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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2011/10/18
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カテゴリ:音楽/その他

続き。


山田五郎→山
森田美由紀→森
岩本晃市郎→岩



山 さて、「今日は一日プログレ三昧・再び」。いよいよですね。
森 はい。
山 ライブ・コーナーでございます。先ほどこのスタジオお越しくださいましたデイヴ・シンクレアさんがこの日限りのスペシャル・バンドを率いて名曲の数々を生で披露してくださいます。
森 メンバーの皆さんをご紹介します。ギターに羅針盤や想い出波止場、ROVO、またご自身のソロでも活躍する関西のロック・シーンの重鎮山本精一さん。ヴォーカルにザバダックで活動の後はヴォーカリストとしてはもちろん映画やゲームやCMの音楽なども手掛ける上野洋子さん。ベースに人気ロックバンド・クラムボンからミトさん。ドラムスに伝説のパンク・バンド、ウルトラビデのオリジナル・メンバーにしてアイン・ソフで活動する富家大器さん。そしてもちろんキーボードはデイヴ・シンクレアさんです。
山 岩本さん、凄いメンバー揃いましたね。たぶん二度とないですね、このメンバーが揃うことはね。
岩 エイジアよりも凄いんじゃないですか?
山 この凄いメンバーで昨日からみっちりリハをやって。今日も昼の1時過ぎぐらいからずーっと厳しいリハをやってましたからね。
岩 凄いですね。期待しちゃいますよね本当に。
山 デイヴ・シンクレアさんの名曲にどんな新しい命が吹き込まれるのか楽しみですよね。それでは演奏を開始していただきましょう。デイヴィッド・シンクレア・スペシャル・バンド!


<約42分のライブ演奏>


山 いやー素晴らしいですね。これちょっと伝説作っちゃったんじゃないですか。
岩 凄いですね。ちょっと目頭が熱くなっちゃってこう、目が赤くなっちゃっいました。本当にもう素晴らしかったです。
山 いい演奏でしたね。
岩 “オー・キャロライン”どうしようか…手が震えてきましたよ僕。
森 本当に岩本さん目が潤んでますね。
岩 本当ですよ。もうびっくりしました。
森 この緊張感。
山 いいですね。素晴らしい。

森 リスナーの方からも感想いただいてます。岩手県54歳男性、カンタベリー・スチューデントさんから。「キャラヴァンで一番好きな曲、“ダブソング・コンチェルト”の“マッド・ダブソング”。生放送で、しかも日本で聴けるとは思ってもみませんでした」。
山 「ロッキン・コンチェルト」と邦題は言われてますけどね。この“マッド・ダブソング”というタイトルをアニー・ハズラムが変えてくれっていうことで、今日演奏したこの“マン・イズ・ザ・チャイルド”という曲に変わったんですよね。
森 「カンタベリー・ミュージックの生きる歴史、ミスター・デイヴ・シンクレアに感謝。カンタベリー音楽は私の生きる力の源です」。ということですね。
山 カンタベリー好き多いなあ。
森 それから新潟県の男性、ヒグチマサトシさん。「三昧スタッフの皆様お疲れ様です。シンクレア・スペシャル・バンドの作り出す温かみのある小宇宙空間。素晴らしい」。いただきました。
岩 なんかもう、オルガンの音というか、キーボードの音が手癖から何から何まで人格がそこに出てるというかね、プログレッシヴ・ロックの歴史が詰まってるような音でしたね。

森 演奏された曲目改めてご紹介しましょう。
キャラヴァンの曲“手遅れの愛”(“If I Could Do It All Over Again, I’d Do It All Over You”)。キャラヴァンの“ダブソング・コンチェルト”の一部を改作した“マン・イズ・ザ・チャイルド”。
最新アルバム「ストリーム」に収められていた“ディスタント・スター”。キャラヴァンの最高傑作の1つ“ナイン・フィート・アンダーグラウンド”。
そして最後がマッチング・モールの“オー・キャロライン”。以上5曲お送りいたしました。


“手遅れの愛”(“If I Could Do It All Over Again, I’d Do It All Over You”)収録作品


“ダブソング・コンチェルト”収録作品


“ナイン・フィート・アンダーグラウンド”収録作品


“オー・キャロライン”収録作品

山 大作“ナイン・フィート・アンダーグラウンド”ありましたけども、これ頭のパートが“ナイジェル・ブロウズ・ア・チューン”っていう曲なんですね。このナイジェル・ブロウっていう人はデイヴ・シンクレアさんの従兄弟にあたる人で、バロック期のイギリスの有名な作曲家のジョン・ブロウの子孫にあたるんですって。ジェームス2世の頃のヘンリー・パーセルやなんかと同じ頃の作曲家。つまりデイヴ・シンクレアさんもそのジョン・ブロウの子孫なんです。
岩 血を引くということですね。
山 その従兄弟のナイジェル・ブロウさんが今年亡くなったんですって。だからそういう思いも込めての今回の演奏なんですよ。
岩 なるほどね…。そうですか。
山 一際ね、これは歴史に残る演奏になったと思いますね。
岩 伝説ですねこれはね。
森 NHK大阪放送局R1スタジオも、もうみんな浸ってましたね。
山 席を立ちませんもんまだ。

森 番組ではリスナーの皆さんから出演者へのメッセージ、そしてプログレへの思い入れなどを募集しております。
今いただいているメッセージもう2通ご紹介いたしましょうか。神奈川県48歳男性、ロビさん。「プログレッシヴ・ミュージックの世界は底なし沼のように深く、高校生の時よりこの世界にどっぷりつかっている自分でも実は聴いたことのないメジャーな曲もたくさんあるのですが、それをまとめて聴けるこの企画はもうNHK-FMの年中行事にしていただきたいです」。
山 よろしくお願いいたします森田さん。
森 できればいいですよね。
岩 よろしくお願いしまーす。
森 そして…これは今の演奏についての感想ですね。東京都23歳女性、フライパンキノコさん。「デイヴさんとミトさんの声がそっくりでびっくりしました。ミトさん、マッチング・モールの曲をカバーしてくださーい」。という。
山 しましたよ。
岩&森 (笑)
山 カバーしました。それも“オー・キャロライン”をしました!
森 メッセージはファックスとインターネットで受け付けています。ファックスは…(略)



続く。





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Last updated  2011/10/18 11:51:57 PM
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