満天記念日（建築の話しましょう。「建築目安箱」）

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どうも建築屋さんは「ワル」そうである。
私が持っているイメージでさえそうだから、一般の人から見たらそれこそ、とってもコワ～～イ、こわぁ～～～～い、雰囲気が漂っているのでしょうね。
今でこそ各現場でも女性の姿を見かけるようになりましたが、ず～～～っと以前は、現場で女性の姿なんて見かけたものなら、仕事はそっちのけで、「何しに来た？？」という話題でもちきり。。仕事になりゃしませんでした。

実際わたしも過去に現場でほっぺに傷のある職人ともめたことがありますが、あのときも目の前できらりと光るものをちらつかせられたことがありました。のですです。職人さんが怒るのも無理はない事例でしたが、刃物を設計屋さんにちらつかせるのは、基本的に教育がなってない。ということで親方に文句を言いまして、その後二人で謝りに来たので、許してやったさ・・・・

そんな話を今日するわけではありませんので、そういう話はまた後日面白い内容でお披露目いたします。（聞きたくない？・・聞かないと・・夢見るぞ～～～）



楽天でも住まいの情報について詳しく知りたがっている方はたくさんいらっしゃるのがよくわかります。
その様々な疑問について、専門家の方がコメントをつけているのも良く見かけますし、私も何度かアドバイスさせていただいています。

その中で、基本的な悩みで多く見受けられるのが「ハウジングメーカーはどれにする？？」です。まずこの悩みそのものが「原点が違う」とお伝えしたいのですが、現状では家を建てるときに一番利用するのが、ハウジング展示場ですから、仕方がないといえば仕方がない。

本来は、あなたが建てたい家は設計事務所に最初から依頼すべきなのか、工務店のほうがいいのか、ハウジングメーカーがいいのか・・これを選択することから始めなければならないと思うのですが、では・では。出羽の海・・・(~~:
ではこの疑問をだれに聞けばいいのか・・ということになる。

とにかく今の世の中「家を建てたいなあ・・・」などと、一言漏らしたものなら、いつのまにどこから出てきたのかと思うアリンコのように、建築屋さんの営業訪問が始まる。

家を建てたいという人は世の中にゴマンといます。
誰だって、家を建てたいのです。
新築が終ったばかりの人でさえ、悲しいかな、
「もう一度建てたい」と、思うのです。
よく、家は３度建てないと思う通りにできません。などと言いますが、私のお客様で４回建てても納得いかない・・・というご不幸な方がいらっしゃいました。

われわれ建築屋でさえ物件の完成満足度は良くて70％程度。
今まで500棟以上の物件に係わってきましたが、納得した物件など一件もありません。多分、納得できる物件に出あったらその時点で引退すべきだと私は思っています。
常に不満が残るから、次の物件でそのことについてクリアしようと頑張って考えるわけです。

専門家でさえこの有様ですから、一般素人の方がどれほど詳しく勉強しようとも、絶対に納得などできるはずがありません。しかしその満足度の数値を限りなく上に持っていく努力は常にしていなくてはなりません。その満足度をあげるためのシステムが実際現状では稼動しているのでしょうか・・・

以前メルマガを発行していたときに、施主の直接発注方式をテーマに建築屋さんに意見を求めたことがありました。

なぜこういうシステムを考えなければならなかったのか。
　1.建築業界の価格の設定に疑問がある。
　　自分の家の工事価格は適正価格なの？
　2.きちんと建ててくれるの？

この２点が最大の疑問点です。
いわゆる「ぼったくり」ではないのか、と思われるような工事価格。高いとは聞いていたがなるほど高い。。。

粗利20％も取るのか！・・20％しか、というのが現状なのに。。

手抜き工事はしないのか？ほんとに？
誰だって最初から「手を抜きま～～ス」というものはいませんから、抜かれないように目を光らせることになり、これが最初からの、ボタンの掛け違いとなってしまいます。
建築屋さんは最初から疑われるのです。
これは事実です。





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