カテゴリ:70年代男女混合グループ
うわあっまたキッシング・スペルが胡散臭いの出してるよ。シャイド&エイコーンかぁ、ラビリンスに載っていたっけなあ。それにしてもこのジャケ…1680円…と文句つけながらもやっぱり買ってしまう私も充分に胡散臭い奴だし、完璧キッシング・スペルの魔力に取り付かれてますね。 黒地に赤い文字が躍る背中を見ただけで無条件に手が伸びてしまう恐ろしきレーベル、それがキッシング・スペル。いわゆるレーベル買いってやつですね。 3枚がCD化されていて、これはそのうちの1枚。 7までは70年6月パリでの録音、8以降は69年&70年ワイト島の録音。ん? ワイト島って、フェスに出たのかなあ? 軽く調べてみた結果、どうやら出演経験ありみたいです。 可憐な女声とおっとりした男声のダブルリードで、あっさりしているけど特別歯切れがいいわけではないギター、へたっぴなリコーダーや適当に鳴らしている鈴がなんとも不思議な魅力。 深刻さが欠如したミッドウィンターっぽい音楽でもあるし、おとぎ話のような感触はドノヴァンやインクレディブル・ストリング・バンドにも通じますねぇ。 男女ツインボーカルをとっていて、女性の方が姫声だったり演奏技術は不安定だけど逆にそれがいい味になっているとこはストーン・エンジェルと一緒だなー。 ずっと聴いていると溶け出しそうなサウンドです。 のほほんとした田園フォークで、おくすり度はISBほどではないなあ。まあ少しは幻覚症状ありそうだけれども、日常生活に支障ない程度のレベルね。アンダーグラウンドはアンダーグラウンドでも、ジャスティーンとかあっち系統かと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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