テーマ:社交ダンス(8331)
カテゴリ:ワンポイントレッスン
今年初めてのスタンダードレッスンで、スローフォックストロットを教えていただきました。
『さあ、どのくらい凄いことになってるか、まずは踊ってみせて。』 いつも久しぶりのレッスンで最初に指摘されるのが『もっと大きく進む』なので、またそれかなと思ったら違いました。 足を滑らかに使うこと。 『サンバじゃないんだからね。』 あららら。サンバでしたか。 『膝は英語でニー(knee)っていうよね。ヒザを使うタイミングはイッショニーだよ。』 ああ、そういうのも以前教えていただきました。(親父ギャグもそのまんま) 『女性は男性を左右に通す道を造るのね。ほ~ら,踊りやすいでしょ。』 『男性は最初の一歩をリードしたら、あとは女性にフォロー。女性の踊ったスペースを埋めて行くだけ。』 そうでした。 ここまでは、今まで習ったことがあるお話でしたが、新しいことも教えていただきました。 ホバークロスは『左アウトサイトパートナーポジション』という男女の左脇腹がくっつく位置に来るそうです。 それと、教科書にはフェザーステップもスリーステップもLODに進むと記載されているということ。 『先生,真中が混んでて踊れない時に使えるステップ,なんか教えて下さい。』 という質問に対するお答えでした。 競技会でみんなが中央斜めに踊って行くのはその方がきれいに見えるからだそうです。 ですから、『真中が混んでるなあ。』と思ったら、LODに沿ってフェザーステップやスリーステップをくり返せばいいんですね。 今回一番の収穫は、女性の意識改革でした。 皆さんは違うと思いますが、私は男性のフォローというより自分のルーチンを踊っていたんです。 シャドーで踊っている二人がたまたまくっついて一緒に踊るみたいな感じ。 とっさの対応なんかできっこないんですよ。止まるしかなかったんです。 『そろそろ、そういう時期が来たと思うから次の段階に行こうね。ステップの山をかけないでね。』 先生が私と組んで下さって分ったんですけど、ルーチンが決まってなくても踊れるんですね。 こんなのパーティでいろんな方と踊っておられる方にとっては当たり前のことだと思いますが、私は次に自分が何をするのか決まってないと不安なんです。 『女性は基本的にナチュラル系はフェザーステップ、リバース系はスリーステップを踊り続ける。自分で予測して先回りしないこと。』 『男性はヒールターンさせたいときは動きをゆっくりにする。そうすると女性は自然に足をそろえたくなるのね。』 ほんとだ。大将のリードでも分る! 『いろいろ試して練習してみて。ハイよく出来ました。今年最高の踊りだったね。』 そりゃ、今年最初の踊りですから確かに今年最高ですけど、いままで操縦桿握ってたのをいきなり取り上げられた様な感じ。 私達が知ってるスローのステップはそんなに多くないんですが、それらをいろんな順番でつなげられると分ったので、あとは大将の得意なロゴブロックの才能を活かしてもらって、フロアクラフト自由自在になれたらいいなあ。 男性が的確なリードでステップの変化を知らせる。 (これがまず問題だな。『つぎ、なにしますか。』の人だし。) 女性はそれにシャープにフルパワーで反応する。 (これもすぐにはできないよ。暴走ミニトラックだから。) スタンダードもちょこっと面白くなってきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ワンポイントレッスン] カテゴリの最新記事
|
|