カテゴリ:2000年代男女混合グループ
タイトルトラックに惹かれて買っちまったよ! 読み方は見当も付かず、バンドなのか個人なのかすら不明だってのに! 1曲でも好きな民謡が入っていれば手を出してしまう私って本当にトラッドバカだなあ。 それでですね、ぐぐってみたらアイリー・ナ・ギレーネと読むらしく、これは2作目になるみたい。 スペシャルゲストに日本人の名前があって、サンクスリストにも新宿シャムロック、赤坂ダブリナーズエトセトラ。 レコーディング場所こそロサンゼルスだけど日本と関わり深いだろうなあと思ってたら案の定、こんな状態に。 1はパイプをふんだんにちりばめたインスト。 2はドナ・バークが歌っていて、旋律は“ロッホ・ローモンド”そっくりです。そっくりというかそのままかも? ホイッスルとギターで切なく進行する3は終盤でドナのスキャットが入ってきて、くぁ~たまらん! 数曲でタカビーさが微塵も感じられない美麗な女声が入る以外はブレンダン・ウェイトマンとビル・ベンフィールドのデュオ演奏を基調としているようです。 しっとり聴かせるタイプの音楽で、テンションは高くないけど「いいなあこの曲…」という嬉しい気持ちが自然と沁み出してくるような。 いい意味で素人くさいブレンダンが歌担当なのは6と10と12。 10はかわいくて楽しげで大好き。 無伴奏独唱でスタートする12の後半部のインスト(メドレーになってる)、どっかで聴いた覚えがあるんだけど…なんて曲だったしら… 収録曲を眺めてみたところアイルランド民謡がほとんどっぽくて、7と11のコンテンポラリー曲2つのうち11の作者はヴァン・モリソン。 繰っている楽器もそっち系多し…ということで勝手にアイルランド扱いしちゃってますが、ほんとのところどこ出身なんでしょ。 ビルは英国出身っぽい気がするのだけど。 ドナはアイルランド人なのかな。…と思ったらオーストラリア人だった。 ところで、4はヴァン・モリソンが、5はリチャード・トンプソンがそれぞれ過去に演奏してますね。 どっちも定番曲だからいろんな人がやってますけども、さらに定番なのは9ですな。 なにしろ、アメリカ産スピードメタルなバンドまで演奏してますからねぇ。 ま、私はその次の10のが好きだけどね! この曲含め、本作は曲買いの対象が5曲も入ってるぞ。 マルチ奏者のブレンダンが奏でているのは笛が主で、パイプが走ってるのは1と8、9の間奏部分程度かな。 8はボシィ・バンドを意識してるかのようなアレンジだよ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/09/30 11:08:54 AM
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