カテゴリ:2000年代男女混合グループ
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大陸のケルト=カルロス・ヌニェスという図式がここ日本では出来上がっている気がしないでもない… いや、ヌーさんは大好きだしライブがあると知ったら予定も確認せずチケットを取りに走ってしまいそうになる私だけど、ガリシアの音楽で群を抜いて有名なのがヌーさんってだけで。 今年に入ってから知ったルアル・ナ・ルブレもナウくてニクイガリシアン・ケルトを奏でる人たち。 持ってるアルバムはこれだけだしライナーもお国言葉オンリーだからよくわかってないけども、少なくとも20年前にはすでにアルバム出してます。 世代的にはヌーさんと同じくらいかもしれないし、ガリシアは狭いからミュージシャン同士は皆知り合い(byヌーさん)ってことで共演の一つや二つやってるかもしれません。 歌とチェロを担当しているロサ・セドロン(なかなかの美人さん)はどこか悩ましげでセクシーな歌声で、そこに修道院ライクな男声バッキングが付いたりすると…骨抜きですよ! なお彼女は本作で脱退し、代わりにゲストで歌っているサラが加入することに。 修行不足ゆえロサとサラの歌声が同じに聴こえてしまいます。。。 ガリシア地方のバグパイプであるガイタはしっかり入っているけれど、ガイタばかりがブビーブビーと鳴り捲ってるわけではないです。 ブズーキやハーディガーディ、ウードなんかも入っていてね、時にはエフェクトまでかけちゃったりして古きよきガリシア音楽に固執するでもなく、現代的な要素もうまいことミックスされてるんだ。 ガリシアの音楽ってちょっと不思議な感じ。 北から海を越えてやってきたケルト音楽の物悲しさ/郷愁とスペインの陽気なリズムが融合して、なんとも言えない魅力が出てる。 メロディの上っ面をさらっと聴いただけだと「ああこれはスペインの音楽だな」って思うんだけど、深部までじっくりと聴くと「スペイン…だよね? でもスペインじゃない音楽?」ってなる。 まあとにかくケルティック・クリスマスは大陸ケルト→ガリシアならカルロス・ヌニェスでOK! という固定概念は捨てて他の音楽家も招待する心を持つこったね。 少なくとも私はルアルを初めて聴いた時は「こんなに素晴らしいバンドがいたなんて! もっと早くに知っていれば! 私のばかばかばか!」 でしたよ。 ぶっちゃけその衝撃度はヌーさんを初聴きした時よりも上を行ってたもん。 公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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