テーマ:社交ダンス(8311)
カテゴリ:ビール大好き
『誰にも似てない、小樽ビール』
北海道行きを決めた途端、ここに行こうと手ぐすね引いて待ってた場所です。 もちろん試合がメイン(のはず)ですが…。 運河沿い小樽倉庫No.1に1995年夏に誕生した小樽ビール。 キャッチフレーズに示される意気込みは、本物のドイツビールをつくっているという自信の現れでしょうね。 コンビニで売ってた缶ビールも美味しかったですから、これは期待できそうです。 まずはざっと地ビール工場見学。 ネットでは予約が必要とか書いてありましたけど、勝手に見ていいとのことでしたので、ホントにざっとですけど一応地ビール製造工程の展示を見させてもらいました。 そしてお待ちかね、こちらが小樽ビールのピルスナー(写真左)とヴァイツェン(写真右)。 このピルスナーというビール、今まで何度もご紹介して来ていますが、ドイツで『とりあえずビール』といったら出てくる代物です。 いままで知らなかったんですがこのビールが発明された場所ピルセンは、現在チェコ共和国だそうですよ。 来年のシニア1世界選手権はチェコなんですよね。行きたかったなあ。(動機が不純ですが) 小樽ビールは1842年にピルセンで作られていた伝統的製法に乗っ取って作られているらしいんですが、何が違うのかというと手間ひまかけてるってことらしいです。 ヴァイスはフルーティな夏にぴったりのビールです。だいたいバナナ味が多いですが、ここのヴァイスはそれほど甘ったるい感じではなく北海道の夏空のような爽やかなお味でした。 ヴァイスというのはドイツ語で白という意味なんですが、俗語では小麦のことを指すそうです。 ここでは原料の麦芽に占める小麦の割合を50%以上まで高めているのが特徴とのこと。 続いてちょっと変わり種のフルーツ・ハーブ・ライトビールを試してみることにしました。 木いちごのシロップをヴァイスに加えた赤いヒムベーアビール、香草を加えた緑のヴァルトマイスター、レモネードで割った金色のラードラァの3種類の中で私が選んだのは緑(写真左)。 ヴァイスビールにクルマバ草という香草を加えた爽やかな風味が特徴と書かれてありました。リラックス効果の高い香草で、ドイツでは500年前から飲まれていたとか。 ちょっとこれは失敗でした。 私は大将みたいにスィーツつまみにビール飲めるタイプじゃないので、一口飲んでその甘さに辟易します。普通のヴァイスの方が百倍上手い。風邪ひいた時子供が飲むシロップみたいでした。 気を取り直してシュバルツ(写真右)に行ってみました。ドイツ語で黒という意味で、そのまんまですが黒ビールです。 旧東ドイツ伝統の黒ビールで初めて醸造されたのは1543年とか。 ここではそれよりもやや軽めにつくっているそうですが、コーヒーみたいな味わいがソーセージや豚肉料理に合うんですよね。 夕焼けの空を眺めながら時々やってくる運河クルーズの船に手を振ったりして、くぴくぴ飲むビールは最高。 こういう贅沢な時間が持てたのも試合に負けたお陰なんて言ったら大将にぶっとばされそうですが、負けても美味しいビールが頂けるのはうれしいことです。 ホテルに帰ってからまたコンビニで買って来た小樽ビール飲みましたよ。他に『よなよな』も『オラホ』も『すすきの』も。コンビニで地ビールいっぱい売っててうれしいさ爆発ですわ。 やけ酒っぽくなかったけどこの日はよく飲みました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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