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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2005/10/25
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  1. Ye Jacobites By Name (Scotland)
  2. The Coleraine Regatta
  3. The Newry Highwayman
  4. Joseph’s Fancy/A Trip To Durrow
  5. What Put The Blood?
  6. The Fenians From Cahirciveen (Ireland)
  7. The Barleycorn
  8. Sorry The Day I Was Married
  9. The Flower Of Northumberland (Scotland/Child#9)
  10. Paddy’s Green Shamrock Shore (Ireland)
  11. Fuigfidh Mise ‘n Baile Seo


Adrienne Johnston
vo
Luci Johnston
vo
Mick Moloney
vo, g, banjo, mandolin
Paul Brady
vo, g, fiddle, mandolin
Brian Brocklehurst, Daryl Runswick
b

 エイドリエン(姉)とルーシー(妹)のジョンストン姉妹に、ミック・モロニーポール・ブレイディの4人でかわいくも切ない胸キュンなチューンを繰り出してくれるダブリン産グループの4作目。
 私が買ったのは2作目「ザ・ジョンストンズ」(68年)との2イン1です。

 曲によってブライアン・ブロックルハーストダリル・ランズウィックがベースでヘルプ(ドラムはいない)。
 ヒット・チャートに曲を送り込んだこともあるジョンストンズは、トラディショナルポップスとでも言いますか、とても親しみやすいアレンジが施されています。
 軽快なマンドリンやバンジョーによる演奏からしてとってもかわゆいんだけど、やはりジョンストンズ姉妹の素朴で可憐な歌唱がツボですね。
 ピンで歌うもの、無伴奏重唱、伴奏付きで混声、あるいはインストと演奏形態は単一ではありません。

 楽しげに歌っている曲調でもちらりとしんみりムードが漂っていて、そこはケルトの哀愁というのかジャガイモ飢饉の悲劇を経験してきた国民性が成せる技なのかもしれないです。

 全編トラッドで固めたこの「ザ・バーリー・コーン」は例によって例のごとく、このアレンジは秀逸だなあおやまぁこのバージョンはあのバンドとクリソツじゃん?等々聴き比べをして喜べる性質も持ち合わせています。
 今までにレビューしたものを挙げてみると…

1→アイラ・セント・クレアイワン・マッコールオーウェン・ハンドテンペスト(ビートの効いたロック調でかっこいい)
8→マディ・プライア&ティム・ハート
9→ディック・ゴーハンジョン・レンボーン・グループ
10→グリーン・フィールズ・オブ・アメリカ(ミックが渡米して作ったバンド)

 あらっ意外と少ないわね。
 3はマーティン・カーシーがやった“ニューリン・タウン”に似た感触の旋律です。たぶん詩の内容も同じような追い剥ぎソングだと思う。
 7の大麦ソングもテーマとしては人気だよね。


 2イン1のためジャケットが無理なのでメンバーフォトを載せてみた。






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Last updated  2006/11/03 06:29:00 PM
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