テーマ:社交ダンス(8310)
カテゴリ:アニメのはなし
2008年に放映されたTVアニメ第一期『夏目友人帳』の全13話を見ました。
ゲゲゲとはちょっと違う、おしゃれな妖怪ものです。 すでに3期まで放送されていて、2012年1月からは第4期がテレビ東京系列で放送予定だそうです。 両親を早くに亡くした夏目貴志(なつめ たかし)は妖怪が見えるという特殊能力のせいで気味悪がられ、親類をたらい回しにされて来ました。 高校2年の今は親切な藤原夫妻に引き取られ、やっと平穏な日々かと思いきや、下校途中に『レイコー!』といって一つ目の妖怪に追いかけられます。 レイコというのは彼の祖母の名前。 彼女は夏目と同様に強力な妖力を持っていた人で、出会う妖怪たちをことごとくやっつけ名前を奪うことで彼らを家来にしていたのです。 その名前を書き付けた『友人帳』は夏目が祖母の遺品として譲り受けていました。 それを知った妖怪たちが名前を返してもらいに夏目の下へ次々やって来るようになったんです。 中にはその友人帳を奪って妖怪たちを支配しようと目論む妖怪もいました。 そんな周り中敵だらけの中、夏目に初めての助っ人が現れます。 妖怪に追われて逃げ込んだ神社で誤って決壊を切ってしまったことで蘇った招き猫がいて、彼は本当は『まだら』という上級の妖怪なんですが、成り行き上妖術の先生および用心棒として夏目の家に住み着くことになります。 普段はデブな三毛猫の姿で徘徊し、いざという時だけ巨大な白いキツネのような姿になります。 実にいろんな妖怪が出て来るんですが、友人帳はなかなか減って行く気配がしませんし、友人帳に絡まないエピソードもたくさん盛り込まれていてこれは長く続きそうだという気配です。 普通の人が見えないものが見えてしまうというのも、ちょっとありがた迷惑な感じではありますね。 妖怪のことを『あやかし』と呼んでいましたが、こういうのって海外で言う妖精とも違うし小人さんでもないし、幽霊ともちょっと違う、なんだか凄く『和』を感じる存在です。 名前をとられると支配されるという発想も、『千と千尋のかみかくし』でもそうでしたけど、なんか日本独特と言う気がします。ゲド戦記でもそう言うのあったかな? エンディングのテーマ曲を中孝介(あたり こうすけ)が歌っているんですが、これがいつも絶妙な感じで流れて来るんです。 一話完結で進み毎回ハッピーエンドなので『あー、よかった』と言うタイミングでふわーっとこの曲。実にいいです。 こちらからどうぞ。 夏夕空お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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