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ヒデヴィス・ワールド

[政治経済] カテゴリの記事

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今回の衆議院選挙戦は、自民党の圧勝に・・・。

昨日の衆議院議員選挙戦、速報番組を観ながら明け方をむかえました。大方の予想通り、民主党は惨敗し第三勢力も伸び悩み、終わってみれば自民党が３００議席に迫る大勝利。「相棒」の公明党も一気に議席数を挽回したので、自公連立内閣が発足することに…。強気の余り、やたら憲法問題や軍事問題に言及することの目立った安倍総裁でしたが、幸い余り投票に悪影響は無かったようですね。先ずは政権を奪取してからジックリ取り組んでも良いデリケートで難しい問題ですから…、あえて口にしてしまうところに勢いというか一途というか、真正直な安倍さんの人柄が感じられました。前回の総理任期中、（現・みんなの党代表の渡辺喜美行政改革大臣をサポートして）公務員制度改革法案を国会で成立させながら、官僚連中の猛反発で自爆テロ（社会保険庁の年金トラブル問題のリーク等）により支持率が急降下。参議院選挙惨敗、病気による辞任に追い込まれたことは記憶に新しいことです。その後、官僚主導の麻生内閣により完全に骨抜き法案にされてしまった公務員制度改革法案を改めて復活させ、中央集権体制に風穴を開けて天下りや税金の無駄使いの撤廃による内政改革にも力を入れて欲しいと思います。これから安倍新内閣の組閣人選について早速準備に入ることでしょうが、エネルギー問題（原発担当大臣）には、是非河野太郎さんを！霞ヶ関と本気で対峙して財政改革を実行するには、みんなの党の江田憲司幹事長を財務大臣に是非任命して欲しいと思います。

2012年12月17日

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安倍総裁の自民党総裁に期待！

先日の自民党総裁選で見事復活を果たした安倍晋三氏に対して、一部のマスコミがかなり手厳しい批判を繰返しているようです。その多くは、体調悪化を理由に任期の途中で辞任したことへの非難が目立つようです。それは事実ですし、確かに指摘されても仕方のないことかもしれませんが･･･。批判する方々の中には、安倍総理在任中の功績を全く評価していない意見も少なくないようです。果たしてそうでしょうか？総理当時の安倍氏は、歴代の総理大臣が（あの小泉さんでも）アンタッチャブルな聖域とされて介入を見送っていた官僚主導の中央集権体制に「待った！」をかけ、渡辺喜美行革担当大臣をしっかりサポートして（町村官房長官をはじめとする）官僚寄りの議員からの横槍を次々に跳ね除けて「公務員制度改革法案」を成立させた凄い実績を持っています。ところが、官僚連中の猛反撃を受け、いわゆる「自爆テロ」と言われる年金記録消滅（？）問題を官僚側から内部リークされたことにより、国民の非難を一挙に浴びることになりました。せっかく成立した公務員制度改革法案は、安倍総理が潰瘍性大腸炎で退任した後、福田総理と麻生総理を経て見事に骨抜き法案とされてしまいました。渡辺喜美氏が怒りの余り、奥さんにも相談せずに自民党を離党し、やがて「みんなの党」を設立したのは、そういった背景がありました。今回の安倍氏の総裁復帰を一番憂えているのは、霞ヶ関連中だと思います。もしも、来たる総選挙で自民党が与党となり、安倍総理が誕生し、みんなの党や日本維新の会との連立内閣が誕生した場合、かなりの確率で霞ヶ関とのガチンコ勝負に打って出る可能性が高いと思います。僕としては、最も期待している状況なんですが、これを一番警戒している連中（官僚たち）が一部のマスコミを使って安倍バッシングを強めていると推察しております。日本の防衛問題や拉致問題も含め、安倍氏には今度こそ頑張って欲しいと期待しています！

2012年10月02日

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再稼動を煽るような最近のマスコミ報道に「？！」

本来地域独占企業で広告の必要もほとんど無い電力会社がいかに多額の広告費用を投じてマスコミを支配し世論操作をして来たか…。そういった広告費や様々な御用学者や評論家たちに配られたお金は全て電力料金に上乗せされ、世界で最も高いと言われる電気料金を払わされ続けて来たのですから、普通に考えたら誰でも腹が立ちます。電力供給不足と報道する前にきちんと各発電所の供給電力量を全て明らかにするべきですが。“○○％が不足”といった子供騙しの脅かしで再稼働を強引に進めるやり方は、全く納得が行きませんよ。財界からもコロコロ変わる供給電力の報道に対し何だかおかしいと疑問を顕にする発言も出始めていますからね。マスコミは、電力会社や経済産業省からの情報の裏をよく調べてから報道するべきだと思いますよ。このようなやり方を続けている限り、国民の再稼働への拒否反応や信頼の回復は厳しくなる一方だと思います。どっちみち、使用済み核燃料の最終処理問題が解決出来ないまま放っておけば、いずれ近い将来 (使用済み核燃料の保管場所が満杯になり)頓挫して行き詰まることになります。再稼動しなければ、電力不足に陥り、経済活動に支障が生じると読者を洗脳するような記事を書くより、もっと原発の根本的な疑問を投げかけて欲しいと思います。そう言えば、電力会社側が電力の需要量を過度に見積った上に企業の自家発電や水力発電等による余剰電力もほとんど計算には加えていませんね。昨年夏にあれだけ停電すると脅かして節電を強いた東京電力が実は余ってしまった電力を東北電力に送電していたことも最近暴露されています。元経済産業省の古賀茂明氏もはっきりと国内の電力供給量は、原発が無くても足りていると断言しています。そもそも夏を目前にした今、ことさら電力不足を口にする前に、安定した電力供給をしっかり確保するのが電力会社側の役割のはずだと思います。それを怠り、相変わらず“原発を再稼働しないと電力供給不足に陥る！”みたいな詐偽みたいな言い方をしてるから腹が立っています。財界のおエライ方々はともかく、農業や漁業関係者の多くは福島の原発事故の復旧が一年以上経過しても一向に進まないまま安全宣言をした政府に対し不信感を募らせ、使用済み核燃料の保存問題にも関心を持ち始めています。実際に電力不足が起きたら、困るのは一般の国民全ても同じです。しかし、節電をしても原発依存から脱却したいという考えを強く持っているのです。増して、政府や電力会社側の供給量や需要見通しが度々変わり怪しいと思われる今、マスコミはそこを徹底的に調べて国民に本当のことを伝えるべきだと思います。何かにつけお役所からの情報をそのまま報道していては…。某週刊誌の記事によれば、最悪のシナリオでは（経済産業省が画策して？）停電テロを起こす可能性も想定されていました。原発を強引に再稼働させるには、実際に大規模な停電を起こし、国民にショックを与えれば…みたいな信じられない話です。しかし、使用済み核燃料の処分について何も決めないまま全国に54基もの原発を建てた連中のことですから、自分たちの利権のためならば本当にやりかねない気もします。電力会社側からすれば、廃炉や使用済み核燃料処理費用等をまともに考えたら、もはや原発は採算に合わないととっくに分かってるはずですけどね…。原発停止によるリスクを敢えてあげるならば、電力供給不足では無く停止しているにも関わらず維持費に膨大な費用がかかるということです。安全点検に毎日どれだけの人員と人件費などの経費が必要か…。火力発電所ではもちろんほとんど不要な費用が大半です。例えば、青森のの六ヶ所村に作られた使用済み核燃料の再処理場は、トラブル続きで一度も稼働していないにも関わらず年間6000億円もの維持費がかかっているそうです。高速増殖炉もんじゅに至っては、やはり一度もまともに稼働しないまま既に何兆円も税金を投入しているにも関わらず、未だに廃炉する決断を政府は出せずに先送りし、今も税金を無駄に使い続けています。どちらも最初から作るべきでは無かったし、原発自体もそうです。(石油より安い)液化天然ガスを燃料とする火力発電所を関西エリアに数か所でも作ることを政府が進めていたら電力供給量は更に安定していたと思います。無理やり再稼働を強引に進めるより余程現実的です。まあ、何回も書いて嫌になって来ましたが、仮に今の状態(全原発停止)が続いても、電力の供給不足は起きないのですから、しっかりそのことをマスコミは伝え、使用済み核燃料の処分についても政府の方針がしっかり固まってから原発の再稼働を検討するべきだと思います。前にも書きましたが、既に事実上の中間保管施設みたいになっている六ヶ所村の再処理施設の保管プールは既に満杯。いずれ全国の原発が自らの施設内で保管をすることになります。悪いことに、地元の佐賀県・玄海原発の保存プールも既に満杯に近いそうです。稼働したら当然更に使用済み核燃料が出ますから益々再稼働のハードルが高くなって来ましたね。余談ですが、これまで原発に反対するのは一部の左翼の連中みたいに考えている人もいますが…。「ゴーマニズム宣言」シリーズで愛国的な主張を続けている小林よしのり氏をはじめ、右寄り(失礼)と思われる方々も原発再稼働に反対しています。多くは(僕もそうですが)、電力会社に対してだけではなく、政府や経済産業省や財界等のいわゆる原子力村への徹底した批判が根底にあります。国民を多数犠牲にしてあの無謀な戦争を続けた軍閥を想像しています。

2012年05月17日

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最近オススメの本！

原発再稼動問題と同様に、いまいち納得いかない消費税増税問題。粗負債だけを取り上げて、「１０００兆円に迫る累積赤字！」など、財政危機を煽り増税路線まっしぐらの財務省の内情を含め、経済界の裏事情に詳しい元財務省官僚でもある高橋洋一氏が今年２月に世に出して多くの波紋を投げかけている著作が「日本経済の真相」（中経出版）です！電力不足をアピールすることで原発再稼動を謀る経済産業省と財政危機をアピールすることで（この不況の時期に）増税を謀る財務省。何だか「同じ穴のムジナ」という感じがします。なかなかマスコミからは報道されていない裏の事情には、「なるほどそうだったんだ！」と目からウロコの落ちるような説明が次々に…。因みに、国の「埋蔵金」の存在を初めて明らかにしたのは、この高橋洋一氏でした。高橋氏の追及でこの埋蔵金の存在を認めていた財務省に対し、政府は何ら食い下がる努力もしないまま、その軍門に下って安易に国民へ増税を強いるつもりのようです。このままでは破綻しかねない年金問題にしても、未収になっている掛け金が少なくとも１８兆円もあり、これを先ず回収することを（増税よりも）優先すべきだと言っています。これも当然のことですよね。ともあれ、今　なるべく多くの方に読んで欲しい本です！日本経済の真相著者：高橋洋一価格：1,050円（税込、送料込）楽天ブックスで詳細を見る

2012年04月25日

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菅直人新内閣の人事にガックリ・・・。

先日の代表選挙戦で、菅直人氏が民主党代表に再選された。マスコミの注目を集めた民主党の幹事長には岡田前外務大臣が就任。いよいよ反小沢路線を強めた感じだ。現職閣僚の一人でありながら、小沢一郎氏支持を堂々と明らかにした原口総務大臣は、どうやら今回の人事で閣僚から外れるとの噂。まるで、昔「関ヶ原の戦い」後、左遷させられたり取り潰しされた西軍の大名を想像させる。「代表選挙が終わったらノーサイド。」と笑顔で語っていた菅直人氏だったが、実際にはやってることは全く違う。これでは小沢一郎氏に投票した多くの民主党議員から反発が出て、挙党体制など難しくなるはずだ。野党と協調出来る政治手腕が期待出来る有能な議員を閣僚に入れないと、近い将来菅直人新内閣は行き詰まる。小沢一郎氏のこれからの態度や行動に注目したい。

2010年09月17日

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国民の敵は官僚連中なのに・・・。

民主党の代表選挙は、意外にも菅直人氏が大差で小沢一郎氏を下し、再選を果した。そもそも個人的には小沢氏より菅氏に好印象を持ってはいたものの、政治家としての力量や目的意識には大きな違いがあることが徐々に明白となってきた。そのため、今回の代表戦では小沢氏の勝利を期待していた一人だったが、この大差による敗北という結果には些かショックを受けている。小沢氏の豪腕を発揮させる機会は失われ、菅総理の官僚主導＆中央集権体制維持の政策が今後も続くのであれば、政権交替の意味自体が失われる。これでは、一部の政策を除けば自民党時代の政治とほとんど変わらない。一年前、民主党へ大きな期待をして一票を投じた多くの国民に更なる失望を与えることになる。マスコミの執拗な反小沢キャンペーンの結果、日本が復活する機会はまたまた遠ざかった。喜んでいるのは、未だに既得権にしがみついている官僚連中だろう。国民の血税を食いつぶす悪代官、ブラックホール的な存在を何とかしないことには財政問題は解決不可能と言って良い。菅直人総理は、全くその気が無さそうで、この不況の最中に消費税アップなどと言い出したわけだ。マスコミも財務省官僚の言いなりになって「増税やむ無し」の報道を繰返すものだから過半数の国民もそう信じてしまっている。もう少し、冷静に日本の財政事情を見直して欲しいものだ。国民の敵は小沢氏ではなく、官僚たちなのだから。

2010年09月14日

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日本の借金が９０４兆円？

今朝新聞を開くと一面に大きな見出しが…。「国の借金９０４兆円」但し、この数字は「粗債務」であって「純債務」ではありませんね。おそらく消費税増税を狙っている財務省がリークしてるのでしょう。相変わらず姑息なやり方に呆れてしまう…。長年に渡り「利権」狙いで公共施設をやたら作り続けて来た自民党政権。自らの「天下り先確保」にもなるため、それに同調しどんどん借金を膨らませ続けていた官僚たち。彼らの無責任な税金の使い方は全く反省されないまま、民主党政権になって更に消費税を上げようとしている。増税が実行された場合、景気悪化により更に税収は減り、国の財政は益々苦しくなるのは必至だ。思い切った金融政策、経済政策で景気を回復させ、税収をアップさせること、税金の無駄を完全にストップさせることが先決だ。因みに2006年に発表された国の決算資料でも国の資産は700兆円以上もある。差し引きすれば、純債務は２００兆円程度。それでも決して少なくは無いが、ＧＤＰに比較した場合「財政危機」と騒ぐ程の金額では無い。霞ヶ関の埋蔵金を吐き出し、無駄をカットして景気を良くすれば、国民に現在以上の負担や苦労をさせないで済むはずだ。財務省が隠している日本の本当の財政事情や官僚の不正やデタラメな仕事ぶりを世間に分かり易く紹介した名著「日本は財政危機ではない！」（講談社）がオススメ！著者の高橋洋一氏は、各省庁や独立行政法人の「埋蔵金」の存在を世間に初めて公表した功績で知られている。悪代官に真正面から対決し続けている「国民的ヒーロー」なのだ。実は、意外なことに高橋洋一氏は元内閣参事官でバリバリの官僚出身者だ。（それだけに各省庁の内部事情や官僚たちの独特の習性に詳しい。）現在は、「みんなの党」に協力し、行政改革等のアドバイザーとしても活躍されている。こんな人物が増えて来てくれると日本の将来は明るい！

2010年08月11日

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残念・・・。　でも、心から感謝！

参議院選挙「みんなの党」公認の比例区・田中茂候補（下の顔写真）は、おかげさまで善戦することができました。しかし、残念ながら当選することはできませんでした。「みんなの党」は比例で７名当選することが出来ましたが、彼はあと約7000票足らず（党内で11位）惜しくも当選ラインには及びませんでした。ご支援を頂いた方々には、本人になりかわりまして心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました！今後とも宜しくお願い致します。m(__)mともあれ、「みんなの党」比例区の集票アップには多大な効果のある有意義な活動だったと思います。これから渡辺喜美代表を筆頭とする「みんなの党」の方々は、国民からの大きな期待に応えるため、新しい日本を築き上げてくれることと思います。「日本の夜明けは近いぜよ！」

2010年07月12日

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みんなの党が躍進！

参議院選挙の開票速報を観てる内に、気付いたらこんな時間に・・・。結果は、与党民主党は過半数を確保するどころか、現有議席を大きく減らし惨敗。国民新党は、この時間を過ぎてもまだ一人の当選者も出ていない。この状況をある程度予想してはいたが、自民党の獲得議席がこれほど増えたのは些か疑問...。民主党政権への失望や怒りからとは言え、官僚主導の旧与党に再度バトンを渡そうと考えるのだろうか？反官僚主導、反増税をスローガンに大躍進を果たした「みんなの党」は、速報番組によれば現在のところ９人の当選が確認されている。出来ることなら更に二桁に乗せてもらいたい。そして、当選者を増やして今後の政界でキャスティング・ボードを握る存在になってもらいたい。今度の参議院選挙の結果は、どうやらそうなる下地を作り上げたと思う。但し、比例区の当選者の詳細がまだはっきりしないのが気になる。まだまだ寝れそうにない・・・。

2010年07月11日

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決戦は明日！　勝利はどちらに・・・・。

明日は、いよいよ参議院議員選挙の投票日。菅総理の就任で一時は支持率を持ち直した民主党だったが、消費税増税発言が発端で再度窮地に陥ってしまった。地元・佐賀県選挙区でも民主党と自民党の両候補は大接戦を続けていた。ともあれ、長く暑く厳しかった選挙戦も本日でついに終了。勝利するのは、民主党公認のK候補か？　自民党公認のF候補か？与党の過半数確保はなるのか・・・？さて、結果はどう出るだろうか？一方、比例候補の選挙には、まだ悩んでいる方も多いのでは？迷っている方には、こちらの党のマニフェストを読んで、共感して頂けるようなら、是非応援をお願いしたい。　　　　　　　↓http://www.your-party.jp/policy/manifest.html「みんなの党」（下の画像は、佐賀県武雄市出身で友人の田中茂候補）PS.　ワールドカップ・サッカーの３位決定戦も日本時間では明日（午前３時半試合開始予定）行われる。ン？！　これから４～５時間後だ！準決勝で苦杯をなめたドイツとウルグアイが激突する。あのアルゼンチンを圧倒した強いドイツをもう一度見せて欲しい気がする。タコ占いなんか気にするな！と両チームに言いたい。

2010年07月10日

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参議院選挙戦もいよいよこれから終盤！

参議院選挙戦も本日を含めてあと４日。世論調査によれば、まだどこに（誰に）投票するのか決めていない方が有権者の４割もいらっしゃるとか・・・。自民党の長期政権の歪みに疑問を感じて民主党へ期待して（前回の選挙で）一票を投じた有権者は、迷っているのだろう。今更　自民党には政権を取り戻されたくない。しかし、民主党政権になったが、些か期待ハズレで困惑している。・・・みたいな考えを持つ方々が多いのでは？今回、地元の佐賀選挙区は、共産党の候補も善戦されるだろうが、事実上「自民対民主」の一騎討ちと考えてよいだろう。追い込みによっては逆転もありえるが、今のところ自民党候補福岡氏が有利という情報。一方、比例区でも民主党は苦戦しているが、自民党も盟友の公明党の当選者を加えたとしても過半数にはとても及ばないようだ。第三局として支持率が急騰し注目を集める「みんなの党」が躍進してキャスティング・ボードを握ることを期待している。それによって、官僚主導による中央集権体制の崩壊が一気に進めば、ようやく日本の未来も明るくなってくるだろう。国会議員定数削減、官僚の天下り廃止、公務員の賃金２割カット、地域主権を推進して国の出先機関を廃止し、国家公務員１０万人削減。こういった思い切った改革をみんなの党が率先して実行するでしょう！３５０兆円あると試算されている各官庁や独立公益法人に隠された「埋蔵金」のカラクリもみんなの党により改めて明らかにされます。消費税増税なんて全く不要です。安易に消費税に頼らず、景気回復による税収アップを政治家は取り組むべきです。僕の地元（佐賀県武雄市）出身で同窓生でもあるみんなの党公認の田中茂候補（比例区）を特に応援しています！

2010年07月07日

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みんなの党　田中しげる候補を支援！

個人的には、原口総務大臣や前原国交大臣は今も応援してはいるが、鳩山元総理の度重なる無責任な発言や菅直人新総理の消費税増税発言にはすっかり裏切られた気分だ。菅政権発足により支持率はV字回復とマスコミは持て囃しているようだが、反官、反中央集権体制の政策実行に期待して民主党に一票を投じた僕のような有権者からは、今度の参議院選挙では厳しい洗礼を受けることになるかも・・・。正直に言えば、その政策をより具体的で分かりやすく訴え続けている「みんなの党」を僕は支援することにした。特に、今度の参議院選挙でみんなの党公認候補として比例区に立候補を予定している田中茂氏（画像）は、武雄高校時代の同窓生でもあり仲間と共に一生懸命応援している。本日、午前１０時より佐賀市内の事務所で開催された「田中しげると未来をつくる会」九州合同発会式に早速出席して来た。事務所内には、武雄高校時代の同窓生や武雄市内の支援者をはじめ、佐賀や福岡の政界関係者の方々など様々な支援者たちが集まっていた。彼が「同窓生」だからっと言って決して身贔屓するつもりは無いが、本当に礼儀正しく人格的にも大変立派な人物だと思っている。そして、何より中曽根元総理の秘書を２５年もの長い間務めて来ただけに、外交問題、経済問題など、多くのことを政界の現場で実際に体験し学んできていた政治のプロなのだ。つまり、タレント候補やスポーツ選手候補等と違い、（国会議員となった場合に）即戦力として活躍出来る数少ない優秀な人材の一人なのだ。今も師と仰ぐ中曽根さんからは「自分でさえ成し遂げられなかった公務員制度改革、中央集権体制の撤廃を是非とも実現して欲しい！」とのエールをもらい、更にファイトを燃やしているそうだ。

2010年06月20日

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菅直人総理が消費税増税などをマニフェストに加えると公式に明言？！

菅直人総理は、財政再建のために消費税増税を含めた税制改革をマニフェストに含める方針を名言したそうだ。「鼻血も出ない位迄（税金節約を）やってからで無いと消費税アップはやらない。」と語っていた菅さんに期待していたのに残念だ。最近迄民主党との「連立政権」に加わっていた社民党をはじめ、みんなの党、共産党等の各野党から早速公約修正に対して厳しい批判意見が出ている。特に、[小さな政府]を目指している「みんなの党」は安易な消費税アップをして景気が更に悪くなることを懸念し具体的な対策を提案している。現在、約３１万人もいる国家公務員を地方出先機関の廃止等で１０万人減らし（←地域主権政策）、公務員の総人件費の二割削減、国会議員定数の大幅削減等で節税を進めると共に、経済成長による所得アップ、税収アップを実現する狙いだ。更に、民主党の「公務員制度改革」は天下りの抜け道を作っている等、なかなか進んでおらず、脱官僚路線から官僚融和路線に大転換してしまったと一刀両断していた。国民から評価された「事業仕分け」も今のところ２万以上もあると言われる公益法人の内、まだ７０件の見直しを行っただけだ。官僚たちの本山である財務省には全くノータッチのままだ。官僚や官僚ＯＢたちの特権的な優遇制度に厳しいチェックと改革を本気で実行しないと国民側は安易に消費税アップを認めてはいけない。最近の「消費税アップもやむを得ない」といったアンケート調査結果は、マスコミ側からの誘導もありそうな気がする。そもそも直接税と間接税の（直間）比率が違う海外諸国と単純に消費税率を比較すること自体おかしな話だ。このままでは、日本は更に重税国家となって国民にとって益々厳しい生活を強いられることになりそうだ。僕個人としては、正論を訴え続けている「みんなの党」に期待したい！

2010年06月18日

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菅新内閣が本日正式に発足！

菅新内閣が本日発足する。民主党執行部も一新し、幹事長に就任する枝野氏をはじめ殆どが４０代の若い議員。鳩山総理と小沢幹事長への攻撃一辺倒だった谷垣自民党は、突然の辞任劇に為すすべが無いのか、またまた「上辺だけの人事刷新」などと新たな批判を始めた。（それは自民党がずっとやって来たことで今更批判するのはどうかと思うが・・・。）最新の世論調査では、自民党を下回っていた政党支持率は再び民主党が抜き返し、一気に大差をつけている。参議院選挙を７月に控えて政界の風向きはガラリと変わったようだ。今後の菅内閣の手腕によっては益々風向きに変化が生まれることだろう。ともかく、普天間米軍基地移転問題や郵政問題だけでなく、財政問題につながる公務員制度改革にも改めて本腰を入れて取り組んで頂きたい。原口総務大臣の続投により地域主権の推進にも大いに期待！ .

2010年06月08日

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菅内閣の新閣僚人事

先日、新総理大臣に就任した菅直人氏の人気はまずまず良好のようだ。組閣人事は、まだ正式には決まっていないとは言うものの、既に新聞やニュースによれば主要な閣僚はほぼ内定している感じ。岡田外務大臣、前原国交大臣、原口総務大臣等大半の閣僚は続投する見込みだが、農林水産大臣は赤松氏本人の希望もあり交替らしい。注目している官房長官は、平野氏から仙谷氏に、幹事長は小沢氏から枝野氏に交替。その他新しい顔ぶれは、財務大臣の野田氏等数人程度。消費者行政少子化担当大臣には蓮舫さんが抜擢されるそうだ。鳩山さんが総理を辞めた直後は、自民党政権に続いてまたもや任期途中で政権放り出したと批判された民主党だったが、小沢幹事長も辞任。新しい閣僚の顔ぶれは比較的国民の納得を得られる人事となったようで支持率は予想以上に回復している。参議院選挙は、国会延長が正式に決まったら、７月２５日あたりにずれ込む見込み。もっぱら鳩山＆小沢批判に終始していた自民党の幹部連中は、自らの足元を見つめ直し新たな選挙対策を練らないと、菅総理が誕生して蘇りつつある民主党から政権を奪い返すことは極めて困難だろう。民主党の人気回復の影響だろうが、ずっと上昇気流に乗り続けていた「みんなの党」の支持率も今回の調査では初めてやや下降していた。小沢氏の影響力を排除して欲しいと期待する国民の声に応えて菅総理が実力を発揮して活躍されることを願いたい。 .

2010年06月06日

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本日の午後には菅直人氏が新総理大臣に就任する見込み。

一昨日鳩山総理の辞意表明があったばかりなのに、本日午後には新しい総理が国会で選出される予定だとか…。既に決まっている参議院選挙のスケジュールに影響を与えないようにとの、配慮かもしれないが…。民主党内部から新しい党代表の選挙に立候補するのは副総理だった菅直人氏と樽床伸二氏の二人だけ。岡田克也氏や前原誠司氏は、菅氏支持を表明し自ら立候補しないことに。総務大臣だった原口一博氏も今回は立候補は見送りの模様。マスコミ各社の報道では、菅直人氏の民主党代表と総理就任をほぼ確定的に伝えている。確かに樽床氏は、菅氏と比べ経験も知名度も劣り、現在党内最大派閥？である小沢グループが（樽床氏支持は見送り）任意投票するとなってはまず勝ち目は無さそう。菅氏が念願の内閣総理大臣になった後どんな組閣をするのだろうか？。先ずは、新総理に就任後発表される新閣僚の顔ぶれによって最初の評価が下されることになる。党利党略では無く、国民の立場に立った人選を期待している。個人的な意見だが、総務大臣や国土交通大臣は留任に、官房長官には平野氏以外のもっと有能な方をお願いしたい。

2010年06月04日

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政党支持率で民主党が自民党に逆転される！

最新の政党支持率が先日発表され、ついに民主党が自民党に逆転されたそうだ。鳩山総理と小沢幹事長ツートップの政治資金問題や沖縄普天間米軍基地移転問題、マニフェストの達成状況等、支持率が下がる要因は沢山あるだろう。自民党の人気が再び高まって来たからでは無いのは誰が見ても明らかだ。政権を奪われて以来、まるで沈みかけた泥船から逃げ出すように次々と現職議員が離党していた自民党。一時は、もしかすると参議院選挙前に自滅するのでは…といった感じさえしていた。そんな自民党に支持率を逆転されるとは、民主党の人気下降は深刻だ。昨年の総選挙の後、国民の期待を背負って発足した鳩山内閣の支持率は７０％を超えていたのに…。今やイチロー選手の打率を遥かに下回る二割台に落ち込んでいる。（支持率で）逆転したとは言うものの、自民党も相変わらず様々な内紛でゴタゴタしており、谷垣総裁は自民党政権時代のデタラメさを棚に上げ、政府を批判するばかり。前向きな政策を提案する能力は期待出来ない。仮にまた政権を取り戻したとしても「官僚丸投げ政治」を復活するだけだろう。民主党は、後半戦を迎える独立行政法人等の「業務仕分け」で人気挽回を狙っているようだが、有権者向けのパフォーマンスに終わらせないで頂きたい。官僚たちの本丸である財務省内部を本気で仕分け対象にでもしない限り、税金の無駄遣いに関する根本的な見直しは難しいだろう。厳しい不景気の中での消費税アップは、全ての仕分けと節税が完璧に成し遂げられた後で初めて検討すべきことだ。破れたバケツにいくら水を汲んでも一杯にはならない。税金の使い方を見直さない内に税金を増やしても、またすぐに足らなくなるだけだ。例えば、原口総務大臣が実現に努力されている「地方主権」（地方分権推進）を更に具体的に進めることで、今や古くなってしまった中央集権体制を崩し、官僚の影響力や権力を弱めて真の民主的国家に日本をして頂きたい。自民党政権時代に骨抜きになってしまった「公務員制度改革」にも改めてしっかり取り組んで頂きたい。この問題についてはスペシャリストの揃っている「みんなの党」の協力を受け入れ、本腰を入れて取り組まないと、思った以上に強固な官僚主導の政治を変えることはかなり難しいだろう。

2010年05月19日

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衆議院選挙で民主党が圧勝し、政権交代！

今回の総選挙の開票結果が昨夜から伝えられている。ある程度予想はしていたものの、民主党が単独過半数どころか全議席数の３分の２に迫る３０８議席を獲得し、さすがにビックリしている。民主党への期待と共に自民党への厳しい審判が下されたと言って良いだろう。地元の佐賀県でも民主党が大躍進！毎回激戦が繰り広げられていた「佐賀一区」では、「TVタックル」などテレビ討論番組でお馴染みの原口一博さんが当選を果たした。日に焼けた顔で当選の喜びと感謝の言葉を語る中継映像が流れたのを観て、すぐにお祝いのメッセージ（メール）を送らせて頂いた。しばらくすると、サガテレビやNHK佐賀局の選挙速報番組にも相次いで生出演しておられ、選挙が終わってからも超忙しそうだ。今回の大勝利に慢心せず、鋭い眼差しで明日から取り組む具体的な政策について熱く語っていた。陰気な顔で野党へのネガティブ・キャンペーンに終始していた麻生総理とは段違いだ。最早、次期「総務大臣」どころか総理大臣の風格も備わって来たような気がする。因みに、佐賀二区でも民主党の大串候補が当選を果たし、かつて「自民王国」と言われた佐賀県で民主党が選挙区二つを制したことになる。僕の住む佐賀３区では、民主党候補が立たず野党が４人も乱立したこともあり、自民党幹部の保利氏が議席を守った。２区で民主党・大串氏に敗れていた自民党・今村氏が比例で復活当選を果したので、結果的に佐賀県の自民候補は何とか２つの議席を確保したことになる。えらく先の話になるが、次の総選挙で、自民党がリベンジするようなことが無いよう、今回一票を投じた多くの国民からの期待に応えるような「しっかりとした政治」を実行してもらいたい。

2009年08月31日

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鳩山由紀夫氏が民主党代表に！

昨日、民主党の新代表に鳩山由紀夫氏が選ばれた。民主党の国会議員の方々による党代表選挙の結果、岡田克也氏の追い上げを振り切り29票差で勝利したが、もう少し時間があれば更に接戦となり勝敗の行方は微妙になっていただろう。ともあれ、この選挙結果に素直に従い、笑顔で鳩山氏を祝福されていた岡田氏の潔い態度に拍手を送りたい。（岡田氏を支持した議員も含め）民主党は挙党体制を維持し、８月上旬と噂される次の衆議院議員選挙で何としても自民党＆公明党の政権を倒して新しい日本を国民に見せて欲しい。日本国民の多くは、ずっと様々な「痛み」に堪え続けて来たが、そろそろ我慢も限界に来ているのだ。過剰なエリート意識でいつまでも自分たちばかり甘い汁を吸い続けている官僚たちの増長を抑える公務員制度改革の更なる強化、或いはそのＯＢたちが天下りした訳のわからない怪しい財団の解散等を一刻も早く実行し、国民が納得する本当の意味で「公平な社会」を実現して頂きたい。日本国憲法では、「国民主権」を唱えているにも関わらず、実際には役人（官僚）と与党議員主権のような偏った社会となっている。そんな日本の変革と明るい将来にために、民主党への期待は大きい！

2009年05月17日

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小沢氏が民主党代表を辞任すると発表！

本日、小沢一郎氏が記者会見を行い、民主党の代表の座から身を引くとの決意を正式に発表した。これまで小沢一郎氏の代表続投を支えて来た鳩山幹事長も同時に辞任する意向らしい。例の西松建設による不正献金疑惑問題で小沢氏の公設第１秘書が逮捕されて以来、早くから予想されていたことではあったが…。マスコミのアンケート調査等によれば、国民の過半数が小沢氏本人による説明に納得していないという結果が出ており、民主党の支持率までもが徐々に下がり始めた。この事態に、民主党内でも小沢氏の退陣を望む声が日増しに高まっていった。一方、若手を中心に小沢氏の続投を望む声もあり、ゴールデン・ウィークの間も小沢氏は特に変わった素振りも見せず、平常どうり全国各地で挨拶や遊説をして廻っていた。ところが、いよいよ８月上旬あたりに選挙があるとの予測により、この時期がタイムリミットだと判断し、ついに辞任を決意したようだ。新しい民主党代表には、早くも岡田克也氏の名前が上がっている。以前、代表をつとめたことのある岡田氏だが当時は小泉人気で勢いづいた自民党に選挙で惨敗し、その責任を取って早々と代表を辞任している。元々真面目な性格で、金銭トラブルに関しても全く心配がいらない。若手議員の面倒見も良いらしく、党内での人望が益々高まり、ポスト小沢の期待は最も大きかった。表向きは小沢氏に代表辞任を迫っていた自民党だったが、突然その小沢氏が辞めてしまったために、より手強い相手と選挙で戦わねばならないことになってしまった。公務員制度改革の法案が、すぐさま骨抜きみたいになってしまったことからしても自民党には本気で官僚主導の政治を変えようという意志は全く感じられない。あくまで僕個人の考えとしてだが、とりあえず民主党に一度政権を任せてみて、本当に骨の有る改革を実行出来るかどうかを試ししてみれば良いのでは、と思っている。例えば、（毎年何兆円とも噂される多額の税金を食い物にしている）官僚ＯＢたちが天下りしているわけのわからない怪しい財団は、即刻廃止する等、徹底した節税を実行して欲しい。税金の無駄遣いを本気で改善しようともしない内に、「福祉のため」とか何とか言って、消費税を上げようとしている政府や官僚連中を思い切りギャフンという目に遭わせて欲しいものだ。テレビ朝日の「ＴＶタックル」で、政府やお役所のデタラメな税金の使い方等を国民に代わって度々厳しく追求してくれている（佐賀県選出議員）原口一博氏の活躍を特に期待している。

2009年05月11日

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定額給付金と高速道路料金ＥＴＣ割引実施。

数日前、ＷＢＣ２連覇を達成した原監督はじめ日本チーム（サムライＪＡＰＡＮ）一行がアメリカから凱旋帰国し、改めて全国的な優勝フィーバーが巻き起ていた。イトーヨーカ堂はじめ全国各地のスーパー等では早速優勝記念セール等が始まり、普段は余り野球に関心の無かった主婦の方々までも大喜びしている。気がつけば４月が目前、桜の花もいよいよ満開のシーズンを迎えていた。いつまでもＷＢＣ優勝に浮かれてばかりはいられない。そろそろ現実の生活に目を向けなければ…。　小沢一郎氏の不正献金疑惑で民主党に対する国民の目は厳しくなり、その反動で下がりっ放しだった麻生内閣の支持率が初めて上昇した。これは、麻生内閣の人気が上がったと言うより、民主党の支持率が下がったための棚ぼた現象と思われる。昨年、政府が国内向けの経済支援策の一つとして提案した「定額給付金制度」は、野党どころか与党内からも反対意見が多かった。麻生総理の失言等ゴタゴタが続き、昨年内の法案成立は出来ないまま。このまま廃案になるのでは…、と思っていた。しかし、民主党等野党の反対を振り切るように年度末の国会で予算案と共に与党が強引に成立させた。既に、その受付や支給が全国各地で始まっている。この定額給付金が本当に国民の消費刺激策になるのかどうか疑問視されていた。生活苦に悩んでいる者の援助にはなるかもしれないが、一部の富裕層には余り意味が無いのでは…。麻生総理が、例の「さもしい」（←富裕層は定額給付金を辞退すべき）発言をしたのも分からないではない。個人的には定額給付金制度よりインパクトがあったのは、高速道路のＥＴＣ割引制度だった。「道路族」と呼ばれる古参議員の多い与党・自民党がこのような法案を出すとは正直信じられなかった。こちらも予算案と共に国会で成立し、ついに今週末から開始された。果たして、この週末の高速道路の利用客は普段よりも３～４割増しだったとか。定額給付金と高速道路割引の相乗効果により、車で遠方へ出かける観光客が増えているらしい。実は、我が家も久々に車で一泊旅行へ行って来た。ＥＴＣを装着した車の場合、高速道路の料金が最高で千円という格安料金となるため、遠くに行けば行くほど得する計算となる。但し、首都圏等一部の道路は適用外だし、トラックやバス等業務用の車両も適用外だ。本気で経済効果を狙うのなら、当然業務用の車両も含めるべきだと思うのだが…。そもそもＥＴＣは、高速道路の渋滞緩和や交通情報収集のために開発されたのだが、地方ではいまいち普及率が上がらなかった。今回の割引制度が決まるや、全国各地でＥＴＣの品切れが起きるほどの騒ぎとなり、普及率は一気に上昇している。但し、まだまだ不慣れなドライバーが多いようで、高速道路のＥＴＣゲートでは度々車が列をなして並んでいた。ＥＴＣ未装着車がゲートを通ろうとして引っかかったのか、ＥＴＣにカードが正しくセットされていなかったのか…。高速道路を走る前には、ＥＴＣカードが正確にセットされていることを必ず確認しよう！それにしても、この割引制度も２年間？の期限付きらしく、２年後には元の高速道路料金に戻るらしい。その時には、「高速料金」では無く、きっと「高額料金」に感じられるはずだ。せっかく下げたものをまた上げるとは意味がない。総額２兆円と言われる定額給付金を国民に支給したものの、数年後には消費税を上げると法案にしっかり明記していたりして麻生内閣には余り信頼出来ない。このところ民主党内部は小沢一郎氏の進退問題でまたまたグラグラし始めているが、政権を狙うのならもっとしっかりしてもらいたい。球界のイチローは、ＷＢＣ決勝戦で起死回生の決勝安打を放ってヒーローとなったが、「政界の一郎」はこれから挽回出来るのだろうか…？！

2009年03月29日

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民主党小沢代表の秘書が逮捕！

内容の是非はともあれ、政府の予算案がようやく可決寸前にこぎつけたこの時期にまた政界に新たな火種が…。民主党代表の小沢一郎氏の公設第一秘書が政治資金規制法違反の疑いで逮捕されたのだ。支持率が一桁に落ち込んだ麻生総理は、この件に関してコメントを求められても極めてクールな対応をしているようだ。しかし、ライバル側近の不正献金スキャンダル発覚に内心はシメタ！と喜んでいるのでは…。腹心が逮捕されたことにより、小沢氏自身も関係していたのでは？という疑惑が当然ながらわいて来る。今のところ本人は政治献金に関しては常に正当に処理をして来ていたという発言を繰り返しており、民主党の幹部も小沢氏を擁護する発言が目立つ。一部には政府側からの陰謀説もあるようだが、今後自民党議員にも疑惑が飛び火する可能性もあり、小沢氏ばかりを悪者扱いしていて良いのかどうか…。「目くそ鼻くそを笑う」という諺もある。油断して後で痛い目に遭わないように、身辺を整理した方が良い議員が他にもまだまだ沢山いると思う。現在の政治資金規制法によれば、企業からの政治献金を特定の議員が直接受け取ることは出来ない。つまり、企業献金は各政党を介して受け取るシステムになっている。だが、一部の有力議員たちは「還流」と呼ばれる方法で、未だに企業献金を受け取り続けている。早くからマスコミもその事実を知っており、２～３年ばかり前に新聞で読んだ記事によれば、その還流された献金額が最も多いと伝えられていた政治家が、誰あろう小沢一郎氏だった。今回の秘書逮捕のタイミングが実に微妙なだけに様々な憶測を呼んでいるが、ある意味ではいつ発覚しても不思議では無かったと思っている。（主に自民党の）金権体質や企業献金に頼る党財政を改めるためとか何とか理由をつけて現在の「政党助成金制度」が設けられたわけだが、予想どうり政治資金の浄化効果は全く無かったようだ。国民一人一人の意志に関わらず（辞退した共産党以外の）各政党に「政党助成金」という名前の莫大な額の税金が毎年配られているのだが、以前と変わらず企業献金もちゃっかり受け取っているのでは「泥棒に追い銭」と言われても仕方ないだろう。実際の話、政府のやり方を見ていると、国民の生活よりも大企業の利益を優先して政治をしている印象が強い。「地獄の沙汰も金次第」と言われるが、この世は益々地獄に近づいて来たのだろうか…？ともあれ、消費税を上げるとか言い出す前に、まず政党助成金を廃止するべきだ！

2009年03月04日

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ガソリン、電力、エネルギー問題、そして日本広告審査機構…。

このところガソリンの価格が随分値下がりしている。僕は、余程遠方へ出かける場合を除いて（ガソリンの重みで燃費が悪くなるので）、普段は２０リットルづつを給油している。車を走らせる時も燃費を考えたエコな運転を心がけているつもりだが、そんな努力を吹き飛ばすように、昨年のガソリン価格ピーク時に（２０リットルで）約３５００円も払わされた時にはさすがにムカッときた。ところが、つい先日給油した時には、何と２０００円！つまり税込みで１リットル当たり１００円ピッタリという価格にまで下がっていた。一部の格安スタンドでは１００円を切る所も少なくないらしい。そもそもガソリン価格が短期間にどんどん値上がりしたのは、原油価格が投機筋の影響で異常に高騰したためだった。ピークを過ぎた後は当然ながらその反動で一気に下がり始めたというわけだ。予想はしていたが、値上りする前よりも下がって来たので何だか少し儲かったような感じ…。おかげで（次々に赤字へ転落する大企業を尻目に）各電力会社は大幅な赤字の見通しから一気に黒字に転換！一安心している様子。想定していた以上に燃料費が下がってくれたために、予測より多くの利益が残せたようだ。電力会社と言えば、九州電力が佐賀県玄海町の原子力発電所に「プルサーマル計画」を今年の秋にも導入するつもりらしい。プルサーマルに反対する署名が県内で数多く集まったにも関わらず県議会も古川知事も全くこれを無視。九州電力の一方的な安全宣言を鵜呑みしてしまった。危険なプロトニウムを用いるプルサーマルが本当に安全なのか県民が納得するような検証は何らされないまま…。以前からこちらのブログで何回も取り上げたので詳しい説明は省くが、大地震や大津波など電力会社の想定をを上回る自然災害が発生したら原発の安全神話など一気に消し飛んでしまう。新潟県中越沖地震発生以降、運転を休止したままの柏崎刈羽原子力発電所（下記画像）の例を挙げるまでもないだろう。フランスで製造されるＭＯＸ燃料が４月には秘密の内に海上輸送されて玄海原発に運び込まれるらしい。これは、事実上「核兵器」を運ぶのと同じ危険な行為だということを知事や県議、そして電力会社の関係者たちはもう一度よく認識するべきだ。早い話、原子力発電とは、原子力爆弾と同じ原理でエネルギーを取り出す発電システムなのだ。違いは、最新の原子力発電技術？により、人為的に核分裂をゆっくり起こさせ、核爆発をさせない、ということ。つまり、人為的な完璧なコントロールが必須なのだ。ところが、これまで世界中で発生した大事故の原因には「人為的なミス」というのが実に多いのなのだから不安が消えるわけがない。あのチェルノブイリ原発の大事故も、そもそも些細な人為的なミスによって発生したのは有名な話だ。一つの人為的なミスが取り返しのつかない大事故となるわけだし、まして地震大国の日本ならば尚更原発に頼る発電システムは今すぐ改めて欲しいものだ。余談だが、日本の電力会社が「原子力先進国」と宣伝しているフランスは、ヨーロッパでは最も地震の少ない国の一つだ。（←だから、日本とフランスの原発の安全性を同じように比較したり評価するべきでは無いはずだ。）今朝、新聞を読んで久しぶりにチョコッと笑った。ＪＡＲＯ（日本広告審査機構）が、国内の電力会社が原子力発電を「クリーンな発電」と宣伝していることに対して待ったをかけたのだ。（原発は、発電する度に放射性廃棄物・「死の灰」を出しているというのに）二酸化炭素を出さない発電だからと言って「クリーンな発電」というのは間違っている。このような表現を今後改めるように！←と指導したというのだ。「天晴れ！」（拍手喝采）こちらのブログでも以前露骨に書いてたことがあった。（オメデタイ僕としては）もしかするとＪＡＲＯのスタッフの誰かが読んでくれたのでは！？と一瞬思った…。実際は、神奈川県の「ある男性」からの問い合わせを受けて正式に審議したとのことだった。いずれにしても、当然のことがようやく正しく取り締まってもらえたので、少し安堵した。但し、電力会社の広告は毎日のように新聞、テレビ、ラジオ等マスコミでガンガン出てるわけだ。ＪＡＲＯの方々もとっくの昔に「クリーンな発電」のＣＭに対して何らかの疑問を抱いておられても不思議は無かったはずだが…。もしかすると、この神奈川県の男性からの「問い合わせ」が万一無かったら、相変わらずこの「クリーンな発電（電力）」という表現はずっとたれ流し続けられていたのかも…。ＪＡＲＯさん、もう少し真剣に頑張ってよ～！（ジェロ君の方は、レコード大賞・新人賞受賞後も相変わらず頑張ってますね～。）

2009年01月31日

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オバマ新大統領の就任式。

日本時間では２１日の早朝にオバマ氏の大統領就任式が行なわれるというので、歴史的瞬間を是非とも生で見ようと僕も真夜中テレビの前にずっと座っていた。その内に、小腹がすきカップ麺を食べたりビールを飲んだりして徐々に集中力が落ちて来た。アルコールのせいか、眠いのを我慢しつつテレビ中継を観ていたが、それでも画面からも凄い熱気が伝わって来た。何しろ首都ワシントンで行なわた大統領就任式の会場周辺に全米から集まって来た人々の数は、何と250万人！その群衆がオバマ新大統領の登場を今か今かと待っていた。だが、主役のオバマ氏は、まるで勿体つけたみたいになかなか登場しない。ソウルの女王、アレサ・フランクリンの熱唱を聴き終えたところで遂に僕は睡魔に負け、残念ながら床につくことにした。オバマ氏の登場シーンと歴史に残るだろうと思われる就任演説を生で見たかったが、翌朝は平日で勿論仕事もあるから仕方がなかった。幸いにも、朝から嫌というほどオバマ新大統領の演説や就任式の模様が各テレビ局で流れていた。生放送では無かったが、冷静に演説をするシーンや大統領専用車から降りて奥さんと一緒に行進するシーン等に凄く感動した。但し、警備は大変だったことだろう。報道によれば、この日は４万人もの警察関係者が警備に当たっていたそうだ。100年に一度という世界的な経済危機の震源地であるアメリカをこれだけ熱狂させ元気づけるオバマ氏のカリスマ性は凄い！これからの彼の政治家としての手腕に大いに期待したい。それに比べて日本政府、特に麻生総理にはガックリさせられる。大不況の最中に消費税アップを言い出すなんて全く何を考えているやら、本当にバカとしか思えない…。これには、政界から引退していたはずの小泉元総理も真剣に怒り、親しい自民党の国会議員にカツを入れていたらしい。日本には、オバマ氏のような夢と希望と情熱を持った有能な政治家はいないのか～！

2009年01月20日

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麻生内閣の支持率がいよいよ末期的な水準に。

元旦早々こちらにも雪が降り、今年は寒い印象。この連休にも寒波が日本列島を襲い、またまた雪がちらつく…。地球温暖化と言われて、環境問題では随分「ＣＯ2」排出に関して神経質になっていたようだが、このところその定説に真っ向から反対する意見が増えているようだ。つまり、地球温暖化はＣＯ2の増加による「温室効果」が主たる原因では無いということらしい。中には、これから地球は「氷河期」を迎えるため徐々に冷えていくという説までもあるようで、素人の僕にはどちらが本当なのかは今のところよく分からない。いろんな予測や仮説が沢山出ているということは、専門家たちにとっても「本当のことは良く分からない…。」というのが今のところ本音ではなかろうか？昨今のアメリカ発の経済危機を早くから予見し著作等で警報を発していた副島隆彦氏が昨年秋に出版された本にも地球温暖化を含む環境問題に関する様々な疑惑が紹介されていた。数多くの実例や一般には知らされていない事実を元に分かりやすく解説してあり非常に興味深い。どうやら「ＣＯ2増加による地球温暖化」というのは、ほとんどデッチ上げに近く、そのことで甘い汁を吸っている「環境マフィア」的な連中が世界中に沢山いるらしい。限られた地球の資源を大切に使うことは勿論大切なことだし、物を粗末にせず大事に使うことは全人類にとって重要なことに間違いは無い。但し、マスコミによる余りに過敏で過剰な報道を鵜呑みにして「勘違い」をしないよう注意した方が良さそうだ。特に最近の日本では、「エコ」という言葉がまるで切札（オールマイティー）のように一人歩きしている気がする。政治家の先生方は、事ある毎に「環境のため」、「福祉のため」とキレイ事を言っているようだが、真剣に日本や地球の未来のことを考えているのかどうか…。今朝の新聞の一面記事を読むと、麻生内閣の支持率が19％と、ついに20％代を切ってしまっていた。最早、「危機的な水準」どころか末期的な状態。肝心の経済対策は後回しになり、対策の一つでもあった「給付金」も麻生総理の見解が度々変わったりこともあり国会で野党から集中砲火を浴びて頓挫状態。これでは自分の面子が立たないから何としても給付金を実施しようと考えた麻生総理は各官庁に協力を求めて大きな譲歩をしたようだ。この戦後最大の不景気を迎えようとしている時期に、数年後の「消費税アップ」を公言し閣議決定！？更に公務員法改正の最重要部分でもあった「天下り禁止」が事実上廃案になってしまったという…。まだまだ日本の「官僚主権」は続いていくようで、憲法にも掲げられている「国民主権」はいつ実現されるのか…。これでは、国民の気持は麻生内閣から更にドンドン離れていくばかりだ。現与党は潔く解散し、もしも選挙結果で「野」に下った場合には、改めて国民の意見にじっくり耳を傾け心底反省するべきだ。そして、民主党中心の（？）新内閣が発足したら、まず、特権階級気取りで長年甘い汁を吸い続けている官僚連中にキツイ一発をガツ～ンと喰らわせて欲しい。出来ることならば、保身ばかりの狡猾な官僚連中には現与党の政治家先生たちと命運を共にして頂いて即退陣して欲しい。そして、もっとやる気のある有能な若い公務員の方々に日本の舵取りの役を総代えして頂きたい。とにかく、このままでは、２１世紀の海上を航海中の「日本丸」は遭難するか沈没してしまう！

2009年01月12日

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アメリカの次期大統領にオバマ氏が当選！

アメリカ大統領選挙が行なわれ、かねてから優勢が伝えられていた民主党のオバマ候補が共和党のマケイン候補を大差で破り当選を果たした。アメリカでは初めてとなる黒人の大統領となった。因みに、彼の尊敬する人物は黒人解放運動指導者として知られる故キング牧師だそうだ。奇しくも、キング牧師がメンフィスで暗殺された１９６８年から丁度４０年後に黒人のアメリカ大統領が誕生したことになる。もしもキング牧師が生きていたら、さぞ喜んだことだろう。１９６０年代当時、黒人差別が引金となりアメリカ各地で黒人の暴動が発生し死者も出るほどの社会問題となり、キング牧師が非暴力非抵抗主義による黒人解放運動を唱えた。その彼も暗殺され、人種問題は長年に渡ってアメリカに難しい課題の一つとして重くのしかかっていたのだった。あれから４０年を経て、ついにアメリカ国民の過半数が黒人の大統領を選択するほどに変革した。時代の流れや変化に改めて感心してしまう。今では、政治や経済の分野にも有能な黒人が沢山活躍しているが、そもそも黒人のスポーツ選手や黒人ミュージシャンの活躍が人種差別を無くすのに大きな貢献をしたように感じる。例えば、「ロックの王者」と言われるエルヴィスも貧しい少年時代に多くの黒人アーティストから影響を受け、やがてロックンロールを誕生させたわけだが、黒人アーティストたちをリスペクトする謙虚な態度を生涯忘れ無かった。オバマ氏の政治家としての力量はまだ未知数で正直言って分からないが、とりあえず聴く者を感動させる彼の演説の素晴らしさには本当に凄い才能を感じる。サブプライム・ローン問題に始まる金融危機をはじめ難題が山積みだが、今世界中が彼に大きな期待をしている。アメリカ国民、そして世界中の人々の「明日への願い」を是非叶えて欲しい。

2008年11月05日

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日本の政治家は…。

大方の予想どうり麻生太郎氏が自民党の新総裁に選出され、先日正式に内閣総理大臣に任命された。その僅か数日後にも関わらず、新閣僚の一人国交大臣の中山氏が度重なる失言の責任をとって本日辞任した。全く、開いた口がふさがらないとはこのことだろう。次の衆議院議員選挙は１１月初め頃と予想され、ただでさえ短い任期になると思われていたのに…。就任して数日で辞めないといけない状況を自ら作ってしまった中山氏には社会人としての常識を疑いたくなる。大臣を辞任するだけでなく国会議員から罷免して頂きたいほど。これからの自民党の運命を任された麻生太郎新総裁にとって、就任早々嫌～なムードが漂う不吉な船出となってしまった。アメリカでは、「サブプライムローン」等不動産ローンの焦げ付きに端を発した経済界の深刻な状況にアメリカ政府もついに支援を発表した。世界中が恐慌に巻き込まれかねない苦境の時期に日本の政治家は何を感じ何を考えているのか…。おそらく次の選挙のことしか考えてないのだろう。一方、早くからアメリカがこういう深刻な経済状況になることを著書の中で正確に予想していた政治経済学者・副島隆彦氏（常葉学園大学教授）の頭脳明晰さには本当に感心してしまう。また彼の本を改めて読み返している。因みに、彼は「佐賀の七賢人」の一人で明治政府の外務卿を務めた（「書家」としても知られる）副島種臣氏の子孫だ。これからドルの暴落に始まるアメリカの経済失墜が徐々に顕著となっていくことだろう。アメリカ一辺倒でやって来た日本は、更にアメリカ経済を支えさせられ自らの経済破綻を早めるのだろうか…。これまでに日本が購入させられたアメリカ国債の残高は５００兆円もあるという…。残念ながら、その半分以上は日本に戻って来ないだろう、と副島氏は著書の中で書いていた。国と地方で８００兆円以上あると言われる日本の（政治家と役人が作った）「累積赤字」は、税金の無駄遣いと共に、（国民の知らない間に）アメリカ国債を購入させられたのが原因だろう…。マスコミは、日本政府のアメリカ国債購入に関する真実をもっと国民に伝え、厳しい意見を書くべきだ。あまりパニックになる必要は無いが、少なくとも次の選挙では今よりましな国会議員を選ばなくては日本の未来は無い！そうは言っても選挙の時だけ国民においしい話をするレベルの低い候補者が多いのが情けないし腹が立って仕方がない。

2008年09月28日

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最後までベストを尽くそう。「 Do The Best！」

出張中、娘から届くメールが楽しみだ。まだ小学４年だし、娘に携帯を持たせていないが、昨年あたりからパソコン操作に慣れ、自然に文字変換やメール作成をマスターしていた。親バカかも知れないが、４年生の割りに文章もなかなか上手く、毎回「お仕事頑張って！」といった励ましの言葉を添えてくれるから、仕事の疲れもつい忘れてしまいそう…。勿論、メールが来たら必ず返信する。確か昨日届いた娘のメールによれば、今日は有田町の「町民運動会」だったはずだ。地元・５区の選手として出場したはずの娘や息子の成績はどうだったのだろう…。明日は月曜日で学校に行かないといけないせいか、今のところまだメールが来てない。因みに昨日届いた娘のメールには「何着になるか分からないけど最後までゴールを目指して一生懸命に走り抜きます。」等と書いていた。そうそう！何着になるかは「時の運」。最後までベストを尽くすことが、まず大事なのだ。それにしても、先日突然の退陣表明を発表した福田総理には驚かされたが、子供たちへの教育上も最悪の行動だった。総理になって一年弱、内閣を改造して僅か一ケ月程度で放り出すとは…。本当に自分を客観的に観れるのなら、普通は有り得ない決断のようだが…。もしかすると、余りの不人気さに恥じて、自分に対して客観的にダメ出しをした、と言うことなのだろうか。その後、次期総理を目指し、自民党総裁候補に何と七人もの議員が立候補した。本命の麻生太郎氏は勿論、若手議員や女性議員まで次々に立候補者が出て、何だか自民党の人気回復のためのパフォーマンスみたいになって来た感じ…。それぞれ自分の公約を口々に訴えているようだ。しかし、安倍さん、福田さんと二人続けて途中棄権？した自民党の総理大臣に対して、国民は最早期待していないのでは…？かと言って、無投票で民主党党首に再選されるらしいあの剛腕・小沢一郎氏には個人的に嫌悪感を感じる。何しろ、彼はこれまで様々な政党を作っては自ら解党し、「壊し屋」と言われて来た人物だ。ともあれ、最後迄ベストを尽くしてくれる責任感のある人物に総理大臣をお願いしたい。Do The Best！

2008年09月07日

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福田総理の退陣にカ～ッツ！

このところ支持率が３割を下回るほどの不人気内閣だった福田内閣は、先月内閣改造をして何とか起死回生を狙っているように思っていた。ところが昨夜の９時半頃、突然福田総理が記者会見を召集し、総理大臣の職を辞すると発表した。野党は勿論、与党内の議員たちの大半も寝耳に水のニュースで、号外が出る等マスコミは朝までずっと福田退陣の話題に翻弄された。とりあえず、内閣改造をしたのなら、せめて半年は継続して職務をやり遂げるのが筋だろうと考えるのが普通だ。当然ながら、記者会見で痛いところを突かれてイライラが募った福田総理は「私は自分を客観的に観ることが出来る。あなたとは違う！」と最後には訳の分からない逆切れ気味のセリフを吐いて質問した記者に向かって悪態をついた。普通は、こんな場合には真っ赤な顔をして怒鳴ったりするもんだが、彼はその時もいつもの冷たいクールな表情だった。冷静と言うより、ここまで来ると何だか不気味な感じがする。こんな温かみの感じられない人間に日本を任せていては、絶対に国が良くなるはずが無い！だから辞めて頂くのは結構だが、もう少し国民に申し訳無いと心底詫びて欲しい気がした。結果的に国政を空転させることになり、土下座しても足りないはずだ。まるで他人事みたいな彼の表情や態度には誰も同情しないだろうし、辞める理由にしても何だかイマイチ理解し難い。ネジレ国会や民主党のせいで自分たちの政治手腕を発揮出来ない等いと愚痴を言うのなら、衆議院を解散して選挙で過半数を獲得すれば良いのに、勝てる自信が無いのたからそれも出来ない。結局、ギブアップ状態での退陣ということだろう。リング上でＫＯ負けさせられるのを逃れるため、セコンドより早く自分でタオルを投げてしまった…、みたいな感じ。自己中心的で弱腰で無責任極まり無い。そのくせ、良くあんなに平気な顔をしていられるものだ。確かにアンタは僕たちとは違うね～！「カーッツ！」

2008年09月02日

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サミット開幕

やっとこちらでは梅雨明けしたらしい。なかなか洗濯物が乾かず憂鬱になっていた家内やお袋も一安心。七夕の昨日から「サミット」も開幕した。今回は先進国の「Ｇ８」にアジアやアフリカなどの参加国も加わり、環境問題などに関して話し合いが行われる。北海道の洞爺湖の高級ホテルで開催するホスト国の日本、福田総理の手腕が問われるのだが、アメリカの態度によっては「2050年までにCO２の発生を今の５０％に半減させる」という目標を採択することはかなり厳しい。それに加えて、京都議定書などＣＯ２削減問題の「言いだしっぺ」である日本自体が目標達成に対して現在のところ相当難しい状況にある。それを補うため、達成率に余裕のある発展途上国からお金でポイントを買い戻す？とか、何だかウソみたいなことになってるらしい。まるで自分で自分の首を絞めているような状況だ。だいたい、二酸化炭素増加で温室効果が起きることは学校でも習って僕も知っているが、本当にそれが異常気象の原因と決め付けることはどうかと思っている。科学者の多くもそのことを指摘しているようで、太陽の活動が以前より活発化していることを問題視する意見も少なくないようだ。そう言えば、電力会社がドサクサに紛れて「原子力発電は、CO2を発生させないクリーンなエネルギーです。」とアピールするＣＭを流している。確かに二酸化炭素は発生させないかもしれないが、放射性廃棄物・「死の灰」を作り続けていることは何万倍も環境を汚しているのだから、詐欺みたいなCMだ。ＪＡＲＯ（日本広告審査機構）は、こんなコマーシャルを見過ごして平気なんだろうか…。もしかすると地球温暖化を引き起こす原因の一つと言われている「二酸化炭素」と、微量で人類を絶滅させることが可能な放射性廃棄物とどちらが危険か、良～く考えてもらいたい。このところ日本の電力会社は、盛んに「原子力発電の先進国」としてフランスをコマーシャルに登場させているが、フランスは皆無と言っても良いほどに地震の少ない国だ。世界中の地震の２割が発生していると言われる日本に原発を作り続けることを止める事が、まず環境問題の最優先の問題だと思う。ところが、今回のサミットでは（石油など化石エネルギの先行き不安などから）原子力発電を今後増やそうという話も出ているそうで全く納得がいかない。青森の六ヶ所村に日本初の放射性廃棄物処理施設が作られているが、最近この近辺の地層に地震の恐れがある大きな活断層が発見され問題になっている。日本のエネルギー問題は、もっと足元から見つめ直して欲しい。

2008年07月08日

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ガソリン価格高騰で国民の怒りは更にヒートアップ！

最近、明るい話題が少ない。長引く年金問題、新たに降って湧いたような高齢者医療問題、そして出口の見えない不況問題…。そんな矢先、原油価格高騰によりガソリン価格がまたまた値上りし、国民の財布を更に圧迫している。全国平均で、ついに１リットル当たり１７０円台を超えたらしい。一時的に廃止されていた『暫定税率』が復活したおかげで、何だか以前より二倍位上がってしまったような印象さえ受けてしまう。これだけガソリン価格が上がれば、今まで企業努力で据え置きされていた運送料が次々に値上げされ、それに伴って諸物価も一斉に値上がりしそうな気配だ。景気が改善されないまま物価が上がると、当然ながら国民生活は益々困窮する。税収が下がってしまったからと言って、政府や官僚の連中は、自分たちの政策の失敗は棚に上げて消費税の大幅アップを平気で口にし始めている。本当に腹立たしい！いくら国民が叫んでも相変わらず歳出カットについての論議はまともにされないまま…。これでは、まさに「盗人に追い銭」の重税国家だ。一方、過去の消費税の税収分とほぼ同じ額が「法人税」の引き下げによる税収減で消えてしまったという話もある。国民には「福祉のため」と言って消費税を設けていながら、実際には一部の儲かっている大企業を優遇するための税金になってしまっているわけだ。これでは（大企業の経営者や公務員を除く）国民の大半は政府に騙されてしまっているみたいだ。このまま放っておいたら国民は益々重税を課せられ生活は苦しくなるばかり…。５兆円と言われる累積赤字を抱えている大阪府は、財政再建のために具体的な削減目標の数字を上げ、ついに橋下知事自身をはじめとする大阪府職員など公務員の給与削減に踏み切った。元「タレント弁護士」と皮肉を言われ、実力を疑問視する声の多かった大阪府知事だが、地元自治体の首長をはじめとする反対派の抵抗に屈っせずに改革を進めた姿勢を高く評価したい。国と地方を合わせると８００兆円以上もの累積赤字を抱えている日本政府は、早速大阪府の例に習って、まずは歳出カット、特に官僚を筆頭とする公務員の給与と退職金の削減から取り組んでもらいたい。手っ取り早く消費税を１０パーセント以上に上げようとする前に、（平均的な民間企業に比べ優遇され過ぎている）公務員の給与を１０パーセント下げることからまず先に決めて欲しい。公務員の人数も徐々に減らし、（官僚たちの天下り用に設けられたとしか思えない）不要な財団はことごとく廃止するべきだ。この前、『公務員制度改革法案』がようやく国会で成立したが、肝心な「天下り禁止」さえ含まれておらず、まだまだの印象だ。現在、まるでガン細胞のように国の財政を圧迫し蝕んでいる官僚たちの既得権を少しづつ外して行くことが日本の将来につながると考えている。日本国民よ、もっと本気で怒ろう！

2008年06月06日

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暫定税率問題で自民と民主が対立。

国会では今年３月末に期限を迎える暫定税率問題で、自民＆公明の与党側と民主党など野党側との対立が更に鮮明となった。原油価格高騰によるガソリン、軽油、灯油の度重なる値上げに対し、国民の多くは強い不満と不安を感じ、暫定税率の廃止を希望している。このままガソリン等の油代が上がり続ければ、いずれ運送料が値上げされ、その影響で様々な商品の価格が高騰することが予想される。（ガソリンの場合）１リットル当たり約25円の暫定税率が無くなれば、心理的にもかなり割安感があり、多少は経済効果も期待出来る。そもそも田中角栄氏が総理大臣の時代に設けられたという暫定税率は、道路整備に関しての目的税だ。今や予算難に喘ぐ地方自治体にとっては無くてはならない税源らしく、全国知事会などは税率維持のために共同声明を発表するなど政府に対して廃止反対を強く求めている。国民の希望と地方自治体の希望がそれぞれ複雑に交錯し、国会は相変わらず紛糾気味だ。民主党の小沢党首は、この問題をきっかけに自民＆公明与党を更に追い詰めて解散に持ち込みたい作戦のようだ。暫定税率も気になるが、ガソリン・スタンドで支払った時の明細書を見たら、おかしな事に気付く。ガソリン代だけでなく、ガソリン税や暫定税率を加算した合計に対して消費税が加算されているのだ。（以前にもこのブログに書いていたことだが）これは絶対に納得出来ない。つまり税金の上に更に税金が課税された形になっているのだ。まず、こちらの改善（出来れば、ガソリンに対する消費税の廃止など）から先に実行して頂きたい。

2008年01月21日

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福田氏が自民党総裁に決定。

ニュースによれば、自民党の新総裁には福田康夫氏が決まったらしい。福田赳夫元首相の長男だけに、早くから総裁候補に名前が上がっていたものの、実際に立候補したのは意外にも今回が初めてだった。この後、国会で正式に首相に選出されると初の親子２代の首相誕生だとか。勝ち馬に乗ろうとする多くの自民党国会議員からの支持を集め、その後も終始「元本命」の麻生太郎氏を圧倒した。しかし、各地で行った候補者演説では、場慣れした感じの麻生氏の方に分があったように見えた。ともあれ、今の僕には「そんなの関係ない！」本日からの福岡＆大阪（守口市）への出張でバタバタなのだ。福岡と大阪を（２週間の間に）２往復する関係で、荷物の振り分けなど少々面倒で…。何だか準備が気になって朝５時に目が覚めた。さすがに朝は涼しかった！秋の訪れはもうすぐかも。

2007年09月24日

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安倍総理が突然の辞任発表！

安倍総理が辞任した。全く突然の発表に驚いている。それならば、７月の参議院選挙で記録的な大敗を喫した後に潔く責任を取って辞任していたら良かったのに…。新内閣を発足し、国会で所信表明演説をしたばかりだったから、いかにもタイミングが悪い。自民党は次の党首、事実上の総理を選任しないといけないが、こういう時期では誰もやりたく無いのが本音ではないだろうか。今のところ麻生氏が有力候補と噂されているが、小泉元総理の再登場を期待する声も少なくないらしい。誰がなるにしても、突然のことだけに準備不足は否めないだろう。安倍総理の辞任は、ただでさえ支持率が急降下している自民党に益々痛手を与えたことになる。無責任と言われても仕方ないだろう。昨年９月に就任して僅か一年。安倍総理は何も成さないまま去って行ってしまった気がする。彼が約束していた年金問題の解決も放り出したまま…。残念ながら、最後まで彼には国民の声が聞こえて無かったようだ。

2007年09月12日

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安倍新内閣発足の課題

先月の参議院議員選挙で歴史的な大敗北を喫した自由民主党。安倍総理大臣は、その敗戦の責任をとって退陣するのではと思われたが、結局「新内閣」を発足させて出直しする道を選んだ。国民を呆れさせた社保庁の年金問題と自分が任命した大臣の不適切な発言や不透明な経費問題で一気に支持率を落とし、予想どうりの結果だったのだが、安倍総理本人だけは「反省」という言葉をを口にするだけで何ら悪びれた様子が無いようだ。この新しい内閣で何とか出直して人気を回復し、民主党の追い上げを断ち切りたいと考えているのだろう。もしも本気で国民の声に耳を傾ける気ならば、「憲法九条」の厳守と「消費税」引き上げの見送りをはっきりと名言して欲しい。アメリカの圧力に屈することなく、日本の国益優先で考えることが大事なのだ。とりあえずお願いしたいことは、最近またまた値上がりしているガソリン代を下げることだ。原油価格高騰により多少は仕方ない部分はあるが、そもそも日本のガソリン代は高すぎる。確か、価格の半分近くが税金だと聞いている。しかも、ガソリンに課税をした上、更に消費税を課税している。これはどう考えてもオカシイ！少なくとも税金を含んだ合計部分に５％の消費税を課税するのは変だ。僅かな差額かもしれないが、全国の全車両の給油で計算するならば当然大きな税収となるから、国民が気付かない内は知らないフリして貰っておこうという考えのようだ。この際、断固として異議を唱えるべきだ！支持率急降下の改善策の一つとして、ガソリンへのＷ課税撤廃（消費税廃止）を実施すれば、いくらかでも高騰したガソリン代が適正な価格に近づくし、政府への信頼感も増すはずだ。くどいようだが、まずは手っ取り早くガソリン代是正に取り組んでもらいたい。

2007年08月28日

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自民党が歴史的敗北！

昨日行われた参議院議員選挙は、投票終了と同時に開票が始まった。驚いたことに、わずか数分後には「当確者」が発表されて驚いたが、どうやら出口調査の結果で早々と当選を判断しているらしい。そう言えば、僕が投票に行った投票所の体育館玄関先にもＮＨＫかどこかの調査員の方が立っていた。質問されたついでに、ひとことぐらいは政府与党への批判を言ってやろうと思っていたが、残念ながら僕には声をかけてくれなかった…。今回の参議院選のスケジュールがずれたことによって、５０年ぶりに全国高校総体が開催されている地元佐賀県では、おかげでひと騒動だったようだ。つまり、高校総体の大会開催日と投票日が重なってしまい、投票会場に予定していた体育館の多くが高校総体の競技会場として使用されていたため、会場変更を余儀なくされる自治体が続出。特に選挙関係者は随分慌てたらしい。しかし、今回の選挙で一番慌てたのは、やはり自民党関係者だったことだろう。最終的に結果が全て明らかになったのは明け方近い深夜だったが、開票間も無く「自民党惨敗！」のニュースが流れ始めた。安倍総理はじめ自民党幹部の呆然とした表情が印象的だった。先日、この有田町（ウチのすぐ近所）にまで遊説に来てくれた民主党の菅直人代表代行や鳩山由紀夫幹事長が笑顔で何度もテレビ画面に登場していた。最終的に　民主党は、選挙区と比例区を合わせ６０議席を獲得。非改選の議員数も含めれば、野党側が過半数以上の議席を楽々獲得。自民党は４０議席にも届かないという予想を上回る歴史的敗北だった。　選挙の結果、国民の安倍内閣への不信任は明白だったにも関わらず、安倍総理が続投すると発表され、国民はもちろん、自民党の内部からも疑問の声が…。しかし、もっと疑問に感じたのが、小沢一郎民主党代表の態度だった。これだけの国民の温かい支持を得たのだから、真っ先にテレビカメラや新聞記者の前に現れてお礼の言葉を述べ、今後の更なる支援を訴えるべきなのに、体調不良なのか何か知らないが、一度も顔を見せようとしなかった。何だか民主党の行く先にも少し暗雲の気配が…。

2007年07月30日

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いよいよ真夏の決戦が始まる！

長いようで短かかった参議院議員選挙戦も一応昨日で終わり、本日いよいよ投票日を迎えた。本日の深夜にはおよそ選挙結果が判明し勝敗が決するらしいが、マスコミのアンケート調査によれば自民党の敗戦は濃厚だ。民主党をはじめ野党各党の攻勢で少なくとも与党の過半数割れは間違い無いだろう。個人的にも改憲反対、原発推進反対、増税反対、天下り反対、弱者切捨てにつながる政府の社会福祉予算削減に反対…等、全く今の自民党に投票する理由は全く見つからない。安倍総理がよくこんな政策をやっていて勝てると思ってるもんだと改めて呆れてしまう。国民の意見をもっと真剣に受け止め、敗戦後はこれまでのごう慢な政策を見直して頂きたいものだ。さて、真夏の戦いと言えば高校野球。全国の代表校がほぼ全部出揃い、８月から甲子園球場でまた熱い戦いが繰り広げられる。今回の佐賀県代表は佐賀北高校だ。圧倒的な打力と堅い守備を誇り、決勝までの全ての試合でワンサイド勝ちをおさめ、７年ぶりの出場を果たした。とにかくずば抜けた強さだった。久々に甲子園で佐賀県代表チームの活躍が観られることを期待している！佐賀県と言えば、昨日、全国高校総体の開会式が佐賀市総合競技場のグラウンドで開催された。本日から様々なスポーツ部の高校生たちが、それぞれ高校日本一の座を目指して戦う。これを機会に、参加した選手、監督、コーチ、役員など関係者の方々に佐賀に関することをいろいろ知って頂けたら幸いだ。因みに、現在千葉にいるウチの弟も（今回の佐賀高校総体に）千葉県の空手代表選手らの「監督」として帰省する。お笑いタレントのはなわは千葉で生まれて佐賀で育ったらしいが、弟は逆に佐賀で生まれて大学卒業後は千葉県人となっている。とりあえず、佐賀高校総体では、地元佐賀と千葉の選手を中心に応援したい。最近、不運なミスで全国大会の優勝から遠ざかっている佐賀女子高新体操チームの久々の全国制覇を特に期待している。

2007年07月29日

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民主党の菅さん、鳩山さん、原口さんらが有田駅前で遊説！

先日の土日は仕事で出勤したため、本日が代休となり休みだった。朝と夕方、息子を幼稚園へ車で送迎する以外は、珍しくほとんど家で過ごした。月曜日は図書館も休館だし、夏休みで娘も一緒にいたので、お絵描きや習字などの宿題に付き合った。娘は、夏休み恒例の「夏の友」みたいな宿題を夏休みに入る前日の内に全て完了していたようだ。僕も子供の頃は、（どちらかというと）先に宿題を終わらせてから遊びに行くタイプだった。家内も同じだったらしいから、そんなところも親から娘に遺伝したのかも…。何か難しい問題があると先延ばしにして、「棚上げ」する日本の政府のオエライさんたち。彼らも昔はそれぞれ優等生だった方たちばかりだろうから（当時は）さぞかし宿題を済ませるのは早かったはずだが…。安倍総理は、「年金問題を年内に解決する」と公言したものの、参議院選挙前の発言だけに、話半分に捉えておいた方が良いかも知れない。これまでの仕事ぶりからして、社会保険庁の役人の方々が、果たしてその約束を真摯に受けとめ、仕事をスピードアップしているかどうか自体疑わしい。つい先日、参議院選挙が公示されたと思っていたら、もう今週末の日曜日は投票日を迎える。マスコミの調査によれば、まだまだ自民党の苦戦が続いているようだ。たまたま代休で家の中にいたら、何やら表が騒がしい。佐賀県の参議院選に立候補している民主党・川崎候補の応援のため、鳩山由紀夫元民主党代表が有田駅前にやって来たのだった。あいにく平日で、事前の告知も無かった？ために、さほど人垣は出来ていなかった。演説が終わりに近づいた頃、僕も自宅から歩いてすぐの有田駅前へ観に行った。娘が、一足先にお袋と一緒に来ていたらしく、鳩山さんから直に頂いたという名刺を僕に見せながら「鳩山さんに握手してもらったよ～！」と嬉しそうに笑った。その声が聞こえたのか、すぐに鳩山さんご本人がこちらへ近づいて来たので、僕も「頑張ってください！」と言って握手をして頂いた。スーツ姿かと思ってたら、長旅の移動中だけに普段着姿でリラックスした雰囲気。間近に見ると、思っていたよりもずっと背が高く、（遊説で？）日に焼けてたくましそうな感じを受けた。佐賀県の最西端にある有田町まで（博多あたりから？）電車でやって来て、これから佐賀市方面へ向かって東進しつつ本格的に遊説して周られるのだろう。因みに、鳩山さんの「宿敵」安倍総理は、本日夕方頃お隣りの佐世保市へ長崎県の自民党候補の応援にやって来るとか。今回は民主党がかなり本気で政府打倒のために頑張っている気がする。先週の日曜日にも、菅直人民主党代表代行が有田駅前で応援演説をしていた。「たけしのＴＶタックル」で毎回切れ味の良いコメントをしている地元選出の衆議院議員・原口一博氏も雨の中必死に民主党支持を訴えていた。この時も僕はたまたま休みで家にいたため、三人の話を傍聴することが出来た。川崎候補をはじめ菅直人氏、原口一博氏もそれぞれ話し終えた後は、雨の中集まって傍聴していた人々一人一人に笑顔で握手をしていた。原口一博氏が最近出版していた著作は、(原爆に関する話も含め）平和の大切さを切実に訴えたまさに「平和」というタイトルどうりの名著だった。彼と握手した時「本を読みましたよ！　頑張ってくださいね！」と気軽に声をかけた。原口氏から「あの平和の本？」と聞き返されたので、「そうです！」と笑ってうなずくと僕に向かって彼が再び手を差し出してくれたので、何と二度目の握手をした。正直な話、民主党の小沢代表は余り信用していない。但し、今のところ増税をせず税金の無駄遣いを改善して行くという基本的な方針を公言し約束しているから、安易な消費税アップを密かに企んでいる自民党よりはずっとマシだ。出来ることならば、民主党の中で最も平和に対して真面目に考え、真摯に取り組んでくれそうな原口一博議員が早く民主党の代表、日本の総理になること…を望んでいる。

2007年07月23日

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爆弾発言！

久間章生防衛相の原爆投下に関する「しょうがない」発言が、大きな政治問題となっていた。政府与党関係者にとってまさに、「爆弾発言」だったようだが、本日午後、国民の誤解や与党の混乱を招いたとして久間氏が防衛相を辞任する考えを安倍総理に伝え、了承されたという。今月末に参議院選挙を控えた微妙な時期だけに、久間氏本人は早急に判断を下し責任を取ったのだろうが、いずれにしても、（半年ちょっとの短い間に）またもや閣僚が辞任したことで、安倍政権は（年金問題に続いて）更に大きな痛手を受けたことになる。但し、久間氏は、責任を取って辞任はしたものの、発言撤回はしないそうだし、映像を観たところ余り反省の色も感じられない様子だった。世界で唯一の被爆国である日本の防衛を司る大臣だった彼は、しかも被爆地・長崎県選出の国会議員だったのだから、尚更残念な発言だった。伊藤（長崎）市長が生きていたら、どんなに悔しがったことだろう。（現・長崎市長の田上氏が、久間氏に直接抗議をしたそうで少し気分がおさまったが…。）溝手国家公安委員長が「どんな大義名分があっても、核を是認するような発言は慎むべきだ」と語っていたそうだが、発言というよりもそういった考え自体を直さないといけないのではないだろうか…。広島や長崎では、原爆投下から６２年経過した今も原爆症に苦しんでいる人々がいることを忘れてはいけない。年々修学旅行で海外へ生徒を連れて行く学校が増えているらしいが、（憲法問題などにしても）平和が危ぶまれる状況だけに、むしろ広島や長崎の原爆資料館を見学させることを真剣に検討して欲しい。これを機会に、被爆国・日本の国民は、核兵器の恐ろしさ、放射能の恐ろしさ、そして戦争の悲惨さと平和の有難さをもっともっと知るべきだと感じた。それにしても、安倍内閣が今度の参議院選挙までもつのかさえ怪しい状況になって来た。もはや、自民党はマスコミ等の予想以上の惨敗をしてもしょうがない事態だ。（注）安倍政権の閣僚交代は、自らの政治団体の不適切な会計処理の問題で昨年１２月に辞任した佐田玄一郎行政改革相、５月に自殺した松岡利勝農相に続いて３人目。

2007年07月03日

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国会の会期延長により全国各地でトラブルが…。

社会保険庁のずさんなデータ管理問題が発端となり、どうやら国会の会期が延長されることになったようだ。そうなると参議院選挙の投票日も一週間ずれてしまうことになり、新たな問題が全国各地で起きている。因みに、佐賀県では今年の全国高校総体が七月から開催されるのだが、投票日がずれると高校総体のスケジュールと重なってしまうのだ。既に全国高校総体の会場に予定されている佐賀県内各地の体育館の多くは参議院選挙の投票会場としても予定されていた。まさか同じ日に使用することになるとは全く想定して無かったはずで、各市町村の選挙担当者は今頃頭をかかえているに違いない…。既に印刷が済んで、配布するばかりになっていた投票用紙等の選挙関係の印刷物は、シールを貼ったりして投票日を訂正しないといけない。選挙期間や投票日の変更によって生じる余分な経費を全て計算すれば全国で何十億円単位になるのではないだろうか…。社会保険庁の役人たちの不祥事が原因で、またまた新たな弊害が生まれたわけだ。安倍総理が、テレビカメラに向かって「年金問題を解決出来ない場合には自分が全責任を取る！」とやたら勇ましく発言していた。しかし、仮に年金データの修正処理や社会保険庁の改革の約束を果たせなかった場合、安倍さんが責任を取って総理を辞任し、また誰か違う人が総理大臣になるだけのことなら、誰も政府を信頼出来るわけが無いと思う。社会保険庁を解体するより前に、国会議員全員と官僚（せめて自民党の幹部だけでも）国の年金マイナス分を自らの収入の中から補填するぐらいの責任を果たして欲しいものだ。

2007年06月21日

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安倍総理が佐賀で田植え！？

本日、我が家の息子が通う幼稚園で、町内の農家の協力を得て「田植え」の体験学習を行なった。土曜日で休みだった小学生の娘も付き添いという事で？特別参加した。田植えを体験し、農業や食物の有難さを実感する事は子供たちにとって大切な経験になったことだろう。幼稚園の子供たちが田植えを楽しんだのは言うまでも無い。驚いたことに、夜、テレビのニュースを何気なく観ていたら、何故か安倍総理も「田植え」をしていた。しかも、佐賀県の小城市三日月町の水田で。地元の農家の方たちと共に親しく会話をしながら田植え機を操縦している映像だった。どうやら、来月の参議院選挙を間近に控え、佐賀選挙区の自民党候補を応援に来た折りに、庶民的なイメージをアピールするパフォーマンスの一つらしい。因みに、佐賀県は北海道や東北地方と同じく食料自給率がほぼ百パーセントを誇る。広大な佐賀平野を中心に稲作が盛んで、沢山の農産物や蜜柑などを全国へ出荷している九州屈指の農業県なのだ。その後、安倍総理が佐賀市内で記者会見を行なっている映像が流された。次から次にボロボロと溢れ出て来る社会保険庁の年金不祥事に対する記者の厳しい質問が飛ぶ。安倍総理は、早急に事実解明や責任追及をして行く事を公言。国民の不安解消に懸命の様子だった。参議院選挙に多大な影響が予想される争点だけに、国民を納得させる緊急な対応が絶対に必要だ。そうは言っても、ミスを起こした社会保険庁自体を早々と解体してしまうことには、不安が伴う。それこそ役人たちの悪知恵で「臭い物にフタ」で、終わりそうな予感がするからだ。これまでのデタラメな年金運営やデータ管理に対する全ての責任を明確にし、国民が納得する年金制度を確立させてから新しい年金管理団体へ業務移行をするべきだ。こうなる前に民間に委託管理させていたら貴重な年金が目減りしたり、大切な加入者データが紛失するような信じられない不祥事は起きなかったはずだ。例えば、トヨタの経営陣に任せていたら、年金の元本が相当増えていたかもしれない…。まさか「社会保険庁当時のミスに関しては責任を持ちかねる。」等と責任回避のために社会保険庁を解体するという姑息な作戦で無いことを祈っている。不況で税収が減り、全国的に余って来た役人たちは、人員削減でクビにするだけで無く、国内の食料自給率を上げるために農村へ派遣して鍛え直して欲しい！それこそ国にとっても有効な「天下り」になるのでは…？

2007年06月16日

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安倍内閣の支持率が急落！

マスコミの調査によれば、安倍内閣の支持率は更に急落したようだ。総理大臣に就任した直後の高い支持率や人気は一体何処へ消えてしまったのだろう…？少し前までは、自分の在任中に現憲法を改正したい、と息巻いていたのに、今や支持率をアップする打開策を見い出そうと四苦八苦してているように見える。それにしても、社会保険庁の度重なる怠慢ミスの発覚には、怒りを通り越しすっかり呆れてしまった。5000万人もの加入者データが事実上不明な状態に陥っているとは、寛大な日本国民にとっても想定外の超特大の失態だった。これから国民一人一人が年金手帳を持参して社会保険庁へ足を運び自分の年金支払いデータを確認しないといけないのだろうか…！？政府が早急な救済策を執るとか言っているが、どうもアテにならない。そもそも国民はお役所の大失態による被害者であって、何ら落ち度は無いわけだから、国の方が責任を持って対処するのは当然のことなのだ。これで年金の非加入者が益々増えることになるだろう。安倍首相＆安倍内閣が何とか今後も存命するためには、最早、国民の長年の鬱憤を晴らすようなビッグ・サプライズを用意するしか無いだろう。例えば、毎回ウヤムヤになる官僚等公務員の天下りをこの際はっきり法律で禁止にしてもらいたい。もしも守らない場合の罰則規定をしっかり設けておかないと、効果は期待出来ない。そういう最も初歩的な事から、税金の無駄遣いを根本から改善することを早急に始めないと日本の財政改革は手遅れになる。天下り先にも多いようだが、実体の無い分けの分からない特殊法人や財団は調査の上、不要なものは潰し（←多分殆どが不要な組織だと思われる）国からの補助金を大幅にカットして行けば、年金へ回すお金ももっと増やせるはずだ。天下りと国の補助金と政治家への献金は、セットになって税金を食い物にし、日本の経済力を弱体化させて来たのだ。そろそろ安倍首相は国民では無く、身内に犠牲を強いた方が賢明だ。憲法では「国民主権」となっているが、どうやら日本の主権者は、自民党と官僚だと言うことがようやくはっきりして来た。かと言って民主党をはじめとする野党も非難するばかりしか能が無いようでラチがあかない。残念ながら、日本将来はますます混迷の時代に突入しつつあるようだ。

2007年06月04日

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松岡農林水産大臣の自殺報道に絶句…。

昨日の昼過ぎ、松岡利勝農林水産大臣が議員会館の事務所内で首を吊り自殺を図っているところを発見された。すぐに病院へ運び込まれたが、既に心肺停止状態。午後二時頃には死亡が確認された。日本で現職の大臣が自殺したのは少なくとも戦後初めてのことで、永田町はもちろん日本中がこの訃報に驚いたはずだ。疑惑の渦中にあった松岡大臣の突然の死により、安倍内閣はいよいよ瀕死の状態となった。わずか数日前までは、野党やマスコミから疑惑に関する厳しい質問を受けても、彼は毎回ノラリクラリと無責任な答弁を繰り返す一方で、そんな態度に僕もやたら腹が立ってしょうがなかった。しかし、彼が自殺する数日前に実家の母親を訪ねていたり墓参りをしていたとか、自殺直前に６通もの遺書を書き残していたという話を聞くにつけ、彼自身も汚れきった政界の犠牲者の一人だったように思え、何だか凄く哀れに感じてきた。もしかすると、彼自身は、様々な疑惑に関して全てを正直に話し、潔く大臣の座を辞任してスッキリしたかったのではないだろうか…。しかし、彼が大臣を辞めた場合、自分を大臣に任命した安倍首相が「任命責任」を問わることになり、ひいては今度の参議院選挙へも多大な悪影響が及ぶことを考慮し、党から辞任する許可をもらえなかったのではなかろうか…。安倍内閣が発足した当時、初めての大臣就任に人生最高の美酒を味わったはずの彼が、わずか８カ月後には自ら命を絶たねばならないほどの窮地に追い詰められていたとは何とも残念なことだ。おそらく彼は大臣になってさえいなかったら、ここまで思い悩み自殺するようなことは無かっただろう…。莫大なお金を動かす力と国の将来を左右する権力を合わせ持つ有力な政治家にとって、栄光と挫折はまさに紙一重だ。因みに、松岡氏の座右の銘は「真実一路」だったそうだ。今にして思えば何とも虚しい…。

2007年05月29日

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憲法改正（改悪）問題に強い怒り！

このところ政府のやり方には全く納得がいかない。安倍首相の提唱する「美しい国」とは、一体何なのだ！改憲に向け、野党の足並みが揃わないのを良い事に「国民投票法案」を国会で成立させたかと思うと、今度の参議院選挙では憲法改正を争点にすると言い出した。これほどスピーディーに事を運べるのなら、期待されている北朝鮮との拉致問題をもっと早く解決して欲しいものだ。国民の半数以上が改正を望んでいない憲法九条を何故それほど慌てて変えようとするのか不安が増すばかりだ。憲法改正（改悪）賛成派の連中は、「自主憲法を作る」と言っている。戦争に負け、アメリカに押し付けられた現在の憲法を自ら時代に合った憲法にすると言うのだ。確かに時代に合わなくなった部分があるなら必要に応じて見直しすることは仕方が無いだろう。ところが、改憲派は初めから第九条を変えることが目的なのだから多くの国民も胡散臭く思っているわけだ。国際貢献のため、自衛隊を海外へ派遣しやすくする、とか北朝鮮や中国からの攻撃に早急な対応を出来るように等ともっともらしい理由を挙げている。しかし、最近改憲に関してアメリカからの圧力があったことが報道され、「自主憲法」といっていた改憲派の言葉自体が根本的にインチキ臭いものだと明らかになった。そう言えば、安倍さんが首相になった途端、防衛庁が防衛省に格上げされていた。万一、憲法から第九条が無くなれば…。自衛隊は、ついに軍隊となり、アメリカの言われるまま海外の紛争地域に出かけて行って武力行使する事になるのはまず間違い無い！アメリカは（都合の良い時だけ）国連の錦の御旗を掲げ、正義や平和をスローガンに戦争の泥沼へ日本を引きずり込もうとしている。アメリカの軍需産業を支えるために日本を犠牲にしてはならない。「日本だけが血を流さないで良いのか！」と偉そうに言ってる改憲派のタカ派議員は、まず日本国民を守ることを最優先に考えて欲しい。少なくとも先進国で武器を輸出していないのは日本だけなのだ。アメリカ、ロシア、フランス、等多くの国は自国の防衛に専念すべき兵器を輸出して外貨を獲得している。核兵器の廃絶はなかなか現実的には難しいようだが、まずは武器の輸出を自粛することから始めるべきだ。世界で唯一の被爆国家の日本は、改憲することよりも、これまでどうり世界平和のために核兵器廃絶を訴え続けて行くのはもちろん、武器の製造と輸出を止めさせる努力をもっと積極的にすべきだと思う。子供の頃、「世界に名だたる平和憲法」と教えられた現在の憲法は、特に九条が素晴らしいと外国からも賞賛されていたはずだ。最近、国内外で大規模な自然災害が増えているようだが、自衛隊はこれ以上武力を過剰に強化するよりも被災地域を救助する人員や機材を充実させる方が望ましいと思う。いくら「平和活動」と言っても、自衛隊が迷彩服を着て銃等の武器を持って外国に派遣されたならば現地では警戒されテロに遭う危険は大きい。むしろ、土木作業用の機材等を持参して被災地域の復旧作業に行く事をもっとアピールすれば攻撃される心配もほとんど無くなるはずだ。あくまで武力行使は、武器を輸出している（武器をバラ撒いている）国々に任せるべきだ。それから、在日米軍基地の移転に必要以上の税金を注ぎ込むことにも絶対反対だ。アメリカが自国の利益に叶うと判断してやろうとしていることなのに、日本が出て行ってもらう立ち退き料みたいに何兆円も払うのはバカげている。因みに、同じく敗戦国だったドイツでは全くそんな事は無かったそうだ。アメリカからどうしても負担せよ！と言われたら、４００兆円もあると言われる（日本がアメリカに買わされたまま、事実上換金不可能な状態らしい）アメリカ国債の一部と相殺してもらってはどうだろう。

2007年05月26日

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長崎新市長に田上氏

統一地方選挙後半戦が終了した。昨夜の開票の結果、各地で新しい市長、町長をはじめ地方自治体の議員が決まった。注目された長崎市長選挙は、伊藤市長の娘婿で西日本新聞社の報道部記者だった横尾誠氏との接戦を制した元長崎市課長の田上富久氏が僅差で勝利した。伊藤市長が銃撃されて急遽立候補した横尾氏は、伊藤市長の後継者をアピールし有力視されていたものの、昨年開催されて大成功した観光企画「長崎さるく博」などの立案者として行政能力を評価された田上氏の思わぬ立候補に敗れてしまった。横尾氏の夫人で伊藤前市長の長女は、ショックのあまり朦朧となっていたのが痛々しかった。新市長に就任した田上氏が伊藤前市長の平和政策を引き継いでくれることを祈る。

2007年04月23日

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伊藤市長亡くなる

今朝起きるとすぐにテレビを観た。残念なことに、番組では長崎市の伊藤市長が亡くなられた事を伝えていた。銃撃を受けた現場から救急車で長崎大学病院に運ばれ、すぐに緊急手術がなされたものの、弾丸が心臓を貫通する致命傷で出血もひどく、最早手の施しようが無かったようだ。犯人はすぐに取り押さえられたが、「犯人はこの人です！」と叫びながら最初に飛び付いたのは伊藤市長の奥さんだったそうだ。自らの危険も省みず、銃を持った犯人を追いかけ、両手で足を掴んだところを男性数人が重なるように取り押さえ警察に引き渡したという。夫の仇を逃してはならないという奥さんの凄まじい気迫を感じるが、普段は実に控え目で静かな方らしく、それだけに悲痛な思いがひしひしと伝わって来る。目の前で夫が撃たれたショックは、一生消えないことだろう。。犯人の犯行動機については、個人的な恨み、公共事業の入札でのトラブル等が原因と言われているが、些か納得しかねる。なし崩し的に憲法改正（改悪）を急いでいるムードの政界にあって、平和憲法の大切さと核兵器反対を訴え、警鐘を鳴らし続けていた伊藤市長の存在は、右寄りの連中からしてみれば厄介な存在だったはずだ。それだけに、これからの日本や世界の平和を守って行くために、最も重要な人物の一人を失った損失は計り知れない程大きい。佐世保市でも市長や市会議員の選挙が目前だが、同じ長崎県の現職の市長が銃撃されて亡くなったと言うのに、通り過ぎて行く選挙カーはどれも「我れ関せず」の態度で、いつもと全く変わらず、やたら立候補者の名前を連呼して行くばかり…。本当に腹が立ってならない。せめて亡くなった本日1日だけでも選挙カーを使わず、静かな選挙活動に切り替える等の配慮は出来なかったのだろうか…。ともあれ伊藤市長のご冥福を祈りたい。

2007年04月18日

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長崎市の伊藤市長が銃撃され意識不明の重体。

今度の日曜日に選挙を控え、市内各地を精力的に遊説して回っていた長崎市の伊藤市長が、選挙事務所に戻って来たところを背後から銃撃され重体。犯人は現場付近で取り押さえられ、警察で犯行動機等詳しい事情を調べている。伊藤市長は救急車で長崎大学病院へ運ばれ治療を受けているが、背後から受けた銃弾二発が共に心臓を貫通しており、心肺停止状態。現在、人工心肺装置で何とか生命を維持しているそうだが、手術を担当した医師の診断では蘇生は難しいとか…。犯行現場は、ＪＲ長崎駅前で、しかも伊藤市長の選挙事務所の真ん前。ＮＨＫニュースで伝えられた現場の様子は、まだパニック状態のようだった。まさかの銃撃事件に、市長の身内や事務所関係者の方々のショックは計り知れないほど大きかったことだろう。因みに、前・長崎市長の本島等氏も1990年に長崎市役所前で銃撃されている。天皇の戦争犯罪について言及した発言に反発した右翼に狙われ重症を負ったのだが、幸い命は助かった。今回、伊藤市長を襲った犯人は、地元の山口系暴力団の組員らしく、公共工事のトラブルが原因で市長に恨みを持っていたという噂だ。伊藤市長は、かねてより被曝地である長崎市の市長として核兵器反対を強く訴えていた。核実験が行われる度に抗議声明を発表し、数年前には、ニューヨークで核兵器反対のデモ行進に自らも加わる等、これまで世界平和のために尽力して来られた。前回選挙で三選を果たし、九州市長会では会長を務め、全国市長会の次期会長にも立候補を表明されていたらしい。先日、４月４日はメンフィス市で暗殺された黒人解放運動の指導者として知られる故マーチン・ルーサー・キング牧師の命日だったが、日本でもこのような悲惨な暴力事件が起きるとは本当に残念でならない。伊藤市長は、日本の政治家の中で僕が尊敬する人物の一人だっただけに、ご回復を心から祈っている。

2007年04月17日

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統一地方選挙終了。

昨日、四月八日に全国各地で統一地方選挙が行われた。注目を集めていた東京都知事選挙は、意外にも予想以上の大差で石原慎太郎氏が圧勝し三選を果たした。期待されていた元宮城県知事の浅野史郎氏は、立候補の遅れ等が原因で今ひとつ票が伸びなかったようだ。今回は候補者が乱立し、ワイドショーでも再三取り上げられ話題を集めていた割には勝敗はあっけなく終わった感じ。三選を果たした石原慎太郎知事は、既に次回は立候補をしないとマスコミの取材で答えていたから、今後の浅野氏の努力次第では次回の都知事選は大いに希望が持てる。一方、地元の佐賀県では、自民・公明両党の推薦で立候補した現職の古川知事が、共産党の平林候補を大差で破り二選を果たした。玄海町原発へのプルサーマル計画導入問題や長崎新幹線の工事問題等で激しい意見の対立があったが、結果的に批判票は予想ほど集まらなかった感じだ。保守王国と言われた佐賀県では、共産党というだけで敬遠する県民が多いのだろう。日本共産党の幹部の方々に、今後の党の将来を考慮した上で、くれぐれも党名の変更と、共産主義の幻影との決別を進言したい。因みに、違法な政治献金を廃絶するためという大義名分で制定された政党助成金の受け取りを潔く辞退しているのは、日本共産党だけだ。余り書いてたら、マジで共産党を支援してると思われそうなので、本日はこれくらいにしておこう。それにしても、東京都知事選挙にしろ、佐賀県知事選挙にしろ、独自の対立候補を出せない民主党の情けなさが、改めて日本の政党政治への不信感を拡大している気がしてならない。

2007年04月09日

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ブッシュはアメリカ軍事産業の手先か！

ブッシュは、イラク国内にイランが軍隊を配備し、米国の軍用機をミサイル攻撃して撃墜していると発言。ブッシュがその証拠として米軍が押収したイラン製？というミサイルをマスコミに公表したが、何故かその表面には「西暦」が記されていた。兵器に西暦を表示するのはイスラム国家ではパキスタンだけではと早くも疑惑が浮かんでいる…。ブッシュが、今度はイランにも戦争を仕掛けるために新たな言いがかりを始めたようだ。先日の新聞記事によれば、今期の米国家予算の軍事費が、ついにベトナム戦争当時の額を超えたという。更に、北朝鮮の傍若無人な我儘を放置して日本に脅威を与え、軍用機や兵器を日本に沢山売りつける魂胆らしい。（そのためにアメリカも日本の憲法第九条改正を期待しているふしがある。）ブッシュは、今や米国の多くの国民から支持を失っているようだが、軍事産業界からは表彰されるのでは・・・。ブッシュがイラクの内乱沈静化を理由に、イラク派遣米軍の増員を提案していた件は、幸いにも与党の一部からも反対されて米議会で没になった、と思っていたが、後で新聞を良く読み直したらイラクへの米軍増派に反対する条例が否決されたんだと・・・！？そんなにお金があるのなら、イスラム圏の貧しい人々へもっとお金や物資などを無償援助する等、平和で優しい方法でテロを減らすことをまず先に考えるべきだ。そもそもアメリカが憎まれているのは、軍事力や金融＆経済力を背景に世界中の富を独占し、アフリカやアジア中東諸国の貧困を生んでいるからだ。アメリカが「独り勝ち」を続けようとする限り、テロは無くならないと僕は思っている。

2007年02月17日

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ブッシュ大統領は即刻退陣を！

ブッシュ大統領は、イラクが大量破壊兵器を製造し、世界を危機に陥れているとの大義名分で軍事介入した。おかげでイラク国内各地は空爆で破壊され、罪の無い多くの一般市民が命を落としてしまった。先月、独裁者と言われたフセイン元大統領が処刑されたが、現在イラクの治安は彼の統治時代より数倍悪化し、今やどう見ても内戦状態だ。肝心の大量破壊兵器は未だに発見されていない。ブッシュに賛同しイラクに派兵した国々は、アメリカの尻拭いで国民の貴重な税金を無駄遣いしたわけだ。ブッシュの功績は、小泉首相をグレースランドに招待したことだけだ！最近、ブッシュはイランにも戦争をしかける気配…。（つづく）

2007年02月16日

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