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2006/04/06
カテゴリ：50＆60年代男女混合グループ
例の英国ロック狂いの一端として買ってみた、「ストリートノイズ」。 名盤扱いされてるし、ジュリー・ドリスコールとブライアン・オーガーは有名人だし…とりあえずは聴いておきたいと思ってね。 最低限サウンドの感触がつかめりゃいいやと思ってたんだけども、いい意味で予想を裏切られたよ。 音の洪水とはまさにこのこと。 オルガンやピアノが容赦なく流れ込んできて、ビバ！鍵盤！な気持ちになることうけあいです。 押しまくりの弾きまくりなんだけど、ちっとも鬱陶しくないのね。 それは他の３人がオーガーと対等に渡り合っているからで、とりわけドリスコールの歌唱が効いてます。 ルックスは結構かわいいんだけど（こちら参照）、喉はとっても力強くてソウルフル。 ブルース／ジャズの香り高く太いシンギングはアフィニティのリンダ・ホイルに通じるものがあります。 男声が加わるとまたかっこよさ倍増ですよ。 あ、男性陣がリードをとる曲もあります。 彼らの歌もまた別の魅力で、私らリスナーの心をロックオンです。 ドアーズの超有名曲をカバーしてますが、原曲とはまったくの別物に変身。 他にも何曲かカバーがあるけどオリジナルを聴いたことがあるのはドアーズだけなんで比較不可ですごめんなさい。 そして７分を越すトラディショナル７も、ブラス・モンキーが同じタイトルのをやっていたなあと思ってたら、ブックレットのほうでは“When I Was A Young Girl”になっていて何がなんだか。 これよりも４のほうがトラッド臭してるなあ。 74分っていうボリューム（ＬＰでは２枚組）もさることながら、この圧倒的な迫力はどうよ。 演奏レベルと音圧がすごすぎて、聴き終わるとたいていぐったり。 しかしそれは充実した熱い音楽を聴いた後には必ず起こるものだから、呼吸を整えながらもう一度再生ボタンを押してしまうのです。 熱いくせしてめちゃクール…この時代の黒人音楽好きの英国人によるロックって本当にかっこいいのばかりだなあ。  前列向かって右の彼氏、妙に悩ましげです 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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