カテゴリ:50&60年代男女混合グループ
ペンタングル結成前、ジョン・レンボーンがアメリカ黒人娘のドリス・ヘンダーソン(すでに故人)とコラボったアルバム。 今回のはシングル曲の16を加えたラインナップです。 ドリスの力強い歌声とレンボーンのテクニカルな生ギターで進行します。 中には4、5、12といったペンタングルも取り上げた曲が入っていて、聴き比べしてみるのも楽しい。 4などはジャッキー・マクシーの可憐な歌声に慣れちゃっているから、ドリスのドスの効いた歌いっぷりが新鮮です。 5はレンボーンがリードでギターもペンタングルとそう変わらないから、あまり違和感はないかな。 私はアメリカ人で黒人で60年代というとすぐにジャズとブルースを連想してしまう単純女なんだけど、実際ドリスの歌唱はフォーク色よりもブルース色、ジャズ色の方がずっと強い。 強弱の付け方とかコブシを回しているとことかね…さりげないというより熱唱型なのね。 ボブ・ディランのカバー8なんかを聴けばフォーキーだなあと思うけど、基本路線はブルージーでジャジー。 冒頭の曲は“カッコー”の変形かな。メロディラインはロリー・ギャラガーのバージョンを思い出しました。 そういやロリーさんが取り上げていたトラッドもブルージーなものが多かったっけ。 レンボーン自身もブルースは絶対に大好きだろうしジャズにも造詣が深そうだから、ドリスとのデュオアルバム制作はとても楽しいものだったんじゃないかな。 最後の曲の作者のアーサー・リーってラヴのアーサー・リーかな? と思ったらやっぱりそうでした。 しかもこの曲が入ってるアルバム持ってた…不覚。 <今日の私> 仕事から帰ってきたら台所の机の上にアップルパイがあったよ。 明日の朝食べようっと♪ 我が家において出現率が高い洋菓子はアップルパイかも。 なぜならアップルパイ大好物の母がよく気まぐれで買ってくるから。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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