カテゴリ:70年代男性グループ
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music and lyrics composed by Ian Anderson additional material Martin Barre and David Palmer
MBE受勲者なら結構いるんだけど、イアン・アンダーソンは団塊世代だし3つ前に出したハンブルバムズと同じスコットランド出身(ビリー・コノリーはグラスゴー、アンダーソンはエディンバラ)ってことで出してみました。 まあこの人もコノリー同様“歌う芸人”な部分が無きにしも非ずでして… アンダーソン以外にもバリモア・バーロウとジョン・エヴァン、2曲でヴァイオリン弾いてるダリル・ウェイが団塊なことだしね! 邦題は「逞しい馬」、レコーディングは78年1月ロンドン・フルハムにて。 通算何作目かは知りません。 ジェスロ・タルってライブでこそ民謡をちょろっとやっているけど、スタジオ盤ではほぼ自作。 それもブルース寄りのバンドとしてスタートしてるから戯言に登場させるのはちょっと違うんじゃ?と思う人もいるかもしれない。 しかし前年に作った「ソングズ・フロム・ジ・ウッド」なんてフォーク・ロックの名盤と言えるしリーダーのアンダーソンはトラッドに造詣が深い。 スティーライ・スパンの「ナウ・ウィー・アー・シックス」(74年)をプロデュースしてたりフェアポート・コンヴェンションの2001年作にゲスト参加してたりブラックモアズ・ナイトのとこへフルート吹きに行ってたり。 そんなもんで演奏はしていなくても内面にはトラッドの濃いエキスが含まれていると思えるのです。 この人たちは本当にアレンジがうまくて、登場楽器数はそれなりに多いのにゴチャゴチャ感がなくてちゃんとまとまってる。 マンドリンが古典音楽っぽかったり、エレキギターがややノイジーにアクセント付けしていたり。 私はこのバンドは個々の楽器を追いかける聴き方もしちゃうのだ。 アンダーソン氏は少々癖のある歌声で、何かこう…自然体だし気品も感じるんだけどどこか寂しげ、それでいて力入ってるっつーか鼻息荒らそうっていうか。 ちょっぴり切ない主旋律もジェスロ・タルには欠かすことができませんな。 まあフォークの一言で片づけられるアルバムではないね。 プログレは確実に入っているし、ハード・ロックもある。クラシックも登場してる。 むしろベースはプログレでフォークとハードの要素が加わったクラシカル・ロックとするのが一番近いかも。 公式サイト:http://www.j-tull.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/02/03 06:50:37 PM
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