テーマ:社交ダンス(8308)
カテゴリ:アニメのはなし
ダンステクニックも繰り返し踊り込むことで身に付いて行きますが、ドライビングテクニックも走り込みが必要なんですね。
しげの秀一の『頭文字D』(イニシャル・ディー)は、以前から気になっていた漫画でした。アニメ版First Stage全26話、強烈に面白くて何度も見てしまいましたよ。 主人公の藤原拓海(ふじわらたくみ)はいつもボーっとしてるような目立たない高校生です。 親友のイツキと1ヶ月前に運転免許をとって、近所のガソリンスタンドでバイトしていますが、イツキのように『走り屋』に憧れたり車が大好きという訳でもなかったんです。 バイト仲間の池谷先輩は秋名スピードスターズというチームを作っていいて、夜になると近所の秋名山へドライビングテクニックを磨きに出かけていました。 ある日、群馬最速と言われる赤城レッドサンズというチームから秋名山での交流戦を持ちかけられます。 プロレーサーからも注目される頭脳派の兄・高橋亮介は関東最速プロジェクトを立ち上げていて、県内最速のレコードを次々と塗り替える負け知らずのドライバーでした。 弟の啓介もチームNo.2の実力者で、親が金持ちなのでいい車に乗ってます。兄はFC3S(RX-7)、弟はFD3S。 バトルを持ちかけて来たのは弟の啓介でした。 勝ち目のない戦いですがあとには引けない池谷。地元の意地を見せたいとバイト先のオーナーに相談すると、秋名の下り最速は豆腐屋の親父だと言われます。 何とかチームのために走ってもらえないかと豆腐屋に日参しますが『可能性は五分五分だ』といわれ交流戦当日を迎えてしまうんです。 スタート時間ギリギリになって現れたのはボディに『藤原とうふ店』の文字が眩しい古いパンダトレノ、通称『ハチロク』です。なんでこう呼ぶのか知らなかったんですけど、AE86という車両型式番号らしいんですね。 走り屋の皆さんは車をそう言った番号で呼ぶものらしいです。 車から降りて来たのは親父の文太じゃなくて息子の拓海。 親友のイツキも池谷先輩もビックリ仰天です。 ボーっとしてて車に興味なさそうだった拓海、実は親父に負けない凄いドライバーだったんですね。 毎朝4時起きで山向こうのホテルまで雨の日も雪の日も豆腐を配達していたのは拓海でした。 中学のときから5年間(無免許で!)地元・秋名山を走り込み、早く家の手伝いを終わらせたいがために知らず知らずのうちに素晴らしいドライビィング・テクニック身につけていたんです。 親父曰く『ハチロクがドライバーを育てる』だそうです。 拓海にとって車の運転イコール家の手伝いなので交流戦にも興味はなかったんですが、ここで勝てば彼女とデートするのにガソリン満タンで車貸してくれると親にそそのかされて来てしまいました。 車の描写がリアルでしたね。コーナーを責める慣性ドリフトとか凄い迫力だしスピード感があって思わずまばたきするの忘れます。 インサイドぎりぎりに突っ込んで行くことを『インベタ』と言うらしいんですけど、ガードレールすれすれでラインに無駄がないし、コーナーからの立ち上がりもぶれずにきれい。 余裕の片手運転で拓海が勝利します。 この噂はあっという間に広まり、腕に覚えのある走り屋が次々とハチロクに挑戦してきました。 『妙義ナイトキッズ』No.1の中里はR32(GT-R)で、自称ダウンヒル最速の庄治はEG6(シビック)で。 連戦連勝の拓海ですが、秋名以外の山で勝負したことはありませんでした。 そこに現れたのが碓氷峠のエンジェル、ブルーのシル80(シルビア)に乗る最速女性ドライバーマコちゃん。 秋名以外の山でも雨のダウンヒルでも勝利したところで、ついに群馬最速と言われる高橋(兄)の登場です。 拓海がコーナーをよりシャープに曲がるために使っている『溝走り』、あんなこと出来るのかと思うような技です。 時速100キロ越えでキンコン鳴らしながらコーナーに突っ込むなんて普通自殺行為ですもんね。しかも山道だし。 豆腐屋の親父さん、いい味出してます。 『ドラテクなんてもんは教えられて身につくもんじゃねえ。自分で見つけるもんさ。』 実は私、免許とって一番最初に買った車がカローラレビンだったんです。中古ですが。 これね、知らなかったんですけどトレノと同じ『ハチロク』だったのかもしれません。 大将は『ハチゴでしょ』って言うけど。 それで天体観測とか行ってました。 坂道で危うくレッカー呼ぶ羽目になった私ですから、ドリフトなんてむりむり。 筑波山責めたことなんかありませんよ。地味に走っておりました。 大将も『走り屋』じゃなさそうです。イタリアの山で分かりました。 『ボクは踊り屋だよ。』 だそうです。 私達にとって頭文字Dは『DANCE』のDか...。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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