テーマ:社交ダンス(8307)
カテゴリ:映画のはなし
わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又(かつしかしばまた)です。
寅さんシリーズ第1作目を見ました。 この映画が作られた昭和44年(1969年)当時、寅さん役の渥美清さんは41歳。 ほっぺたツルツルでした。 妹のサクラ役、倍賞千恵子さんも若い! マドンナは柴又帝釈天の御前様の娘,冬子(光本幸子)。 あの写真を撮る時『チーズ』じゃなくて『バター』と言ってしまう御前様(笠智衆)に娘がいたんですね。 当時26歳と言ってました。今年の2月に亡くなられたそうです。 寅さんを見るというのは私の子供の頃、盆暮れの年中行事になっていて、必ず母と二人で錦糸町の楽天地という映画街に繰り出して見ていたんです。 ただ、この1作目はひょっとすると後々テレビ放映されたのを見ただけだったかもしれません。 さくらの結婚エピソードもなんとなく覚えていました。 知らなかったんですが、寅さんてお兄さんがいたんですね。 20年ぶりに故郷柴又に帰ってくるところからこのシリーズは始まり、冒頭でその亡くなったお兄さんについて触れていました。 妹のサクラもお兄さん同様優秀で丸の内にお勤めだったんです。 寅さんだけちょっと傾向が違うのは、腹違いの兄妹なんだそうで、父親が芸者に生ませた子だとサクラの見合いの席でぶちまけてました。 それにしても懐かしかったのは江戸川の土手や帝釈天や商店街,お祭り,それにご近所付き合いですね。 舞台となった柴又に私の実家が近いので、舗装されてない道端で遊んでる子供が自分に見えたりしましたよ。 寅さんはフラれるとぷいっと旅に出てしまうんですが、今回は旅先が京都で、一緒に見てた大将も『ボクはこの時ここにいた。』との事で、映画を通じて微妙にリンクした二人の昭和を懐かしんでおりました。 寅さんの叩き売りの名調子も久しぶりに聞きました。 山田洋次監督作品。 公式サイトはこちらです。 男はつらいよお気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/05/30 12:54:49 PM
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