経営者向けのネット通販セミナーで話した時に、
今、最も関心を集めるテーマのひとつは「アフィリエイト」

しかし、この言葉を、特に地方で知っている経営者は
「ほとんど皆無」です。

難しすぎる。もっといい言葉が欲しい！

仕方ないので....アフィリエイトの人たちには嫌われそうですが...
社長向けには「歩合制ネット販売員」と呼ぶことにしました。

（でも、トップセールスは、証券でも何でも、歩合制ですよね）



同じように、アフィリエイトで、モノやコトが売れるために
とても重要なのは「テンプレート」

これまた、難しすぎる。

そこで、これまたカッコ悪いけど
あえて「万能WEBチラシ」と呼ぶことにします。

興味のあるお客様を「万能WEBチラシ」にさえ誘導できれば、
誰もが、その商品を買いたくなってしまう！

そう言えば、故三石　玲子さんが、ＥＣサイトは、
「ネットおばさんの大量新規参入で、ウンチク型からチラシ型になる」
と、早くから看破されていましたね。

しかし、フツーのチラシで売れるほど、ネット生活者は甘くありません。

●「供給者」が提供する「商品の基本情報」以上のディープな情報
●中立どころか「生活者」側の視点にたった情報（レビューなど）
●今だけココだけの高付加価値（特別価格、サービス、特典、ポイント）

「万能」と言っても、「すべての人に効く万能」ではなく、
「ある種の人にだけ万能」という点が、よくあるちらしと違います。

だから「万能WEBチラシ」には、ある種の人が集まって、
読みたくなる欲しくなるキッカケが必要です。

ブログでも、メルマガでもいいのですが、
やはり信頼のおける人が、ふっと、関心を集めて、
ふっと、チラシを差し出さないとダメでしょう。

（街角でチラシを撒いたことがある人なら、
　その空しさはご存知でしょう。つらいですよね。）



さて、ついにやってきたブログ時代に、
（万能WEBチラシ）としてのテンプレートの重要性に
まだ誰も気付いていない中、

リンクシェアのテンプレートコンテストが開かれます。
これは、驚くほど先見性に富み、同時に、かなり無謀な試みです。

既に、アフィリエイトで稼いでいる人からしてみたら、
売れるチラシ作りなんて「敵に塩を送る」コンテストに見えるからです。

かといって、デザインに優れた人に
「あきんどのセンス」や「生活者感覚」が溢れているとも思えません。

メーカー・販売サイドの人間は、やる気マンマンでしょうが、
そもそも、そこに生活者とのギャップがあるのです。

しかし、だからこそ、ここでノウハウを勝ち得て、
いいポジションに立った人は、きっと将来イイことがあるでしょう。

アフィリエイトやデザイナーとして、
ひとりでコツコツ稼ぐよりも（いわゆるボディショップ）

知恵を出して、企業のコンサルティングや顧問をしたり、
自分のテンプレートを使った売上に対して成功報酬の方が、

いわゆるテコ（レバレッジ）が効いたビジネスになりますから。




最後に、「アフィリエイトの達人」で、
着々と、上記の「ポールポジション」を固めつつある、
和田亜希子さんのブログでのコメントをご紹介しましょう。


＞アフィリエイトテンプレート作りも、もしかしたらこのコンテストを
＞きっかけに、ひとつのムーブメントを創るかもしれない。
＞例えば・・・なんですが、自分は企業からの受託で、仕事として
＞テンプレートを作ったりしています。でも正直、ひとりではキャパ
＞すぐ超えちゃいます。で、あふれた分は誰かに投げたい。
＞このテンプレートコンテストの後、その受賞者にコンタクトするかも
＞しれません。自分ですら思いつくことなので、企業の担当者も同じことを
＞考えるでしょう。そう考えると、従来のコンテスト同様、ひとつの
＞登竜門になる可能性はあります。


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