テーマ:社交ダンス(8260)
カテゴリ:ワンポイントレッスン
キャロル先生は、UK戦世界チャンピオンのアンドレ・スクフカ&カタリーナ・ベンチュリーニ を15年間教えてきた先生で、元プロラテンファイナリストです。
アンドレ・スクフカ&カタリーナ・ヴェンチュリーニ 私たちのラテン・コーチが習っていた関係で、数年前から私たちもついでにレッスンしていただいていました。レッスン料も日本のプロの2~3倍くらいするんですが、それ以上に密度が濃いのでいつも楽しみにしていました。 日本がWBCの世界一に輝いた事も知らず、私たちはヘロヘロながら、東京→千葉→茨城と移動し、キャロル先生のレッスンに向かいました。 「ハロー。向こうはまだ-6度なのよ。こっちに来て驚いちゃったわ。すごく暖かいじゃない。朝、窓あけたらさわやかな風が顔をなでていい気持ちだったわ。」 キャロル先生は、時差ぼけもないらしく元気いっぱいです。「今日は何する?」という先生の質問にリーダーは「ルンバ」といいました。 私は思わず『ぶへ~。』っていう顔をしてしまって、キャロル先生に、「あら、どうしたの?」と突っ込まれてしまいました。 「ルンバだと、またぎゅーぎゅー絞られちゃうでしょ。今日、いとこの結婚式でたくさん飲んだり食べたりしたから、絞るのやなんです。」 でも、リーダーは私の愚痴なんてムシ。 「ルンバの緩急の付け方を教えていただきたいんです。」 先生は私を見て、ニヤニヤ。 「それはね、身体を思いっきり絞って、その反動で速く動くのよ。」 あー、やっぱりそっちの方向に行っちゃったよ。先生は、簡単なスライディングドアーズの女性のバリエーションで、お手本を見せてくださいました。 ところが、簡単なベーシックのちょっとしたアレンジのはずなのに、何度やってもできないんです。 どうしちゃったんだ、わたし。 しまいに何か、しゃべってる言葉も変になってきました。疲れすぎて運動中枢が麻痺したのか、アルコール漬けで言語中枢がとんじゃったのか、最初から苦戦です。リーダーは腕組んで、『まだ?』って顔してるし......。 「すいません先生。今日、わたしアホです。」(Sorry, I am stupid today.) 先生は笑って、『じゃ、次行きましょう。』試練のレッスン、はじまりはじまり~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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