カテゴリ:70年代男性グループ
※12と13はCD化の際のボーナス
リンディスファーンの分家。 2作目となる本作は、エレクトリックトラッド大爆発といった感じ。メンバーはサイモン・カウ(48年4月1日生まれ)とレイ・レイドロー(48年5月28日生まれ)のオリジナル・リンディスファーン2人に加え、後にデイヴィッド・ボウイ人脈のバンドでシンガーとして活躍することになるフィル・マーレイといった変り種も含む5人。 アメリカ民謡と思しき1からしてすでにヴァイオリン(この手の音楽の場合はフィドルとしたいとこだけどね)がいいアクセントになっているし、メンバー全員が歌えるのも強み。 1人1人は取り立ててうまくもないのに、全員コーラスやリードが交互に変わるアレンジがとても楽しくて、いつの間にか一緒に歌っている自分がいることに気が付きましたよ。 曲のタイプにしてもグルーヴィーな5、コミカルな8、スウィートな10と様々で、インストも2曲。 とくに捕鯨船に乗っている主人公が、「こんな仕事もうやだよ~ニューカッスルのパブで濃いビールが飲みたいよぅ」と愚痴る5はボトム楽器が重い重い。横揺れトラッド、かっこいいなー。 あまり出回っていないし評価もわかれるようだけど、さりげなくメロディメーカー紙の最優秀フォーク・アルバム賞を受賞してます。 ちなみにラスト2曲にクレジットされているロッド・クレメンツも元リンディスファーンにしてジャック・ザ・ラッドの創立メンバーで、デイヴ・プライスはアニマルズでオルガンを弾いていたアラン・プライスの従兄弟さん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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