ふきのとう
私は、「ふきのとう」が生えているところは見たことがありません。「ふきのとう」の料理も、おそらく食べたことがありません。食べたことがあるのは、「ふき」(蕗)だけです。フルーツケーキなどに、アンジェリカという緑色のゼリーのような砂糖漬けが入っていることがありますが、あれは、蕗の一種であるアンジェリカという植物の茎を砂糖に漬けたものだそうです。「ふきのとう」と言えば、北海道出身のフォークソングを歌う男性2人組の「ふきのとう」を思い出します。蕗って、煮魚の横に遠慮がちに盛りつけられたりして、なんか地味な存在です。蕗を和英辞典で調べたら、butterbur とありました。検索したら、butterbur のエキスは花粉症などのアレルギーに効く、という情報がいくつか見つかります。ふきのとうをあえて英語にするなら、butterbur scape になるようです。scape とは、ふきのとうのような「花茎」のことだそうです。