カテゴリ:90年代男性グループ
※太字になっていないものはすべてカークパトリック作
前回アルビオン・カントリー・バンドの「バトル・オブ・ザ・フィールド」を取り上げた際、やっぱジョン・カークパトリックは良い!蛇腹も歌声も!と思いまして。 彼のご子息が参加している盤を紹介するのも私自身の性格同様ねじれてていいかなと思ったんだけど、ここは素直に本人のアルバムを出すことにしました。 ジョン・カークパトリック・バンド名義でのライブ音源です。 録音は95年7月11日と10月29日。 メンバーは御大以下オールド・スワン・バンド出身のポール・バージェス、グリフォン出身のグレイム・テイラー、ブルーアイド・ソウルの人とは同名異人のデイヴ・ベリー、フューシャ出身のマイケル・グレゴリーの5人。 演奏している曲は20年以上前からレパートリーにしているモリスのダンス・チューン、場末のキャバレー風自作曲、スティーライ・スパン時代に取り上げた11など。 「バトル~」や「モリス・オン」(72年)でやっていた曲もあるし、8のように本場のロックンロールも好きなのかなと思えるはじけたナンバーもあります。 でも基本はやっぱり、おくすり臭のまったくしないピクニック・フォークだね。軽快な蛇腹を中心にかわいいリコーダーやおおらかなチューバなんかが響き渡っています。 時折出てくる歌声は相変わらず親しみやすく紳士的。この優しい歌声を聴きたくて再生ボタンを押す場合も結構多いのです。 公式サイト BBCラジオ2のフォークアワード2010では最優秀音楽家賞受賞の快挙。やったね! ちなみにその他の受賞者&候補者を見ていくと、 ディック・ゴーハン カーラディロン マーティン・シンプソン ショウ・オブ・ハンズ ラウー ジョン・マッカスカー ソール・ローズ(※ウォーターソン一家の一員) といった面々が。 こういう方面から枝葉を広げていくのもいいかもね。 最優秀ライブ・アクトに選出されたベロウヘッドには息子のベンジー君が在籍してるのだ。最新作すげーほしい。 昨年10月の御大の映像。ナイスミドルだな! ベロウヘッドの映像。ブズーキ弾いているのが息子さん。若い頃の御大とどことなく似てるかも? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/01/03 06:25:02 PM
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