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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2006/01/30
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  1. Carolan’s Quarrel With The Landlady (Turlough O’Carolan)
  2. Three Hornpipes: Eugene Stratton/The Banks/Arthur Seat
  3. Over The Sea To Skye
  4. A Slip And Double Jig (Ireland)
  5. Cath Cheim an Fhia (Ireland)
  6. The Rowan Tree (Scotland)
  7. Bonny Prince Charlie (Scotland)
  8. Lilibulero (Ireland)
  9. The Dark Island (Ireland)
  10. Skibbereen (Ireland)
  11. A Fanfare (Martin Fay)
  12. The Last Rose Of Summer (Thomas Moore)
  13. Dance In The Morning Early (Ireland)
  14. The Three Sea Captains (Ireland)
  15. Full Of Joy (China)
  16. Solo Salutes-Finale (Ireland)


James Galway
flute

The Chieftains:
Derek Bell
harp, tiompan, kurzweil-syn
Martin Fay
fiddle
Sean Keane
fiddle
Kevin Coneff
bodhran, vo
Matt Molloy
flute
Paddy Moloney
uilleann pipes, tin whistle
Barry Gray
highland pipes
Monica Ayers
irish dancer
RCA Victor Concert Orchestra
conducted by Dudley Simpson

 さてさて、およそ1週間ぶりのレビュー再開です。
 取り上げてみたのはジェームス・ゴールウェイ&チーフタンズの2度目の共演盤。
 レコーディング場所はオーストラリアで、13からの4曲はライブ録音です。
 それからRCAビクター・コンサート・オーケストラとなっているけど実際にはシドニー交響楽団の演奏みたい。(あえてそのまま載せておきました)

 で、ジャケで人の良さそうな笑顔を見せているゴールウェイ氏(一番手前の人)ですが、少し前の日記のも書いたように英和辞典に載ってます。
 それによると、「2 ゴールウェイ James~(1939-)《アイルランドのフルート奏者》」だそうです。
 ゴールウェイ氏と同じようなごま塩髭を生やしているマット・モロイさんはもちろん、チーフタンズも載っていません。もしかしてと思ったけどヴァン・モリソンもやっぱり、載っていません。

 ううむ、英和業界にまで進出しているゴールウェイ氏っていったい何者?

 アラァ。
 ロンドン音楽院・ギルドホール音楽学校・パリ音楽院を渡り歩きですか。
 元ベルリン・フィル首席フルート奏者ですか。
 2001年にエリザベス女王より叙勲ですか。
 エリート中のエリートじゃないかよ。こりゃ掲載されて当然だわね。

 そういう人がいてしかもオケ付きですから、音楽は相当にクラシカルな雰囲気です。
 普段はピロピロ鳴りまくっているパイプやホイッスルはごく自然に主役の座を譲っているし(でもイーリアンの音色はやっぱ目立つ)、フィドルなど完全に脇役に回ってる。
 ダンサブルな曲も普段とは違った雰囲気。上手い下手関係なくみんなで楽しく踊っているようなムードはあまりないなあ。均整の取れたダンサーが模範演技をしているような感じです。

 指穴をキーで押さえる金属製のフルートを使っているゴールウェイ氏と、黒檀でできた木製のフルートを使っているモロイさんの音色の対比もおもしろい。

 15は別バージョンが#143で紹介した「チーフタンズ・イン・チャイナ」(87年)に収録されています。

 馴染み深いメロディが次々飛び出す15分のラストは圧巻!
 各人がテンポ良くソロを回しあっていてまさに大団円。最後のほうにはコミカルなピアノも出てくるよ。




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Last updated  2006/03/06 02:50:15 PM
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