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たどりつけるまで・・・。
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j ある伝道者の日記。

エイジーチャンクリの日記 [全274件]

2011/09/08楽天プロフィール Add to Google XML

嗚咽して泣いた。  (2)

最近、嗚咽して泣いたことってあったかなと考えると、

ちょうど、一か月ほど前、とある少年の審判に立ち会った時だ。

 少年院送致が相当という事案、そんな雰囲気の審判、

そして、終盤、弁護士、調査官、裁判官が、審判の部屋を出て、

協議を始める。

裁判室に残されたのは、少年、両脇にそのお父さん、お母さん、そして、右側の1mほど離れ

た座席に、鑑別所の教官。そして、少年のすぐ後ろにわたし。

 審判の結果はどうなるのか?

その緊迫した状況の中で、父は少年の左側で、少年の左手をギュッと堅く握りしめている。

右側にいた母親は涙をこらえきれず、くしゃくしゃになった顔で少年を見、そして、少年の右

の手を強く掴んでいる。

 わたしはそのお母さんの顔を見、その親子の姿を見ていて、涙が止まらなかった。

我慢しても我慢しても、嗚咽して、涙がこぼれた。

 自分の傍で、痛いくらいに手を強く握りしめ、泣いてくれる両親がいるこの少年はなんと幸せ者だろう。そう思った。

なぜ、わたしは親子の愛や絆を見ると、涙が出るのだろうか・・・。

 自分の手を強く握りしめて泣いてくれる人が傍にいたら、犯罪は確実に減るだろう。

 人は人を愛するように努めるべきだし、人は人から愛されやすいように努めることが出来たらなお良い。

 「愛のない者に、神はわかりません。なぜなら、神は愛だからです。」第一ヨハネ4:8

あれから一か月、その彼と、仲良く歩んでいる最中だ。


Last updated 2011/09/08 11:57:08 PM
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2011/08/23

浪速少年院 脱走について。  (11)

10日ほどまえの話題であるが、我が母校・浪速少年院から、収容されて8か月目の少年が鉄格子を切って脱走した。



約1年の収容期間を考えると、8か月目の彼は、ふつうでいえば、あと、4~5か月で出院であるのに、

なぜ、逃げたのだろうか?



親が引受人になってくれず、収容期間が過ぎても出る見込みがなくて、やけを起こしたのか?



どうしても、今、社会に出て何かをしなければならないそんな思いがあったのか?



わからないが、ショッキングな話だ。



5月に所属する団体の仲間と、同少年院に講話に行かせていただいたばかりだし、当然、3か月前のことだから、



その少年もいたはずだ。



僕たちの講話をどう聞いてくれていたのだろう。



非常に残念だ。



脱走しても、また、捕まれば、いろんな意味で振出に戻ってしまうではないか?



収容期間も伸びるであろうし、教官の先生方との信頼も一からやり直し、



逆送されるか、特少に行くことも考えられる。



こういう場合は、速やかに最寄の警察署に出頭して、自首するのが一番だ。



なぜなら、罪に罪を重ねても、自分の目指した道が遠回りになるだけだ。



脱走したことは愚かなことだが、犯してしまった罪のあとに、どう行動するか?



それも大切だ。



わたしは神に、その少年がいち早く、自首してほしいと祈りたい気持ちだ。



少年院の教官には、人格的にも優れた方が多く、非行少年の更生に情熱をもっておられる



方々だ。



まさか、脱走されるとは思いもしなかったと思う。



少年院によっては、比較的に鉄格子などがあえて置かれていない、半開放的な施設もある。



そういう施設で逃走ということは、希に、希にあるが、



浪速少年院のような厳重な警備体制のところで、鉄格子を切るなど、本当に驚きを禁じ得ない。



 クリーニング科、電工科、溶接科、木工科、板金科、どの作業場でも、工具などを持ち出すのは不可能



であるのだが・・・。



これは、職員の不注意というより、事故ともいえる。



浪速少年院の元生徒としては、考えられることではない。



その少年の速やかな確保を願う。どうせ、確保されるなら、速やかな自首を願う。



人間は失敗をする。しかし、失敗した後、立ち上がれば、また、やり直せる。



その少年に伝えたい気持ちだ。



Last updated 2011/08/23 10:50:43 PM
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2011/08/14

明治という国家

司馬遼太郎の「明治という国家」を読んでいます。



自宅で預かっている少年が、一日数回、読書感想文を書いたりするので、



その時間、身近な大人であるわたしも、模範を示そうと、難しそうな本を読んでいます。




Last updated 2011/08/14 11:16:26 PM
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2011/07/15

ゴスペル演歌!  (1)

乞うご期待!!fesww


Last updated 2011/07/15 11:59:36 PM
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2011/06/16

新宿とITCN

近々、新宿の某更生保護施設に見学と勉強に行きます。



久しぶりに東京方面にいる友人と再会する予定です。



 関東圏に住んでいない日本人はやはり、東京に行くというと、



まんざらでもない、嬉しい気持ちになるのは



わたしだけではないと思う。



月曜日朝は、お茶の水のITCNの集会に参加しようと思う。






Last updated 2011/06/16 11:10:43 PM
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2011/06/10

訪問者

昨日は親しくさせていただいている僧侶のMさんと某市の人権擁護委員会会長さんと事務局長さんが



所用で打ち合わせに来られました。



今日は、東京から神父さんが、突然、人づてに来られ、ともに勉強をし合い、意見交換や、今、取り組んでいる活動についての話しあいをしました。



人づてに人とつながって、そんな出会いを大切にすることで、自分の成長や



人のためになる良い仕事を共に出来たり・・・そういった良い発展につながることもあると思います。





その神父さんは、2か所の刑務所と一つの少年院の教誨師もされている方でした。



 いろんな職種、いろんなタイプの人と出会うことはとてもありがたいことだと思いました。




Last updated 2011/06/11 0:21:18 AM
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2011/06/07

親の会。  (2)

大阪の非行少年を持つ親の会の例会に参加してきました。





セカンドチャンス!という少年院卒の自助団体の交流会にいつも





参加してくださる方が、その親の会の中心メンバーのため、





お礼も込めて参加してきました。





 例会に参加し、発言もさせてもらって、ゆっくり交流をもたして





いただいたのですが、皆さん、どうして子どもの問題を解決していっていいか





悩んでおられます。









 また、いつものことですが、そういう相談に来られる方は母親ばかり。







 子供の問題は,母親だけの問題でなく夫婦の問題、家庭の問題でもある。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





例会が終わったあと、あるお母さんと、少年院にいる子供の引受人にならない親について







の話になった。





そのお母さんは、なぜ、自分の子供の引受人にならないのか?



自分の子供ではないのか?





子供たちがかわいそうだとおっしゃられた。









 そういう親のことを、愛情が薄いとか、親放棄だ。





と人は考える。



  



しかし、実際のところ、その親自身が、自分の親に愛情を受けたり、大切にされた経験が







薄かったりすることが少なくない。



 



父親が蒸発し、母親は男をつくってまともに育ててくれない。











愛情がわからず育ち、自分も結婚するが、自分の子どもの愛し方がわからない。



    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 



 自分が親から大切にされた記憶があまりない。だから、自分の子供にはタップリ愛情を注ぎたいと







いう親もいれば、







 自分が大切にされたとか、家庭とは温かいものだという原体験がないばかりに、







子どもを愛するとは何かわからない親もいる。

  







親が悪いからこうなった。というが、その親のまた親も、愛情とかけ離れた









環境で生きてきた人も少なくない。









わたしの学んでいた学校に、愛想の悪い女性がいた。







彼女がなぜ、愛想の悪い女性になったのか?





彼女の過去を聞いて納得できた。





父親が酒乱で、母に暴力が絶えなかった。







だから、いつも、母親と一緒に父から行方をくらまし、



転校を繰り返した。





新しい転校先で慣れたころにまた、父親に見つかり、





また、母と逃げることを余儀なくされた。





小学校の間に何度も何度も引っ越しをしたそうだ。









引っ越し先の新しい学校で、人と仲良くなっても、また、



父親に見つかって、転校するはめになる。







友達を作って仲良くなると、別れがさびしくなる。





だから、人に笑顔をつくって、友達を作ることが出来なくなった。





・・・友達をつくらないほうが、転校するとき、辛くならない。・・・





幼い彼女の自分の心を守る唯一の方法だったそうだ。











その小学時代の経験から彼女は、人に愛想をふりまけない女性になってしまった。









彼女は伏し目がちに微笑みながらそんな過去を話してくれた。









人の現在の状態は、過去に影響される。





わたしたちは今、目に見える現象や状態だけで、その人を判断してしまうが、





なぜ、この人は、こうあるのか?





その背後にあるものに目を向けるときに、





敵対が少しでも理解に変わるのではないかと







思う。







人間の世界に必要なのは、ゆるしあうこと。





口でいうのは簡単だけど、実際は難しいと思う。







今のわたしには許せないような人はいない。







でも、もし、自分の家族に何かされたら、わたしは







その人を許せるか自信はない。







しかし、キリストが十字架にかかられたとき、キリストの手足に釘を打ち、



顔面につばきをかけ、



ののしった人たちのために





キリストが祈られた、あの祈りだけは忘れたくない。





「父よ。(神よ)







彼らを許してください。





彼らは自分で何をしているのかわからないのです。(どれほど罪深いことをしているかわかっていないのです。)」









許すことは簡単なことではない。





でも、神戸刑務所の教誨師であり、元・テロリストのヒュー・ブラウン牧師は



おっしゃっておられる。







許すことは、感情ではなく、意志であると。



 



感情的に人を許すことは難しいが、人を許さないことは、自分自身をぼろぼろにするばかりか、







幸せには決してなれない。









だから、相手のためでなく、自分自身のためにも人を許さないといけない。









 まして、天の前には、人に指を差すわたし自身も、罪あるものだから。









さきほどのヒュー・ブラウン牧師は、テロリスト時代、ほかのテロ組織とトラブルになり、





双子の弟さんとともに拉致され、廃工場で、









拳銃で両膝を打ち抜かれる体験をされたという。







 自分がされるのはまだいいが、自分の弟の膝も打ち抜かれ、





恨み、憎しみで心がいっぱいになったそうだ。







 そのあと、しばらくして、事件を犯し、アイルランドの刑務所に収監されたとき、





たまたま、刑務所のテレビで流されていた





「映画ベンハー」を観たことを通して、





衝撃を受けてキリストを信じられた。







それから、







殺されることさえも覚悟して、テロ組織を脱退することを組織の上司に告げた。





その時、不思議に殺されることはなかった。









ヒューブラウン牧師は著書「なぜ、人を殺してはいけないのですか」(幻冬舎)の中で、





人を憎むことは、自分を破壊するだけでない。だから、感情では許せない思いになるが、相手を許すと宣言し、



考えないように努力するとおっしゃっておられた。







憎しみからは憎しみしか生まれない。しかし、許しからは平和が生まれる。





ヒューブラウン牧師の講話は、多くの受刑者に、





大きな、なにかを投げかけているに違いない。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





親の会に参加し、少年院に迎えに来ない親のことから、





この話になったのだが、





裁きあうのでなく、理解し合うことを





わたしたちが目指していかなければならないと





思う。






Last updated 2011/06/07 2:58:06 PM
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