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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2005/11/23
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カテゴリ:70年代男性ソロ

  1. Trotto (England)/Saltarello (Italy)
  2. Lamento Di Tristan (Italy)/La Rotta (Italy)
  3. Veri Floris/Triple Ballade (Guillaume de Machaut)
  4. Bransle Gay/Bransle De Bourgogne (Claude Gervaise)
  5. Alman/Melancholy Galliard (John Dowland)
  6. Sarabande (J. S. Bach)
  7. The Lady And The Unicorn
  8. My Johnny Was A Shoemaker (England, Wales, Ireland)/Weteron Wynde (England)/Scarborough Fair (Britain/Child#2)


John Renbourn
g, sitar
Terry Cox
hand-ds, glockenspiel
Dave Swarbrick
violin
Don Harper
viola
Tony Roberts, Ray Warleigh
flute
Lea Nicholson
concertina

 ペンタングルのツインリードの一方、ジョン・レンボーンのソロ4作目。
 前作同様、ここにもペンタングルの同僚テリー・コックスが参加。のちにジョン・レンボーン・グループを組むことになるトニー・ロバーツや、英国フォーク界きってのフィドラーであるデイヴ・スウォブリック、やはり前作に引き続いての参加となるレイ・ウォーリーらお友達連中が6人。

 優美で上品なムードは変わっていないけど、「ギター曲集」とも言えそうだった前作と比較するとより多彩な音像になっています。
 本人がシタールを弾いているほかコンサーティーナが主役を張る曲もあったりと、どこかの北欧様式系某ギタリストのようなエゴイスティックなソロ作品にはなっていません。
 これだけの技術を持っていれば前面に出てばんばん弾きまくってもおかしくなかろうに、と思うんだけどさ、そうはならないんだよねこの人の場合。
 伴奏に回ることも結構あって、これがまた主役をよく引き立ててる。
 うーん、己の実力はとっくのとうに把握済みですよ状態なのだろうか。何か、すでに達観してしまっているような感じです。音だけだととても20代半ばの若人が作ったとは思えない落ち着きぶりだもんなぁ。

 イタリアの宮廷舞曲やバロック風の曲、16世紀ルネッサンス時代の作曲家の作品を取り上げたりと、クラシックのアルバムとしても聴けそうだね。
 8の英国民謡メドレーも素敵です。とくにCでのビオラ×フルートは絶妙のアンサンブル。
 レンボーンはほかにもジャズとかブルースにも造詣深いけども、個人的には本作のような“クラシカル・レンボーン”がたまらなく魅力的だな~。

●8A:スティーライ・スパン「ハーク! ザ・ヴィレッジ・ウェイト」(70)
  ジョン・レンボーン・グループ「ベドラムの乙女」(77)

●8B:マディ・プライア&ティム・ハート「サマー・ソルスティス」(71)

●8C:マーティン・カーシー「マーティン・カーシー」(65)
  ミッドウィンター「ザ・ウォーターズ・オブ・スウィート・ソロウ」(72)
  キタラ「キタラ」(92)
  ドーナル・ハインリー「ゴースト・フィドル・スイート」(2000)


 ジャケットが用意できなかったのでこれで我慢してね。
 シタールを弾くレンボーンwithダブルベースのダニー・トンプソンだす。



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Last updated  2006/11/03 05:42:31 PM
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