テーマ:社交ダンス(8312)
カテゴリ:競技会関連
競技会場の入り口に、『無料です。どうぞお気軽にご覧下さい。』みたいな立て看板があったせいか、隣のサブアリーナやジムで汗を流していた大人も子供もトレーニングウエアのまま観客席に入って来て、結構たくさんのギャラリーが『社交ダンス競技会』なるものを見学されていました。 芸能人が社交ダンスで競う番組がTV放映されている影響でしょうか、社交ダンスの知名度も上がってきている様です。 さて、会場に戻ってみると、関東からたくさんの選手が参加されているではありませんか。 静岡グランプリのジュニア戦やユース戦で活躍していた千葉のM田兄弟、去年岡山の県別対抗戦で千葉県代表として一緒に戦った代表選手2組、同じ教室の茨城の選手、会場でご挨拶しながらお互い心の中で 『なんでいるの?』 みたいな感じでした。 プログラムには通常、出場選手の出身県が書かれているんですが、今回のプログラムには書かれていなくて、ひょっとするとアルファベット級のほとんどが観光を兼ねて他府県から来た遠征組なんじゃないかという気がしました。 夏休みですから子供たちも連れて来れますし、出場させることも出来る訳です。 「オナーダンス、なに踊る?」 なんて、お気楽なこと言ってる場合じゃありません。決勝に残るのも怪しくなってきました。 ラテンA級戦、出場組数11組。最初から準決勝です。 サンバ、チャチャチャ、ルンバ、パソドブレ、連続4曲。 観客のほとんどの目が、キレのある高校生カップルM田組に向いていたのは少々寂しくもありましたが、私達もスクフカ&カタリーナ直伝の踊りで対抗し、なんとか決勝に食い込むことが出来ました。 私達の知る限りでも、決勝の6組のうち3組が千葉県。1組は大阪で、あと2組は知らないカップル。私達は6位の成績でした。 この競技会のとても変わっていることは、競技会の合間にトッププロのデモがあったことです。 私達がラテンA級戦の決勝を踊り終わるとすぐに、 柳橋&浅見組がタンゴとスローフォックストロットを披露してくれたんです。 観光も出来てデモも見られる、かなりお得な競技会でした。 続いてスタンダード競技です。 グランプリに向けてここ1ヶ月ほどラテンしか練習してきませんでしたので久しぶりのスタンダード競技、相当不安でした。 直前に思い出す意味で4種目のレッスンを受けたんですが、はっきりいって今年の1月レベルに逆戻りしている感じでした。 先生に、何級戦に出るの?と聞かれて、 「A級戦です。」 というと、先生は手で顔を覆い、『ありゃ~』といって肩をすくめてしまわれました。 ちょっとだけ以前よりマシだったのは、春のシーズンで踊り込んだせいか、クイックステップが間違えないで最後まで踊れるようになっていたことくらい。(かなり低レベル) というわけでスタンダードA級戦初挑戦。出場組数26組。 2次予選のタンゴで、大将に振り回された私は首をまたグキっとやってしまい、頭のなかに電流が流れるような感じのまま踊り続けていました。 もうちょっとホールド緩くしてねと言って臨んだ準決勝。 またしてもタンゴで、もっとひどくグキっとなってしまって、怒った私は大将突き飛ばしてそのまま場外に走り去りました。 というのはウソで、頭の中に清涼飲料水がシュワシュワしているような妙な感覚に耐えながら踊り続けました。(ビックリしました?) 大将がスローの途中で『もっと笑顔!』と小声でささやきましたが、頭シュワシュワでは笑顔なんて無理です。 予選はかろうじて通過したものの、決勝までは行けず、準決勝で敗退しました。そこまで行けただけでもビックリです。もうしばらくスタンダードはご免だと思っていました。 全ての試合が終了して表彰式が済むと、出雲を後にし、特急で松江に向かいました。 駅前のホテルにチェックインしたあと私達が向かったのは、 松江堀川地ビール館でした。 ライトアップされた松江城を臨みながらジンギスカンに美味しい地ビール。私はこのために来たのだという充実感がありました。 <松江地ビール・ビアへるん> (つづく)) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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