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昨日はゆっくり休養しました。 馬インフルエンザで競馬中継もなく、漸く猛暑も去った残暑の一日を、家で過ごしました。 テレビばかり見ていたら、けっこうあちこちで「サブサプライムローン」という、アメリカの住宅ローンの破綻が話題になっていました。 「サブプライムローン」とは、比較的所得が低い層でも利用できるが金利が高い住宅担保ローン、いわば日本のサラ金と信用金庫の中間みたいなローンのことのようです。 何でアメリカの住宅ローンの一部破綻が、こんな世界的な波紋を呼んでいるのか?日本でも金曜日には日経平均が800円以上下げて今年一番の下げ。為替レートも4%円高に振れました。 それにしても、アメリカの金利って高いですね。FRBの公定歩合が5.25%。住宅ローンは勿論それ以上出なければ借りられませんから、サブプライムローンを借りると10%以上の金利を払うことになるということです。 ある専門家が、「日本の土地バブルのときに似ている」と指摘していましたが、まさにその通りですね。 日本の場合は土地でしたが、アメリカの場合は住宅というだけの違いです。 サブプライムローンの貸出残高は1.3兆ドル=150兆円、これだけの債権の大半が焦げ付くとなると、いかにアメリカでも金融不安が起こって当然でしょう。 従って、当面世界的に金融市場が収縮して不況になるという見方は殆どありませんでした。 そうすると、だだでさえ1~2%の低い成長しか期待できない日本は?下手をするとマイナス成長に落ち込む懸念さえあります。 今日は日本の株価は一応落ち着きを取り戻しているようですが、これからどうなることやら。 話が長くなるので、細かいことは省略しますが、僕は戦後ずっと続いてきたドル主導の世界経済は、近い将来一変する可能性が見えてきたと思います。 替わってEU及びBRICSと呼ばれる新興諸国が目に見えて台頭してくるのではないでしょうか? 日本の政治に、特に安倍内閣にこのような時代の変化に対応できる政策があるかどうか? そこが心配です。 ではまた明日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.20 12:01:56
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