カテゴリ:70年代男性グループ
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テイストのライブ盤。 かの有名な「ワイト等ライブ」です。 前回69年のスタジオ盤をレビューしましたが… はっきり言ってこちらの方が何倍も何倍も白熱していてすごい迫力! ギターはよりいっそう魂こもりまくり、何しろ最初に浮かんだ言葉は「轟音」ですから。 ロリー・ギャラガーというドニゴール生まれのギタリスト/シンガーは、日本でいえば大学を出るか出ないかくらいの年齢にしてすでにカリスマと崇められていたのでは?と私などは思ってしまうわけで。 完全に後追いで聴いてる私でさえこんなに興奮してしまうんだから、リアルタイム世代の先輩諸氏、とくに自分でもギターを弾く人ならば言葉にできない思いがあるんじゃないかな。 亡くなった時の世間での反応はどうだったんだろう? 「アイルランドが生んだ最大のギターの星、逝く」みたいな扱いだったのだろうか? 音楽の基盤には間違いなくブルースがありますね。 ただし本格的な4ビートのブルースではなく、縦ノリのリズムも盛り込んでブルース・ミーツ・ハード・ロック。 私の勝手なイメージだとブルースって場末の酒場でグラスを傾けながら聴くのが似合いそうなんだけど、テイストの場合は演奏が始まれば踊りだす人もいるだろうしコブシ突き上げる人もいるだろうし、興奮のあまり奏者の名前を叫んでしまうオーディエンスもいる… そんな雰囲気なんです。 トータル50分で全6曲。 このレビューに登場させる要因となっている2と6はそれぞれ10分、14分という長尺です。 ブルース好きっ子らしくビッグ・ビル・ブルーンジーのカバーを5に用意していますがこれも9分。 アドリブといいますかインプロといいますか、よくもまあ3人だけでここまで引き込ませることができるなあとため息が出ちゃう。 それも無駄にだらだら延ばしてるんじゃなく、どの部分を切り取っても緊張感は持続しているんだからね。 思うにテイストもロリーも女子よりも男子から圧倒的に支持されていたと思うのですが、どうでしょう? 「男が認めた男の中の男」みたいな。 漢と表現すればかっこいいけどぶっちゃけむさくるしさたっぷりだしな。 本作を聴いてギターに挑戦する人が表れたとしてもまったく驚かないね。 ちなみにアコギを3時間で挫折した私には挑戦する気持ちは芽生えていませんよ♪ ロリー・ギャラガー公式 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() <今日の私> こんな素敵なクリスマスプレゼントをいただきました! ![]() 低温注意報が常に出ている私の部屋にぴったりなルームシューズだよ。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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