カテゴリ:80年代男女混合グループ
※1,3、5はトラッドじゃないかも…
ひょっとしたら、ライブ盤の中では一番好きかもしれないなあ。 ジャッキーさんは声ファンでもあるし、ペンタングルの2人のギタリストではレンボーンのが好きだし(あくまでもギタリストとしてね)。まあジョン・レンボーン・グループの作品ってだけで購入決定なんだけど、それにしたってこのクオリティはなんなんだろ。 BBCのほうのライブ盤では、基本的にジャッキーさんと仲間たちって感じだったけど、こっちのはインストも多いし(10のフルートはすごいぞ)、歌ものにしてもジャッキーさん不参加曲がありますねえ。 7ではジョン・モリヌーの独壇場で(MCで女好きをを匂わせる発言して客に笑われる。自分でも「うふん」と笑ってます…)、12は男性陣3人による輪唱。 しかしそこはペンタングルでブイブイ言わせていた彼女。裏声なのか地声なのかよくわからない独特の歌唱もアカペラの4で堪能できますからご安心を! でもあれだなあ、ジャッキーさんって誰かと一緒に歌ったほうが魅力的だなあ。1でのレンボーンとのデュエットとか、2でのアカペラ四重唱とか、9でのモリヌーさんとのデュエットとか。 9番の曲はペンタングル時代にも「ソロモンの封印」で披露しているけど、ここでの旋律はむしろ「バスケット・オブ・ライト」に入っている“カッコー”に似てる。 そういえば、スタジオ2作目に入ってる“浜辺の乙女”の旋律も、マーティン・カーシーやフランキー・アームストロングのバージョンとは全然違っているなあ。 そうそう、7と9で歌ってるモリヌー氏ですが、この人がかなりの美声なわけですよ。甘くてソフトでダンディで(とくに低音よろし)、こんな声で歌われたらもうメロメロですよ、奥さん。こういうの聴くと男は30代からって思うよね。 トニー・ロバーツもリードこそ取ってないけど明らかに歌唱力上がってるし、そうなると進歩してないレンボーン、肩身が狭いですねぇ。まあ、どこかに隙がないと魅惑的なかっぺコーラスにはなりえないから、1人ぐらい でも正直、ラストのレンボーンのお歌はきつい…。 スー・ドラハイムのいた第1期のライブも聴いてみたいものだね。 知っている人がいたら教えてほしいのだけど、ロバーツさんってニュークリアスやサムライなんかにいた人と同じ人なの? たぶん同じだと思うけど、名前が一般的すぎってこともあってどうも確信が持てない。 それから、モリヌー氏のサイトのURLも。フィドル弾いてるナイスミドルなモリヌー氏がいて、茶系統な色合いのサイトなんだけど、非英語(フランス語なのかな)だから検索するのも難しくて。前に見つけたときにブックマークしておけばよかったなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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