カテゴリ:80年代男性ソロ
まあ厳密に言わなくてもアイルランド人じゃなくてイングランド人なんだけど、すっかりアイルランドの人になってるんでここの特集に組み込んじゃいました。 だってアイルランドを代表するシンガー、ドロレス・キーンの相方だし出張先はアイルランド人のとこが多いし、細かいことは気にしない! さてこちら、初のソロ作らしいです。 この後も6年ごとぐらいであと2枚リリースしてますが、聴いたのはこれだけなんでほかの2枚についてはわかりません。 ゲスト参加盤でもドロレスとの共演盤でも、どちらかというと黒子タイプだったけどここではさすがにワンマンショーです。 楽器は全部1人でやっちゃってるし、歌も歌ってます。 ジョン・フォークナーは歌でも楽器でも、質感がとても柔らか。 都会の喧騒を離れて自給自足のスローライフを送っているような、そんな雰囲気を持っていますね。 シンプルな演奏、時に多重処理されたコーラス…選曲も個人的に気に入ってるのばかり♪ トラッドのほかにカバーもいくつか。 イワン・マッコールは今更言うまでもない、英フォーク界のゴッドファーザー的存在ですね。レビューもコンピ含めれば7枚書いてます。 バリー・ドランスフィールドはイングランドのフィドラー。顔は濃いけど美声シンガーでもあり、VA盤の「モリス・オン」、シャーリー・コリンズ&ザ・アルビオン・カントリー・バンド、サンディ・デニー、兄ロビンとのデュオ作、リチャード・トンプソンの作品に出演。 チャーリー・レノンはウォーターボーイズにゲスト参加歴ありのフィドラーで、ジャッキー・デイリーはデ・ダナンやパトリック・ストリートで働いてる蛇腹奏者。 正直な話、買った動機はジョン・フォークナーだからってんじゃなく収録曲によるところが8割だったんだけど、こんなに素敵な内容だとは思いませんでした。 ゆったり素朴な音色が今の私の波長によく合っていて、聴いてるととっても心地よいのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/06/19 08:11:04 PM
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