われ投獄される。7年後、再会した二人の運命はどこへ向かうのか…。!? ********************************** フランスの刑事ものなので大して期待していなかったのです。雰囲気も暗そうだし。しかし、 いっや~、良かったですよ。引き込まれますよ!脚本がしっかりしております。 出だしから、音楽がかっこよくってと画面とピッタリ で、混乱しやすいのは警察もかなり暴力的だからどの一派が警察でどれが悪人かの区別がつきにくいこと。最初は、本当わからなくって、「え警察なのあなたたち」って。。。 拉致する手際もとても見事で、ここでも「警官なのね・・・(*_*;)」って驚きました。 と、出だしで軽く驚いたところで話は人望の厚いレオと、野心家のドリの話へ。 レオが仮出所中の男に“殺人のアリバイ“と”連続強盗事件の犯人の名前”の交換条件を 呑むのです。で、それを知ったドニは内務調査班にちくっちゃうわけです。 何が正義かってことで、これまた意見がわかれそうですけどね。 レオを慕う警官たちの気持ちがとても理解できて、良かったです。 ********************************** <総評>★★★★☆ 暗いだけじゃない、しっかりとしたストーリーとスタイリッシュな音楽。 フランス映画の刑事ものの中で一番良かったです。 あぁ、ひとつだけ。レオとドニの昔はあった友情がいまはない。理由はレオの奥さんを取り合いしたからだとか。でも、ここの説明がされてないので、2人がもってた友情に関してはちょっと詰めが甘いかな。 でも、全体的におすすめ作品です。 しっかし、鼻が見事に折れている警官が多いですよ~(^m^)それが条件なのかも。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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