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ジャズ・ファンなら知らない人はいない伝説のサックス奏者チャーリー・パーカー。
彼の34年の短い人生がジャズ大好きなクリント・イーストウッド監督によって映画化されました。 だいたい伝説のミュージシャンは早死にする人が多いんですが、この人の場合は15才の時に覚えた麻薬、それに酒で身を滅ぼしたといえるでしょうね。 肝臓も悪くて潰瘍も患っていた様子。 白人ダンサーのチャン・リチャードソンと結婚して3人の子供に恵まれますが、娘の一人は彼の演奏旅行中にニューヨークの自宅で亡くなっています。 もう随分昔ですがニューヨークに行った時、ソーホーにあるジャズクラブに行くオプションツアーに参加したんです。 黒人のお客さんしかいなくてジロジロ見られてちょっと怖かったですね。 薄暗いライブハウスはタバコの煙が充満していて、闇の中に白目だけが動いてそれがみんなこっち向いてるってかんじです。 『お前なんかにジャズの何が分かる。』 そんな視線でした。 バードというのはチャーリー・パーカーの愛称で、その名を冠したバードランドというジャズクラブが今でもニューヨークにあるようです。 大御所ジャズプレーヤーが数多く出演し、ライブ版のレコードも数多く残っているそうですよ。 私はあまり、というよりほとんどジャズは知らないんですが、チャーリー・パーカーという名前くらいは知っていました。 彼の功績は、1940年代初頭から始まったモダン・ジャズの原型となるビバップスタイルの創始者であることです。 モダンジャズの父とも神様とも呼ばれています。 スタンダード・ジャズのコード進行に沿った形でアドリブ演奏が入り、メロディの原型をとどめないほど変わって行く即興の面白さを追究したドラマチックな演奏。 スイング・ジャズはよくダンス曲として使われますが、モダンジャズはちょっと踊り難い感じです。 演奏者のその日の出来に大きく左右されるものですけど、これって現代のロックのライブでも多用されていて、延々とギターソロとかドラムソロとか聞いてる方もそう言うの好きじゃない人は飽きるんですよね。 映画の中の観客はみんな音の意外性を好奇心を持って聴く人たちばかりで、小刻みに身体を揺すりながら面白い演奏には曲の合間でも惜しみない歓声や声援が飛んでいました。 『バード』(Bird)は、1988年のアメリカ映画です。 是非ともお勧めという感じではありませんが、ジャズの名曲が多数登場しますので好きな方には見逃せない一品だと思います。 予告編はこちらからどうぞ。 バード[映画のはなし]カテゴリの最新記事
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