テーマ:社交ダンス(8315)
カテゴリ:競技会関連
風もおだやかな快晴で,絶好の行楽日和。
新幹線を熱海で在来線に乗り換えると、何組かの競技選手と一緒になりました。 家から3時間ほどなので日帰りが出来るのと、JDSFのラテンの試合のようにべらぼうに早起きしなくていいのでJPの試合は割と気に入っていて今年2回目の参加です。 ただ交通費が馬鹿にならなくて、二人で片道1万円くらいかかるんです。 海外遠征で我が家のダンス基金も底をついていましたので、今回の遠征は各自負担ということにしました。 これだけ時間もお金も使ってるんですから,もちろん手ぶらで帰る訳にはいきません。 何が何でも成果を出したい所です。 今回はラテンとスタンダード,両方ともA級戦にエントリーしていました。 最初はラテン。 参加メンバーのほとんどが神奈川、静岡の選手の中、9組で準決勝。5種目連続でした。 まだ時差ぼけから抜けてないのかボヤーっとしたまま踊ってしまい、ジャイブで突然ルーチンを忘れるという失敗をします。 それは特に成績に響かず決勝に進みましたが、今度は決勝のジャイブとルンバで失敗。 6位でした。 でも失敗と言ってもせいぜい1小節か2小節ですからね。 そこばっかり大将に責められてだんだんむかついて来ました。 他の種目がよければ2種目ダメでも6位にはならないはずなんです。 完全に不仲のまま望んだスタンダードA級戦。 ただでさえ練習不足でガタガタなのにますます噛み合ない踊りであえなく1コケ。 すぐに結果が張り出されるのでそれが出るまでの間、私は自分のせいにされて納得のいかないラテン決勝のポイント集計をじっくり見てみることにしました。 ビックリしましたね。 ここまではっきり評価が2分する試合って滅多にないです。 7人の審判のうち3人が1~2位をつけてくれているのに対し,残りの4人の審判が5~6位をつけていたので多数決で6位ですよ。 名司会で有名な玉城先生は私達に全種目1位をつけてくれていたんです。 それに私が失敗したせいだと攻められていたルンバが5種目の中で一番マシな成績でした。 それを言うと大将は責めたことを反省したのか、私が欲しがっていたイヤリングを会場で買ってくれたんです。 オー,太っ腹じゃん。 審判長だった玉置先生が表彰式のあとで声をかけて下さって、 『1位だと思ってたのに6位だからビックリしちゃったよ。みんな何考えてんだろうね。全然分からんよ。』 とおっしゃってました。 まあ,いろんな見方があるんでしょうね。自分たちの踊りがいいと思ってくれる審判もいるというのは励みになります。 このくらいのレベルになって来ると、どんな審判にも有無を言わさずいい評価を得るのって大変です。 突き抜けたよさがないとダメなんですよね。 でも,あと一人、審判を味方に付けられたら多数決でひょっとすると1位だったのかもしれないのかな? この会場は窓から海の見える素晴らしい所なんですけど,のどか過ぎて競技会場のなかでツバメが飛び回ってるんです。 フロアに落ちてるストーンを虫と勘違いしてるのか、かなりの低空飛行。 最寄り駅の網代にもホームで野良猫が遊んでるし。 ところで帰りの切符を買おうと駅まで歩いて来たときのこと。 行きの切符は私が買ったので帰りは大将が買うことになってました。 ところが私にイヤリングを買ってくれたお陰でお金がないというんです。 アホか。 『カードで買えばいいと思ったんだけどさ。』 カードも持って来るの忘れてるし。 私もそんなに持ち合わせがなかったんですけどなんとかかき集めて新幹線に乗れました。 よほど眠かったのか水のみ鳥のように船をこぎまくった私。何度かゴロゴロ鞄の柄に頭をぶつけては起き、9時頃家にたどり着きます。 お土産は前回と同じ、6位のガラスのトロフィー。デザインも同じリバースロールでした。 いつもブログを通じて応援して下さる皆様、どうもありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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