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光子力研究室 ブログ版
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012 「修道士マルコ」(3)| S-012
「修道士マルコ」第三部 |
連載中 |
マルコは伝説の姉妹と一緒に修行することになった。姉妹はとても優秀で、丘の上の問題点にも次々と解決の糸口を見つけていく。マリエルは一時帰郷することになったが、その前にジェルマン伯の晩餐会に出席することに……マルコの華麗なる日常、第三部開幕。
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| 第一章
「優秀な先生」 |
4P(max 1063)270 枚 11/8/4 |
| New Contents | |
| 第二章
「お城の晩餐会」 |
4P(max 1066)274 枚 11/12/22 |
マルコは毛布にくるまったまま、鐘の音を聞いていた。
(りーんごーん、かーん……)
しかし頭の中で復唱しているだけで、まだ起きてはいない。
(……うに?)
なんだか、鐘はとても遠くで鳴っていたような気がする。
マルコは毛布をのけて顔を出した。目の前には空のベッドがあり、首をぐるりと巡らせて、周囲の様子を確かめる。
ここは診療所奥の四人部屋だった。
(あ、お話の途中で寝ちゃった……んだっけ?)
昨夜はエリス院長が伝説の姉妹と話し込んでいて、マルコもそれを聞いていたのである。しかし、どうやら先に寝ていたらしい。
マルコはベッドから出ると、着たきりのマントのシワをのばした。頭もマントも茶色のため、後ろから見ると上から下まで全部茶色。まん丸な顔にぷくぷくのしもぶくれ。どこから見ても立派なお子様だった。
「おろっ?」
対面のベッドに、マリエルが寝ているのを見つける。彼女はこの丘の上診療所に勤める、薬草師のお嬢さん。茶色いおかっぱ頭で、どことなくマルコと容姿が似ている。このほど叙勲が決まり、子爵様になった。
「……マリエル子爵様、朝でございますよ?」
冗談混じりに言ったが、マリエルは「ううん」と唸って……(続きを読む)
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