カテゴリ:80年代男性グループ
これまた安いなー。前回のキタラは490円だったけど、これなんて300円だよ。投げ売りかっつの。 ボーイズ・オブ・ザ・ラフは67年には巡業を開始しているベテランで、ここでの布陣はシェットランドのアリ・ベイン、アイルランドのカハル・マッコネル、クリスティ・オレアリー、ジョン・コークリー、そしてノーサンバーランドのデイヴ・リチャードソンの5人。 ちなみに創設メンバーの1人であるカハルは18歳のときにフルートとティンホイッスルのアイルランドチャンピオンに輝いてる。すげーな。 1曲目にあるガリソン・ケイラーっていうのは人名で、テレビの司会をやったり脚本を書いたりしている人らしい。8分半ほどおしゃべりしたり軽く歌って観客を盛り上げています。 温かな笑い声が客席から聞こえてきますが、英語わからんのでどんなことを言ってるのかわからんです。おいてけぼりだよいつものように! ジャケにも赤字に白抜きで「スペシャルMC」と貼られるあたり、アメリカでは結構な地位の人なんだろうなあ。 年齢もボーイズの面々と同じくらい。画像検索してみたらミスタービーンばりの主張の濃い眉毛の持ち主でした。 88年2月23日のカーネギーホール公演の模様を収録したもので、トータルタイムは1時間弱。 美麗で豪華な会場で、キャパも3000はありそう。 そういうわけで残響はちょっと深めです。 知っていたのはアリ・ベインだけという(それもシェットランドのフィドラーって知識があっただけでここのバンドにいたことは知らなかった)私だから、最初はこれが名人技かー11なんてピチカートまで加えてすごいなあ、やっぱこの人達人だわ、なーんて感嘆してたんだけどもね。 ピアノの上で2本のホイッスルが吹かれるのとか、パイプとフルートの絡みとか、いやもうみんな円熟味があるんだってば。 ツアー歴20年以上はだてじゃないなって感じ。演奏中の観客の反応がわからないのは難だけど(広い会場はここが困るね)、拍手の大きさからして大盛り上がりっぽいし、何よりメンバーの活きが良い。 7と9以外はインストで、それなりの速度な曲もあるんだけど、忙しさはまったく感じないなあ。えっこのおじさんたち爽やかな顔して実はすんごい複雑なことやってるんじゃ?と思ってしまうような。雰囲気はのほほんとしてるのにね。こういうのを名手って言うんだろうなー。 それで余計に歌ものでの縁側でお茶すすりたい度が上昇するんだよ。うん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/08 05:18:36 PM
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