テーマ:社交ダンス(8312)
カテゴリ:映画のはなし
このために試合を入れなかった、というわけではありませんが、めったにない週末の「映画の日」。恋待ちココスさん同様、私達も5月1日、「Shall we Dance?」見に行ってきました。
いくつもの映画館が入っているビルなので、朝一番に出かけたにもかかわらず、予想通りチケットを買う行列。ほとんどは家族連れで、「クレヨンしんちゃん」か「名探偵コナン」狙いのようでしたが、ようやく窓口近くまで来た時、掲示板には、「Shall we Dance?残り席わずか」の表示が! ここは、全席指定の映画館です。折角並んだんだし、何とか見たいと思ったのですが、「一列目か二列目しかございません。」午後にも予定が入っていたので、2列目の一番端をとりました。ちょっと首と目が疲れそうですが、なんとか楽しめそうです。 日本版で、たま子先生と杉山さんがダンスホールで「Shall we Dance?」の音楽に合わせて踊るシーンがあります。ダンスを習い始めたばかりで、とても踊れないと断る杉山に、 「音楽を聴いて、楽しく踊ればそれでいいのよ。Shall we Dance?」 といって誘います。私はこのシーンがとても好きでした。ハリウッド版はちょっと違います。 「本当のパートナーに出会うのは、とても大変なことよ。」こちらでは、たま子先生は、ミス・ミッツィという教室のオーナーです。ドニー・バーンズ気取りのラテン・ダンサー、リンクが、いつもホールで一番若い女の子と組みたがるのを見て、そういいます。 「あなたには、パートナーがいるんですか?」リチャード・ギアが尋ねると、 「いたわ。15年パートナーとして組んでいて、そのうち14年は夫だったのよ。私は、本当のパートナーに出会えたことを、とても幸せに思うわ。」 あれ?これは、泣かせる映画なの?こんなとこで泣いてる人はいませんよ。でも、ボロボロ涙が出てしまって止まりません。「ああ、私も、本当のパートナーに出会えてよかった。これは、とても稀なことなんだ。いつも、文句ばっかり言ってごめんねー!」かっこ悪いので、彼に顔を見られないように少し身体をひねりました。 「ぼくがこの世に生きて、ただ一つ誇りに思うのは、君が幸せなことだ」 一度堰が切れてしまうと、そのあとはずっと流れっぱなしで、お願いだからもうやめて、ここは泣くとこじゃないだろうと自分にいいながらも、競技会のワルツでさえ泣いていました。 終わってから彼と話してみると、 「共感する部分が多くてさ、なんか、涙がジョーって出ちゃって。」 よかった、私だけじゃなくて。 Shall we ダンス? プレミアム・エディション 2枚組 (初回限定生産) ◆20%OFF!<DVD> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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