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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2011/07/14
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  1. The Promise ? Prologue (JS)
  2. Candlemas (KS)
  3. Puck’s Dance (KS)
  4. Good Mayers All (trad/JS)
  5. The Perfect Cure/The Frog In The Olive Pot (KS)
  6. O Viridissima Virga (O Greenest Branch) (Hildegard de Bingen 1098-1179)
  7. Oak, Ash, and Thorn (Rudyard Kipling/Peter Bellamy)
  8. Circle Of Leaves (KS)
  9. Now Lammas Comes In (trad/music adapted from an eighteenth century hymn tune)
  10. Greensleeves
  11. When Morrigan Dances (JS)
  12. The Holly And The Ivy (Henry VIII)/Green Groweth The Holly (JS)
  13. Make We Merry (anon., 15th century/JS)
  14. Green Ash (JS)
  15. The Promise (JS)


Joan Saul
vo, flute, recorder, accordion, crumhorn, shawm, bowed psaltery, singing bowls, per
Ken Saul
vo, g, cittern, dulcimer, hammer dulcimer, banjo, per
Andrew Smith
e-g, vo
Geoff Hurrell
b, fretless-b, glockenspiel, per, vo
Jane Denny
per, vo
Dave Felmingham
key, programming, vo, pink paisley on Greensleeves

Pip Sessions
vo
Matt OsBorne
ds
Jonny Cole
per
Marion Danby
clarinet
Green Man Choir (Billie Beckley, Kristina Beckley, Peter Chapman, Janet Clay, Margaret Crouch, Jenny Cunliffe, Chris Goodhew, Christina Hampshire, Rob Hawkins, Michael Hill, Colin Hodds, Dorothy Hunt, Charlotte Kruber, Rosie Morgan, Geoff Pritchett, Pam Pritchett, Craig Ransome, Mel Sessions, Susan Smith, Greta Smithdale, Amanda Stimpson, Christine Stimpson, Una Watson, Bert Williams)
chorus
Spoken voices ? Billie Beckley, Kristina Beckley, Janet Clay, Rob Hawkins, Michael Hill, Colin Hodds, Craig Ransome, Pip Sessions

produced by Jonny Cole
design Colin Blake

 70年代中頃にロリで田舎っぺで胸キュンな古楽フォークをぶちかましてくれていたストーン・エンジェル。
 驚くことに彼らは2000年代に入ってからアルバムをリリースしてまして。本作はその新生ストーン・エンジェルの3作目です。現時点では最新作ね。
 版元はおなじみキッシング・スペルだからお店でも探し出しやすいよ。

 オリジナル・メンバーで残っているのはジョアン・ソウル(旧姓バートル)とケン・ソウルのみ。
 ジョアンは少なめに見積もっても50歳には到達しているだろうから、かつてのようにジョアンちゃんなんて呼ぶのはさすがに厳しいです。マダム・ジョアンだな。ロマンス・グレー化している旦那はナイスミドル・ケンだな。

 風貌こそマダム&ナイスミドルになっていますが、歌声はそれほど変わっていません。かわいいロリ風ヴォイスも穏やかなかっぺヴォイスも健在です。
 この2人の歌声が聴こえてくると「おおっ! ストーン・エンジェルだー♪」と嬉しくなるし、マダムが吹くリコーダーやクルムホルンが登場してくるとさらに興奮していまうんだよね。
 曲作りの面でも大活躍のマダムは歌声のトーンがあまり変わっていません。50歳前後(推測)にしてはかなりかわいい声してるし安定感がずいぶんと増してる。高音部もブレてないんだ。

 ロビン・フッドに代表される伝説の人物を題材に取った曲が中心で、中には900年も前の曲やヘンリー8世の曲もあります。
 トラッドもいくつか取り上げていて、“グリーンスリーヴス”なんて超定番も。
 その10はインストで、「モリス・オン」(72年)のバージョンを参考にしているのかなと思えるアコーディオンを軸にしたアレンジがなされています。

 7はナイスミドルのリードで進行する無伴奏歌唱。
 「ジャングルブック」の作者による詩にヤング・トラディションで知られるピーター・ベラミーが曲を付けたこの歌、いい具合に重厚でめっちゃ好きだな~。

 15世紀の詩を使っている13もいいなあ。
 これもナイスミドルのリード+みんなのコーラス…なんか私の好みってワンパターンかも。

 技術が進歩した結果、コンピューターを通さないと絶対に出せそうもない音も聴こえてきています。
 シンフォ・ロック?とか産業ロック寄りのプログレ?なんて思った瞬間も多かったしね。

曲の旋律はちょびっと切なげタイプかほのぼのタイプがほとんど。
 一部に導入されている朗読も本作の荘厳な雰囲気を盛りたてていますねぇ。
 全体的にマダム作品は宗教音楽っぽいのが多いかな。単独でアカペラを披露している14なんてどこの讃美歌だよって感じで気品溢れてますよ。


 現役ってだけでも驚きなのに公式サイトまで存在してた。
 8月にレコーディングに入るらしいよ。これは期待しちゃうね!

 http://www.stone-angel.co.uk/


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Last updated  2011/07/14 08:04:16 PM
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