- Stand In The Light 陽光に立って (Paul Espinoza)
- Call Me To The Dance 踊りに誘って (Paul Espinoza)
- Lovely Molly いとしいモリー (Paul Espinoza)
- Doue Lan a Vadeleh/Ar Serjant Major/Jan en Piet ブルターニュのメドレー
- If I Had Wings 翼があったなら (Paul Espinoza/trad)
- The Merchant’s Son 商人の息子/Who Made Your Breeches? 誰がそのズボンを縫ったの
- The Night Wind 夕べのそよ風 (Paul Espinoza/Margie Butler)
- Brothers Of The Sun 太陽の兄弟たち (Paul Espinoza)
- One Morning In Spring 春のある朝/Hunting The Hare 兎狩り
- The Lark In The Clear Air 澄んだ空にさえずるひばり
- Bicycle Of Dreams 夢の自転車 (Paul Espinoza)
- Gamal Ralla Reinlander ララ・ラインランダーのガマル
- Song Of The Fisher Lassies 魚とりの娘たちの歌 (Ewan MacColl)/Blast Of Wind 一吹きの風
- Fond Farewells (Paul Espinoza) 好ましい別れ
- Paul Espinoza
- vo, g, octave-mandolin, accordion, vo-arrangements
- Margie Butler
- vo, celtic folk harp, recorder, tin whistle, bodhran
- Florie Brown
- violin, nickelharpa, vo-harmonies
- Pablo Carcamo
- double-b
- Hungarian folk group, Meta: Zsolt Nagy (viola), Albert Mohacsy (double-b), Istvan Beran (tarogato)
- produced by Golden Bough
- executive producer Horst Tubbesing
- cover photo Klaus Stemmler
1980年にポール・エスピノザとマーギー・バトラーのデュオとしてスタートしたゴールデン・バウの6作目。81年のデビュー作の時点では現テンペストのリーフ・ショルビエもいました。
ノルウェー民謡が収められているのはオスロ出身のリーフの影響なのかしらねぇ?(しかしこの日本語解説文はちょっといただけない。見た目も歌声もかなりむさ苦しいリーフを「女性歌手」と誤記しているんだもん)
庶民的で美しい歌声の女性歌手とちょっぴりショボン声の男性歌手がいて、無伴奏シンギングもあればインストもあり。
日本じゃあまり知られてなさそうなバンドだけどこれ、相当聴きやすいよ。5なんかはティム・ハート&マディ・プライアを彷彿させるしね。…そうか、ポールの少々鼻にかかった親しみやすい歌い方がティムに似ているんだな。滑らかなマーギーの歌声もマディっぽいし。
インストもいいなぁ。
9の後半部や12のアコーディオンなんてかわいすぎる!
5のメロディはどのトラッドのものを使っているのかなあ。パッと聴きは“スパニッシュ・レディ”ぽいんだけども。
ヴォーカル・ハーモニーが滋味渋な7はストーン・エンジェルあたりが歌っていても違和感ないかも…なんかこのポール・エスピノザって人の書いてる曲、トラッド臭しまくりだよ。
全体的に穏やかでソフト、そして適度に優雅でアダルトな雰囲気に支配されたアルバムです。
これはほかの作品も要チェックだわ。
http://www.goldenboughmusic.com/
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