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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2005/11/28
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  1. Give A Damn (Scharf/Dorough)
  2. Julia (Ledingham)
  3. Both Sides Now (Mitchell)
  4. Urge For Going (Mitchell)
  5. I Don’t Mind The Rain On Monday (Bowen/Caroll)
  6. Apprentice Song (Campbell)
  7. You Keep Going Your Way (Cousins)
  8. Funny In A Sad, Sad Way (Healy)
  9. Hey, That’s No Way To Say Goodbye (Cohen)
  10. Walking Out On Foggy Mornings (Ledingham)
  11. Jesus Was A Carpenter (MacColl)
  12. The Gypsy (Lightfoot)
  13. The Story Of Isaac (Cohen)
  14. Bitter Green (Lightfoot)
  15. Marcie (Mithchell)
  16. Hello Friend (Seeger)
  17. Brightness, She Came (Brady)
  18. If I Could (Lightfoot)
  19. Colours Of The Dawn (Brady/McCloud)
  20. I’ll Be Gone In The Morning (Brady/McCloud)
  21. Won’t You Come With Me? (Brady/McCloud)
  22. December Windows (Brady)
  23. Continental Trailways Bus (Brady)


Adrienne Johnston
vo
Luci Johnston
vo
Mick Moloney
g, banjo, mandolin, vo
Paul Brady
g, fiddle, mandolin, vo

 ダブリン産をもう1枚。ポップでハッピーでキュートでちょっぴり切ないジョンストンズのコンピレーションです。
 アルバム名にもなっている69年の「ギヴ・ア・ダム」から72年の「イフ・アイ・サング・マイ・ソング」までの4枚に収められている非トラッドが23曲収録されています。

 エイドリエンルーシーのジョンストン姉妹のかわいいハーモニーを軸に、これまたかっぺ声のミック・モロニーポール・ブレイディ。見事なコーラスワークは時として神々しくもありますねぇ。
 ギターやマンドリンの伴奏に木管や太鼓なんかがうるさすぎることなく加わって、ほのぼのとした音世界を構築しています。
 穏やかな陽だまりが似合いそうな柔らかいサウンドです。

 私自身は民謡ポップスのグループとして認識してるけど、これはこれですんごく心地よい。明るく爽やかな西海岸風の曲がてんこ盛りで、「ナイス選曲!」と思わずサムアップしてしまうよ。
 超有名曲と噂の3をやっとこさ聴くことができたし(本当に名曲だなこれ)、のちにジョナサン・ケリーに変身するジョン・レディンガムの曲やデイヴ・カズンズの曲もある。
 レナード・コーエンゴードン・ライトフットの曲も結構入ってるんだけど、カナダ含有率が高いのは偶然なのかな?

 偶然にしろ意図的にしろ、こういうふうにカバーって形で知る曲/ミュージシャン、多いです。ジョニ・ミッチェルやコーエンは王道後回しの法則が働いているんだけども、安く売ってたら買いたいなあって思ったし、ジョナサン・ケリーの2曲はオリジナルをぜひとも聴いてみたいところだしね。
 ほかに8の作者も気になる存在だなあ。ポール作品もクールなものが多いし、いやぁどんどん聴いてみたいものが増えちゃいますね♪


★ミック・モロニーの仕事
グリーン・フィールズ・オブ・アメリカ「ライヴ・イン・コンサート」(88)
  アイリーン・アイヴァースロビー・オコネルらとアメリカで結成したアイリッシュ・グループのライブ盤。

★ポール・ブレイディの仕事
アンディ・アーヴァイン&ポール・ブレイディ「アンディ・アーヴァイン&ポール・ブレイディ」(76)
  ドーナル・ラニーケヴィン・バークがサポート。名演です。
チーフタンズ「ザ・ロング・ブラック・ヴェイル」(95)
  有名ゲスト多数。本人はギターを担当。




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Last updated  2006/11/03 05:37:31 PM
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