カテゴリ:こんなの欲しい
ヤグダがレッスン終わるころにかなり控えめにこんな風に切り出しました。
『昨日のドレス、とてもかわいらしいイメージだったでしょ。ちょっとイメージチェンジって言う意味でセクシーなドレスどうかなって思ったの。実はいくつか持って来てるんだけど、よかったら試してみてくれないかしら。もちろん押し付けるつもりはないのよ。』 最初に試してみたのはヒョウ柄。 ヤグダとは背格好がほとんど同じなので長過ぎるとか言う問題はないんですが、スリム度は違うんですね。 でも全然問題ありませんでした。すごくカッコいいんです。 アンダーパンツは金色。 でも大将に言わせると『ウエストが隠れてるから太って見える』そうで、却下。 2着目に試したのは黒のシースルーで薄い黒いガーゼのような生地で全身が覆われているんですが高い首と背中のまばゆいストーンが印象的。 背中に縦に入っている石は銀河の流れような美しさで、以前持っていた夜の女王に雰囲気は似てるんですがずっとゴージャスなんですね。 ルンバなんか踊ると背中の動きが凄く見えて、さらに痩せて見えるというオマケ付き。 これ、いいなあ。 するとユーリが残っていたもう一着を持って乱入。 『こっちのドレス、絶対似合うってヤグダと言ってたんだよ。是非これも着てみて。』 それはブルーメタリックの水着の上に黒のレースのような長い袖のついたドレスでした。 ぱっと見た時ムササビみたいだなと思って候補に入れてなかったんですけど二人のお勧めとあれば着てみる価値はありそうです。 確かにカッコいいしユニークなデザインなので間違いなくフロアで目立ちそう。 でもムササビ袖はヒールがひっかかると怖いし、上手くさばいてジャイブ踊れる自信がなかったのでこれは却下。 候補として残ったのが銀河ドレスでした。 凄くぴったりとしたシースルーなので絶対に太ったら着られないんですけど、ドレスのために必死にシェープアップするかも。 ユーリはすっかり営業マンと化していて、褒めまくるんですよ。 『君みたいなナイス・バディにはぴったりだよ。足も長く見えるし凄いセクシー。』 誰かにナイスバディだなんて言われたことない私としてはもう耳まで真っ赤な感じだったんです。 大将なんか後ろで吹き出してるみたいだし。 でも女性っておだてられ続けるとだんだんその気になっちゃうもんなんですね。 それでヤグダに銀河ドレスのお値段を聞いてみました。 彼女のドレスというよりスポンサーが作ってくれたドレスらしく、言い値は1200ユーロだったんですけどもうちょっとまけてもらえないかスロベニアに問い合わせてもらいました。 ブラックプールのフリーダンスで一回しか着ていないと言ってましたけどほとんど新品でヤグダの香水の甘い香りが若干残っています。 これ、日本で作ったら多分ハロウィーンドレスと同じぐらいのお値段だろうな。もっと高いかも。 円高だから1ユーロ100円くらいだし、凄くいいお買い物のような気もしていたんです。 結局1000ユーロまでまけてもらえて交渉成立。 『これ着て踊ってる写真があればいいんだけど。』 ユーリとヤグダは今月号のダンスビユウでタカダンスのモデルやってるくらいですからスタイル抜群なんですね。 その彼女のドレスを私がどれだけ着こなせるか心配ではありますが、早速次の試合で試してみるつもりです。 乞うご期待! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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