テーマ:社交ダンス(8260)
カテゴリ:アニメのはなし
テーマは『師弟の信頼関係』でした。
街一つを破壊するほどの強力な術を持った土蜘蛛一族は、先の大戦の協定によりそれを禁術とする代わりに一族がピンチの時は木ノ葉の里から助っ人を出すという決まりになっていました。 ヤマト隊長、ナルト、サクラ、サイの第7班に緊急指令が下ります。 禁術を相伝した孫娘の住む葛城山が襲撃を受けた様子。 これはNARUTO 疾風伝(自来也VSペイン・サスケVSイタチ編)から続く、疾風伝144話 - 151話(総和数364-371)までのお話です。 孫娘のホタルは一族から疎まれていました。 禁術を狙った賊がいつ彼女を狙って襲ってくるか分からない状況で、そのとばっちりで被害に遭うことを怖れたからです。 そこで里から離れた葛城山で、従者である老人のトンベエと風来坊のウタカタと3人で暮らしていました。 ウタカタは霧隠れの里からの抜け人で、師匠殺しの罪で追われています。 怪我の手当をしてもらったことを恩義に感じて成り行き上ホタルを助けますが、自分のことを『師匠と呼ぶな!』とホタルを拒み続けていました。 ウタカタは師匠に殺されそうになったことがトラウマになっています。 ウタカタの術はシャボン玉を自由に操ることで、ジョジョのシーザーの忍者版と言った感じです。 ひょろっとしてて見た目弱そうなんですが、霧隠れの里でも必要とされる人材でかなり強い。 師匠は実は自分を殺そうとしたのではなく助けようとしてくれていたのだと言うことを、ナルトや周りの人たちの話しから感じ取って行きます。 最終話では特に男前でした。 権力を求める土蜘蛛一族の生き残りシラナミによって無理矢理禁術を発動させられたホタル。 彼女を命がけで救ったのは、ホタルの『師匠』であるウタカタでした。 NARUTOがただの忍者ものでないのは『尾獣』の存在があるからでしょうね。 強大な力を持った怪獣で、ただ一つの制御法は人の体の中に封じ込めること。 ナルトの身体にはシッポが9本の九尾が入っていますが、実はウタカタの身体にも六尾が入っていたんです。 尾獣の持つエネルギーを世界征服に利用しようとしている集団『暁』も彼を追っています。 皆さんはダンスで、どんな師匠,どんな弟子ですか? 先生と生徒、必ずしも深い信頼関係で結ばれていなくても学問や技の習得に支障はありません。 教えてもらう代わりにだいたいは報酬を払いますからね。 ただ生徒としてはもっと目をかけて欲しいし、かまって欲しいし、出来れば自分が知らない才能なんかを見つけ出して伸ばして欲しい。報酬以上のものを望んでしまうんですよね。 いろんなことを教えてもらっても、結局は自分で試行錯誤して自分でコツをつかみ取らなければ身にならないと言っていたナルトの言葉は本当だなと思いましたよ。 先生としてみれば、何度同じこと言っても進歩がない生徒より、どんどん吸収して自分を越えるような成果を出してくれる生徒の方が教えがいがあるでしょう。まあ覚えが多少悪くても金払いのいい生徒は手放したくないでしょうけどね。 忍者の師弟関係にはお金のような媒介するものがありませんから、間に信頼関係がないと成り立たないのかもしれません。 大蛇丸のように命を報酬に求める師匠もいますが...。 ナルトの師匠だった自来也は、身勝手な所はありましたがいい師匠でした。 厳しいだけでなく優しさももちあわせていて、九尾のパワーに圧倒されそうなナルトをまさに命がけで救ったこともあります。 久しぶりのナルトは面白かったですね。 また忍者のマイブーム復活の兆しです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/02/17 08:32:55 PM
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